着々と講演会の準備をしています!
あと一週間でパブラボ講演会です。
5/10(月) 19:00~ ズームにて
今まで書いたブログを読み返し、その時々に感じた私の想いをメモして一覧にしてみて、それらを講演会で伝えられるかどうかを一つ一つ検討してみました。
パワポ作りも佳境に入っています。
そしてこれから、話す内容をまとめていきます。
約50分間の講演で、使うスライドはナント驚異の76枚!!!!!!
はたして時間内に終わるのだろうかと不安になってしまいますが・・・
皆さん、どうかお時間がある方は聴いてください。
そして、お知り合いに地域づくりに関心がある方がいたら、どうかシェアして下さい。
必ず「聞いてよかった~」と思って頂けるような話をします!
この3年間の貴重な経験を分かりやすくまとめて、皆様のお役に立つような話をします!
何卒よろしくお願いします!
お申し込みはこちらから↓↓↓
講演会を行います
株式会社Public dots & Companyが主催する地方議員のための勉強会で、「えんじょるの講演会」を行うことが決定しました!「ICTと有償ボランティアによる新しい助け合いのカタチ」を詳しく解説します。
日時:令和3年5月10日(月)19:00~20:30
参加費:無料
zoomによるオンラインにて
大勢の地方議員の方々が参加されます。一般参加も自由ですので、ぜひ聴いてくださいね!事前のお申し込みが必要です。こちらからどうぞ↓↓↓
初めての講演会!えんじょるのの良さを全国の政治家の皆様に伝えるチャンス!
頑張りまーす!(^^)!
人類をぎゅうぎゅう詰めにしてみました
変なタイトルでしょ!(^^)!
最近のコロナ禍で、「本日の感染者1000人」などどよく聞きますが、 私は果たしてそれが多いのか少ないのかさっぱりイメージができないでいました。
そこで思いついたのが、この人数を金額に例えてみると少しイメージが湧くようになったのです。例えば1000人=1000円。
日本の人口は1億2000万人なので1億2000万円。だからもし私が1億2000万円持ってい たとしたら、今日1日で1000円使ったとイメージすればよく分かりませんか?
なるほど。 その程度か…というのが正直な感想。
そんなことを考えてるうちに、 またこんなことを考えました。
世界には70億人の人がいるけれど、 地球儀のサイズで見たら人の大きさはウイルスくらい小さくてとても目で見えません。見えないから本当に人がどれだけいるのかイメージできない。
そこで私は考えました。
「もし世界中の人を一箇所に集めてぎゅうぎゅうづめに整列させたら地球儀サイズで見ても見えるかもしれない!」
人間の幅を横50 cm 縦30 cm と仮定し、その一人一人を横10万人、縦に7万人整列させれば70億人の集まりができます。そしてその面積は計算したところ1050平方キロメートルになりました。これは調べてみると東京都の面積の約半分、そして太平洋に浮かぶタヒチ島と同じ面積でした。
これでも見えない・・・
世界中の人を一か所に集めても、地球サイズで見たら点にも見えないなんて、驚きませんか?
これも以前計算したことがあるのですが、面白いことに、コロナウイルスを900万倍の大きさにすると、ほぼ人間の大きさになります。同様に人間を900万倍の大きさにすると、ほぼ地球の大きさになるのです。
そう考えると、もしかすると地球にとって人類とは、4万年前に突如地上に現れて増殖し地球環境を破壊しようとする、コロナウイルスのような存在なのかも知れません。
荒れ狂う異常気象や大災害を目の当たりにしていると、地球が人間というコロナウイルスを排除しようとする免疫反応のようにも見えてしまうのです・・・
地球にしてみたら小さなホクロにも満たないような人類。いつまでも好き放題してると、そのうち地球に根こそぎ排除されてしまうんじゃないかなぁ、と思う今日この頃でした。
続けることの凄さ
90才って聞くとどんなイメージですか?ヨボヨボ?要介護?
そんな方に、今日はスゴい映像5連発。
現役ケアマネの私も衝撃受けました。
百聞は一見にしかず。今日は何も語りません(笑)
91才の体操選手https://fb.watch/4VHIU6VVZ7/
93才のテノール歌手
90才のゲーマーユーチューバー
85才の現役モデル(映像1分25秒で登場)
89才のフィットネスインストラクター
皆さん、すごすぎる・・・
すごい補助金がありました!
