御代田町社会福祉協議会で運用決定!
9月1日から御代田町社会福祉協議会で「えんじょるの」を運用する事が決定しました!
社協が運用するのは日本初です!
今までは自前で運用していましたが、この社協が運用するスタイルこそが本来の形。
いよいよ理想の姿で開始できます!
なぜ社協が運用すると良いのか?と言う事ですが、二つ理由があります。
一つは、社協には信用力があるからです。
つまりこういう事です。高齢者にとって、買ってきてくれるボランティアさんが、「えんじょるののボランティアさん」か、「地元の社協のボランティアさん」かの違い。いかがですか?長年地元で暮らしている高齢者にとって、信用力があるのはどちらでしょう?・・・当然ながら断然社協ですよね。だから、高齢者が不安なく頼みやすいのです。
えんじょるので大切なのは、買い物保障。つまり、その日買い物に行けるボランティアが見つからなかった時に、最終的に買い物をしてくれるスタッフがいないとダメなのです。
では今まではどうしていたかと言うと、私が買い物保障をしていたのです。たった一人で。だから仕事でどうしても出来ないことがあったりして、結局「保障」にならなかったのです。それが、社協だとできるという事。
この二つの理由で、社協が運用すればうまくいくという事です。
さぁいよいよ始まります。
8月には御代田町の回覧板にチラシを入れますよ~!それに新聞折込チラシを入れたり新聞記事にもなる予定です。
ワクワクします~!
戦争と原爆を忘れない
人類史上、最大の殺人。76年前の長崎と広島の原爆投下。死者は合わせて21万人。
今、日本人ですら遠い記憶となりつつあるこの出来事。このことを忘れないために「広島と長崎の原爆犠牲者を追悼する式典」が、遠くイタリアのローマで、20年以上イタリア人によって毎年行われているのは、皆さん知っていますか?
実は私も昨年初めてこの話を聞いた時、「イタリア人が、見ず知らずの日本人の為に祈ってくれる訳ないだろ!」と思いました。
でも、本当だったのです。信じられませんでした。
更に、その事に感謝を伝える為に、毎年たった1人でイタリアに渡ってその式典で歌を歌っている日本人の歌手がいることも知りました。もちろん仕事ではなくすべて自分でコストを負担して。
凄くないですか?
その歌手は、マキ奈尾美さん。
今年はコロナでイタリアに行けない為、イタリアの式典に合わせて8/1に軽井沢大賀ホールにてコンサートを行います。歌もピアノもハートも素晴らしい音楽家です。ぜひ聴きに来てください。
戦後76回目の平和記念日に寄せて「命ある限り輝いて」
8月1日(日) 開場13:30 開演14:00 全席指定4000円(感染対策のため総客席数の1/3制限あり) チケット予約・購入は大賀ホール 0267-31-5555 軽井沢駅から徒歩5分
NHKの取材がくる!?
7月にNHKのテレビ番組取材がきます。
「スゴイじゃない~!えんじょるのもNHKで紹介されたら有名になるかも!」
と思ったあなたっ!
残念ながら「えんじょるの」の取材ではありません・・・
実はこの番組なのです。
“ヤングケアラー” 知ってほしい介護する子どものこと | NHK
最近よく聞きますよね「ヤングケアラー」という言葉。
「ヤングケアラー」とは、家族の介護や世話を行っている18歳未満の子供の事。
その番組が私を取材に来るのです。
何故なら、私も35年前ヤングケアラーだったから。
当時、中学生の私は若年性アルツハイマー病の母親の介護をしていました。
その体験談を取材に来るそうです。
35年前(1986年)といえば、今とは全く社会構造が違います。3世代同居率は50%近くありました。家にはおじいちゃんおばあちゃんがいるのが当たり前で核家族はまだまだマイナー組。そして高齢化率も10%台と低く、高齢者よりも圧倒的に若者が多い時代でした。
だから、家族の誰かが介護が必要になったら、同居している他の大人が世話をする余裕がどの家庭にもありました。それに介護が必要な高齢者の数自体も少なかったですし。
そんな時代に、核家族だった我が家は母親が病気になってしまい、子供である私が世話をせざるを得なくなってしまったのです。まさに現代のヤングケアラーの家族状況そのもの。そんなことが35年前に我が家で起きていたのでした。
今回の取材はその時の事についてです。当時は自分と同じ境遇の人など私の周りには殆どいませんでしたが、まさか35年後に、ヤングケアラーがこんなに増える時代がくるとは想像もしていませんでした。
今回の取材についてはすべて実名と実際の写真を出すつもりです。もう35年も前の事ですから母も当然この世にいません、私も自分の経験を自分の中で消化できており客観的に話せるようになっています。だからこの番組で、少しでも現代のヤングケアラーたちを支える力になれたら良いと思います。
放送は9月ころだそうです。またブログでお知らせします。
6月の動画送付状
毎月恒例の動画送付状、今月もつくりました!