事業再構築補助金って知ってます?
どれくらい凄い補助金かと言うと、 通常行われる補助金は年間1000億円規模、 でもこの補助金はなんと10倍の1兆円規模!
こんな大規模な補助金、史上初だそうですよ。
これはコロナで業績が低迷した企業を救うための補助金で、 今の事業を見直して新しい事業にチャレンジする企業の設備投資等を支援するものです。
例えば飲食店が、新しい商品を開発してネット通販を始めるとか、 タクシー会社が食品宅配サービス業を始めるとか。そのために車を買ったり建物を建てたりシステムを構築したり、そう言った一番お金がかかる部分を補助してくれるんですよ。
実は「えんじょるの」もこの補助金を申請しようと思っていました。
この補助金を使えばシステム改修ができる! そう思って当初はワクワクして準備をしていたのですが、
残念ながら応募要件に該当せず、結局応募すらできませんでした・・・
発表された応募要件は次の3つです。
(1)売上が減っている
申請前の直近6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少している。
(2)事業再構築に取り組む事業再構築指針に沿った新分野展開、業態転換、事業・業種転換等を行う。
(3)認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する
(2)(3)は難しいのでここでは割愛して、問題は(1)!
要はコロナの影響で売り上げが昨年より10%以上減少している会社じゃないと応募できないのです。
ちなみにえんじょるのは、昨年売上・・・・ゼロ。
今年も現時点では、ゼロ。
つまり、昨年と同じ売上なので要件に該当しないという事なのです!(一応、商工会に電話で確認しました。)
オーマイガー!
せめてゼロは特例で認めてください~!
またまたzoom説明会をしました
昨日は山口県宇部市でデイサービスを運営しているA社からお問合せを頂きました。そこで早速zoomによる「えんじょるの」の説明会を実施!
実は私、今回のミーティングをするまで、民間事業者から「えんじょるの」が関心を持たれるとは思っていませんでした。何故なら、このシステムを運用しても儲からないから!
何故儲からないかというと「えんじょるの」は、配送コストはゼロですが、収入もゼロ。そして少しだけ運営経費はかかるという代物。だからやればやるほど、その運営経費分だけ赤字になってしまうからです。(でも運営費は滅茶苦茶安いんですけどね・・・)
だから私は、
「やっても儲からないから、民間事業者はまずやらないだろうなぁ~」
と思っておりました。
しかし、今回の話合いの中でA社からあった提案は、この「えんじょるの」をプロモーションに使うというものでした。つまりこういう図式。
A社がえんじょるのを運用する
↓
地域に住む沢山の高齢者が助かる
↓
えんじょるのとA社の評判が高まる
↓
A社のお客様が増える
ほほぉ~、なるほど。
この図式通りになれば、えんじょるのも広がるし、A社にとっても抜群の宣伝になるなぁ。
という訳で、新たな広がりの可能性を感じたミーティングだったのでした。
A社の社長はとても地域づくりへの想いの強い方。買い物弱者問題を解決する為に、自らも色々な取り組みをされています。
A社の様な素敵な会社が一緒にやってくれると心強いなぁ~!
高齢者の見守りについて思う事
「見守り」って、私は以前から違和感を感じていました。
よく自治体では「地域の見守り体制の構築」なんていう目標を掲げることがありますよね。
介護保険の認定調査でも、自立、見守り、一部介助、全介助とランク付けされていますが、この「見守りレベル」っていうのは、要は「ほぼ自立してはいるけど、事故を起こす可能性があるから、常に目を配っていたほうが良いレベル」ってことなんです。
でも考えてみて下さい。頻繁に目を配っていても、事故を起こすのは一瞬なので気が付いた時はすでに時遅し。転倒したり、誤嚥したり、溺れたり。つまり、見守っていても事故を未然に防ぐことはできなくて、事故が起きた後の発見が早いだけなのです。
例えば、一人暮らしの高齢者が転倒して骨折したとしても、見守り体制ができていればすぐに発見されて救急車を呼んでもらえるし、心臓発作で急死したとしても、頻繁に見守りがあれば死後時間が経ってしまう前に発見してもらえるという事。
確かにそれはそれで大きなメリットです。例えば「事後発見」を早める手段として最適なのはAIセンサー付きのカメラで24時間高齢者を監視し続けることではないでしょうか。これが実現すれば、事故が起きた瞬間に緊急通報することが可能です。例え人権無視と言われようが、目指すところが「事後発見の早さ」であれば、この方法が最適でしょう。
ただ私は、これでは後手の対策でしかないように感じてしまうのです。
通常高齢者が事故を起こす前の段階として、フレイルという状態になります。
フレイルとは、加齢により心身・認知機能が衰えてくる虚弱状態の事です。そして、フレイルになると、少しずつ生活課題が発生してきます。例えば、
・買い物に行くのが大変になってくる、
・銀行や役場に行けなくなる、
・掃除や片付けができなくなる、
・ゴミがたまってくる
など。そしてそれが進行してくると、以下の様な問題となって表面化してきます。
・買い物に行くのが大変になってくる⇒食生活の乱れによる栄養不良
・銀行や役場に行けなくなる⇒支払い滞納・諸手続の滞り
・掃除や片付けができなくなる⇒不衛生・引きこもり
・ゴミがたまってくる⇒ゴミ屋敷
そして最終段階として心身異常、つまり住宅内外での事故、病気、死亡につながるのです。
だから、いくら事故が起きた際に早期発見できたとしても、その前段階を放っておいたら問題解決にはならないということ。つまりフレイルの段階で出てくる生活課題を解決することが大切なのです。そういった生活の手助けを普段から近所の住民同士で行う事ができれば、単にAIを使って「見守り体制を構築」するだけよりも根本的な問題解決になるし、そうやって関わる事自体がご近所同士の見守り体制になる・・・そう思いませんか?
これが、私が「えんじょるの」を広めたい理由です。
将来的に「えんじょるの」は買い物代行だけではなく、外出付添い、ゴミ出し、掃除片付け、趣味娯楽の付添い、行方不明者捜索にも使えるシステムにしたいと思っています。それが実現すれば、フレイルの段階で出てくる生活課題を近所の人たちの手助けで解決できるようになると思っています。
どうかこの夢が実現し、一人でも多くの仲間が出来ますように!
衝撃の値段
「えんじょるの」のウェブシステムは、プログラマーのIさんがたった1人で作っています。
私自身はプログラミングの事は全くのど素人なのですが、一番最初にこのシステムを作ろうと思った時、ナント自分でプログラミングを勉強して一人でシステムを作ろうと考えたのです。
なぜならお金がなかったから(笑)
(いやぁー、怖いもの知らずと貧乏も時には推進力になるのですね😆)
そこで私は、まず誰か詳しい人に効率の良い勉強のやり方を教わろうと思い、ネットで近所に住むプログラマーを探し、最初に連絡をしたのが、Iさんなのでした。
Iさんはきっと驚いたと思います。
突然連絡をしてきた、お金もない、ITの知識もない中年男が、
「日本初のシステムを作りたいから、プログラミングについて教えてくれ!」
と言って乗り込んできたのですから。
私がIさんなら「ヤバイ、変な人が来た」って思いますよ(笑)
それでもIさん、こんな私にも色々アドバイスをして下さり、そして私もそのアドバイス通り市販のアプリを使って、自分で必死に「えんじょるの」を作ったのです。
↓↓これが私が作った「初代えんじょるの」の登録画面
でも結局はすぐに行き詰まってしまい、先に進めなくなってしまいました。そんな途方に暮れていた時に、Iさんが
「人の役に立つものであれば私が作りましょう」と言ってくれたのです。
しかも、とても安い金額で!