今月の動画は、新緑の軽井沢の森の中を探検です。どうかご覧ください。
やっぱり仕事は楽しくやらなくちゃ〜^_^
コンサートの詳細が決まってきました!
さあいよいよ今年も、音楽家マキ奈尾美さんのコンサートの詳細が決まってきました!
去年も、本当に素晴らしいコンサートでした。
そしてなんと今年はオンライン中継もやるそうですよ。全世界へLIVE配信!
心震える「感動体験」をしたい方は是非!
えんじょるのも協賛していますよ^_^
「歌作り」また始めました
今年も恒例の「音楽家マキ奈尾美さん」のコンサートが8/1(日)に軽井沢大賀ホールで開催が決定しました。
今年は、なんとそこで
「マキさんが作曲、私が作詞した新曲」
を発表しようと現在計画中なのです!
信じられないですが、ホントの話なんです。ド素人の私に作詞を任せてくれるなんて、マキさんの度量の大きさを感じてしまいます(笑)
曲の題名は「UNSUNG HERO」
直訳すると「謳われない英雄」。これは縁の下の力持ちや、影の立役者という意味です。今回はそのような人たちを讃え、勇気を出してもらえる曲を作ろうという事になりました。
という訳で、私は先日から暇さえあれば歌詞を考えてきたのです。でもなかなか歌詞のイメージが定まらずに悩んでいたある日、私はふと「UNSUNG HERO」という言葉をネット検索してみたのでした。
するとヒットした言葉が、ナント「UNSUNG HERO」=
「アメフトのオフェンスライン!」
このオフェンスラインというのは、攻撃の最前線で試合中ずっと相手をブロックして味方を守る、チームの中でも最重量級の大男5人組のポジションを指します。まさに「気は優しくて力持ち」、「UNSUNG HERO」という言葉がぴったりの男たちなのです。(しかもアメフトは球技なのにこの5人だけは「ボールに触ってはいけない」というスゴいルールまであるポジションなのです!)
この言葉を見た時に、私は自分の14年間アメフトをしてきた中で学んだ、一番大切なことを思い出したような気がして、その瞬間から「UNSUNG HERO」という言葉がアメフトから離れなくなってしまいました。
という訳で、一気に歌詞も路線変更して、ナント!アメフト選手の歌詞にしてしまいました。制作時間はたったの20分!アメフトの歌詞になると、いろんな言葉が次から次へと浮かび上がってくるのです。
先日この歌詞を、思い切ってマキさんにお見せしました。私の内側から湧き上がってきた本当の想いが詰まったこの歌詞を。
まさかマキさん、アメフト選手の歌詞がでてくるとは思わなかったと思います(笑)
さぁこの企画、一体どうなることやら。どうぞ皆さんお楽しみに^_^
交通弱者問題の解決策
前回は交通弱者問題がどうして解決できないかと言う3つの理由を書きました。
その3つの理由を簡単に言うと、
1 タクシーは高くて使えない人が多い
2 公共交通機関は体力的に使えなかったり、利便性が悪くて使えない人が多い
3 自治体も事業運営のコストを負担しきれず、これ以上サービスを充実させられない
ということでした。
だから、この問題を解決するためには、「安くて、完全個別送迎」でかつ、「運営コスト」が安い仕組みを作る必要があるのです。
そこで今日は、私が「これからの日本にはこれしかない!」と考える唯一の方法をご紹介しますね。それでは説明をします。
今、日本の移動サービスを道路運送法の中で3つに分けると
① 許可が必要なバスやタクシー
② 登録が必要な自家用有償旅客運送
③ 許可登録が不要な互助活動による運送
になります。
①は皆さんご存知のサービスですが、そもそもこの①では交通弱者問題が解決できないから問題になっている訳です。先ほど言ったように、料金が高かったり、使い勝手が悪いから。
そこで②ですが、これはいわゆる非営利団体が非常に安い料金で(ほぼ奉仕レベル)送迎を行うことを認める制度。でも、この実施団体ですがここ15年間を見ても、全国的に数が増えていないのです。15年間ですよ!これでは「制度的に魅力がない」と言われても仕方がありません。交通弱者は増えているのに、サポートする団体が増えていない。この理由は、登録手続きの負担が大きいからだと思います。(あくまでも私の私見ですが、実際に面倒です。)今後も今の枠組みのままこの仕組みが広がる可能性は低いと思います。
そうすると、残るは③です。これは、いわゆる無償の送迎です。お金を1円も取らずに、自分のマイカーにのせて送迎するボランティアです。
「無償⁉ ボランティア!? そんなものが広がるの?」
と、皆さんきっと思われるでしょう。でも私はこの③に、日本の交通弱者問題を解決できる可能性を感じているのです。
今からその理由を書きます。
この③ですが、現在の道路運送法では下記の様に(1)-1から(4)-4まで9類型が認められています。
この9つ、見て頂ければわかりますが、全て無償サービスが絶対条件ですよね。
でもこの9つのパターンの中で利用者から運賃以外でお金をもらえるのがあるのです。どれだと思いますか?