(Iさんのご商売に差し障りが出るといけませんのでここでは具体的な金額は言えませんが、当時はこの金額がどのくらい安いのかはさっぱり分かっていませんでした。)
そんな奇跡的な出会いからもうすぐ3年。つい最近私は、あるIT会社を経営している方に「えんじょるの」のシステム構成図をお見せして、もしもこのシステムを一般的な専門の開発会社に依頼したら、通常はいくら位かかるものなのか概算を聞いてみたのでした。
すると驚くべき答えが返ってきたのです。
その値段、ナント、1200万円❗️❗️❓
・・・しばらく正常な思考が働かなかった事は言うまでもありません。
「えんじょるの」は、人の善意で社会問題を解決する為のシステムですが、既にこのシステム自体が沢山の人たちの善意でなりたっていたことに改めて気づいたのでした。🤭
初めてのzoom説明会
今日は千葉県松戸市の地域包括支援センターの方々3名とズームでミーティングをしました。
先方の方々が、えんじょるのに関心を持ってくださり、お問い合わせをいただいたことから実現した本日の出会い。
こちらは私と、株式会社クーバルのNさんの2人で参加。
ところでズームってほんとにすごいですね。私は長野、Nさんは大阪、そして松戸市は千葉。みんな日本中に散らばってるのに、ちゃんと顔を見ながらしっかりと会議ができちゃうのですから…ホントスゴい世の中。
会議は約45分間、私が最初にえんじょるのの説明を行い、その後は皆様からの質問に答えると言う形で進みました。
結果としては、皆様とても感心して下さり、会議終了後に頂いたメールでは、
「ぜひ私共の地域も仲間入りさせていただきたい」
と言う嬉しい言葉までいただきました。
こうやって少しずつ広がっていくといいなぁ〜^_^
松戸市包括支援センターの皆さん、ぜひ一緒にやりましょう!
3月の動画送付状
今月も送付状用の動画を撮影しました。
今回の動画は、もじもじ君にチャレンジ!
こんなバカな事に付き合ってくれる仕事仲間達って…ホント最高です!
是非ともご覧ください、渾身の
「おバカっぷり」を!(笑)
ついにゼロがイチに!
本日、私の地元の社会福祉協議会の方々と、これからの「えんじょるの」に関する大切な話をして参りました。
その結果…
ナント、来年度からその社会福祉協議会で「えんじょるの」を正式に採用してくださることが決定〜!
ヤッホー!
とうとう実現した!
3年間とてつもなく長かった!
ついに芽が出た!
さぁ、いよいよクラウドファンディングで多くの仲間から頂いたの資金を使ってチラシを作ろう!
そして準備していた社会福祉協議会との契約書の出番だ!
それにプレスリリースの準備も!
ウェブサイトもリニューアルなくちゃ!
4月から本格的な打ち合わせを始めて、6月くらいから稼働できたらいいなぁ。
今まで何度ぶつかってもびくともしなかった大きな大きな車輪が、今日少しだけ動いたような気がします。
「成功の要諦は成功するまでやる事にあり!」
昨年、宇都外務副大臣がかけてくれた言葉が心に蘇ってきました。
まだまだ成功には程遠いけど、今日は「0→1」(ゼロイチ)記念日!
だから今夜は祝杯で~す🍻
人を動かすのは感動
この度、一般社団法人「生活互助支援の会」設立にあたり、自分なりにどのような法人を目指したいか考えてみました。
そこで私の大切にしている価値観を再確認するために、自分の人生に起きてきた様々な転機を振り返ってみることに。
まず高校を卒業して自衛隊に進んだきっかけは、航空自衛隊小松基地で見たブルーインパルスの曲芸飛行でした。
「あんな風に僕も空を飛びたい!」
煙を吐いて飛んでいく戦闘機を目の当たりにして心が震えるくらい感動したことを覚えています。
しかしパイロットの適性検査に不合格となり失意の中自衛隊を退職してから、次に目指した事は、ミュージカル俳優になることでした。何故ならパイロットの夢が絶たれ、4年間目指してきたものが泡と消えたときに、私の心を救ってくれたのは1940年代のアメリカのミュージカル映画、ジーン・ケリーやフレッド・アステア、ジンジャー・ロジャースが踊る華麗なタップダンスだったからです。
「人の心を元気にするミュージカルってすばらしいなぁ」
同じ映画を何回も繰り返し観ながら、そのたびに感動していたのを思い出します。
その後ダンサーにも挫折した私は、次に実業団のアメフト選手になりました。この時は、必死に応援してくれた障害を持つ少年のために戦ってきました。
(詳しくはこちらのブログを)https://enjorno.hatenablog.com/entry/2020/09/26/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%80%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1
「この子のために、そして仲間のために命をかけて戦う!」
そんな気持ちで取り組み、そして日本一になった時は仲間と抱き合って感動を分かち合ったものです。
そしてアメフト選手引退後は今も続けているケアマネージャー。幼き頃に若年性アルツハイマー病だった母を介護してきた辛い経験を、他の誰かのために役立てたいと思ったからです。だから今も毎日、
「介護で苦しんでいる家族を慰められる人になりたい」
と思って働いています。そしていつかそんな仕事ができるようになった時に、天国の母が喜んでくれる・・・その時大きな感動が待っている気がしています。
こうやって思い返すと、その時々で私を突き動かしてきたキーワードは
「感動」でした。
よーし、こうなったら、新しい法人も人々に感動を与えて人々の心を動かす企業にしていこう!
と言う訳で、思いついたタイトルイメージが、コチラ!
感動的な出会いと感動的な助け合いを創出する企業
感動法人「生活互助支援の会」
キター!
これだ~!
しびれる~!
よーし、早速これで法務局に登記だ~!
そんな風に1人で熱くなっていた、平和な土曜日の昼下がりなのでした。
(…そもそも、感動法人なんていう法人形態は存在しません。従って登記はできません・・・笑( ;∀;))
法人化が決定!名前も変わります。
いよいよ「えんじょるのプロジェクト」は、非営利組織である一般社団法人になります!
そして先日、協業企業である(株)クーバル・グループ(https://quval.com/)
とのミーティングにて、新法人の名前が決まりました!
それがコチラ
とても最新のウェブシステムを扱う会社には思えないでしょ。むしろ
「昭和の時代から地域住民と共に歩んできた助け合いの団体」
的な雰囲気を感じさせる、重厚な言葉の響きです(^-^)v
もちろんシステム名として「えんじょるの」という名前は残ります。
つまり、「(一社)生活互助支援の会」が提供する「えんじょるの」となる訳です。
さぁ、なんだか面白くなりそうですよ〜
ワクワク!
NPO法人 全国移動ネット
すばらしい団体を見つけました!
その名も「NPO法人 全国移動ネット」
知ってましたか?
この組織の定款には設立目的として、こう書いてあります。
「高齢者・障がい者などの移動困難者及びその移動を支援する団体に対して移動 サービスに関する事業を行う」
この組織、要は、
「今の制度の枠組みの中で、高齢者でも安くて手軽に外出できる様な移動手段を普及させよう」
と頑張っている団体なのです。
私も普段からこんなことを考えています。
「車がない高齢者は出かけるのが困難。タクシーは高いし、バスは使い勝手が悪い。何とか手軽に安く出かけられないか?
そのためには、世の中にわんさと走っている自家用車を活用するしかない!
どうして日本ではウーバーが解禁されないの?
タクシー業界を守るため?そんなのおかしいよね!
世界はSDGsを目標に掲げて持続可能な社会を目指しているのに!
シェアリングエコノミーで資源を節約する社会を目指すべきなのに!
世の中にはこれだけ多くの人が車を運転しているのだから、移動に困っている人は、ついでに乗せてもらえるような仕組みがあればいいじゃないか。」
実は国土交通省も、この時代の流れを感じてか、2019年にこのような冊子を出しています。この冊子には、今の法律の枠組みの中で、自家用車を使って高齢者の外出を支援する方法をいくつか提案しているんですよ。
そして「NPO法人 全国移動ネット」は、この冊子に乗っているそれらのいくつかの方法を具体的に実践できるように、事例を紹介したり、組織の運営方法などを普及している団体なのです。
私もこの冊子に書かれた方法で、ケアマネとして担当している利用者さんに、ボランティアさんのマイカーで透析の送迎ををお願いすることができました。もちろん有償で。
その際、「NPO法人 全国移動ネット」に電話で質問したところ、事務局長さんがとても親切に説明してくれましたよ。
ありがとうございました~!
これから法律も世の中に合わせて変わっていくことを願っています。