それは、
(4)-3「子供の預かりや家事身辺援助等のサービスと一体的に行われる場合」
です。つまり、送迎は無料で提供し、送迎した後の身の回りの手伝いを有料にするのであれば、お金を取ることができるのです。
具体的に例を示すと、例えば買い物。ドライバーは家からスーパーまで無償で送り、スーパーで買い物付添いをすることに対して料金を頂く。この料金は、自費のサービス費用として契約で定めておく。買い物中は商品のピッキングや、会計、商品の運搬などを有料サービスとして提供し、買い物が終わったら再び無料で自宅に送迎するという訳です。これは買い物だけではなく、銀行や役場の付き添いなどの、高齢者の日常生活に必要な外出全般にも同じ様に使えます。
例えば、この付添い料金が2時間1000円という安い料金だったらどうでしょう?使う高齢者にとっては、往復のタクシー代よりも安くて、しかも付添いまでしてくれる夢のサービスになるはず!
一方でドライバーにしてみれば、手空き時間を使って、若干のお礼も貰えて、人に喜ばれるというメリットがあります。だから有償ボランティア感覚でやってあげようかなと思う人は地域に大勢いるような気がするのです。
私はこのマッチングに「えんじょるの」を使えば、登録やマッチングの手軽さからボランティアを大勢集めることができるし、オペレーターの人件費もかからないから超低コストで運用できるし、電話しか使えない高齢者でも簡単に使えるので、すごく良い仕組みになると思うのです。
もちろん付添いサービス契約の内容や、交通事故の保険の問題など課題は色々ありますが、そこは知恵を絞ってこれから解決すればよい!
いかがでしょうか?このアイデア。
これが私の、えんじょるの活用術第2弾!
「外出付き添いえんじょるの」なのです。
この仕組み、すでに特許も出願済み。
はたして日本の交通弱者問題解決の切り札になるか!? 賛同者募集中です!
交通弱者問題の3つの原因
買物弱者問題を考えていると、
「結局これって、交通弱者問題なんだよなぁ」
と思います。
車の免許を返納して、移動が困難になる。
コトの発端はここ。
移動が困難になると、買い物や通院に困ったり、外出機会が減ったりと、色々な諸問題が発生してくる訳です。まぁ、車社会の弊害でもありますが。
そこで、全国の自治体はこの問題を解決しようと色々な施策を講じているわけです。例えば、相乗りタクシーとか、デマンドバスを整備したりとか、または力技でタクシーチケットを住民に配布したりとか・・・
でもこれが見事にうまく行かない!
実際にこれらの施策で交通弱者問題を解決できている自治体は皆無と言って良いでしょう。
何故か?
そこで、今日はここで私なりの分析を踏まえた「交通弱者問題が解決できない3つの理由」をお伝えしましょう。
まず理由の一つ目、
1 そもそも、タクシーを使うお金がないから【利用者の支払い能力の問題】
考えてみて下さい、移動をすべてタクシーでまかなえれば何も問題ないのです。皆がじゃんじゃん使えるお金を持っていて、心置きなくタクシーを使えれば交通弱者問題は全て解決します。でもそれができないから別の手段が必要になってくるのです。
二つ目、
2 人が外出する場合、人によって「体力」、「行き先」、「外出する時間」が違うため、公共交通機関では対応しきれないから【利用者の利便性の問題】
「体力」がある人は歩いたりバスや電車を使えるからそもそも交通弱者にはなりにくいのですが、体力のない高齢者だとバスや電車を使う事だけでも困難。また病院への通院一つとっても、人によって行き先の病院は違っているし、予約時間も違うから、どうしても路線バスでは対応しきれず、個別送迎が必要になってしまうということです。
三つ目、
3 交通手段を整備するには車両費・人件費・管理費など、運営者側に莫大なコストがかかるから【運営者のコストの問題】
私の知っている小さな自治体のデマンドタクシーは、毎年7000万円の赤字を税金で補填しています。当然税収の少ない自治体はこのような施策すら整備できません。
ここで2番と3番は、相反する性格を持っています。つまり利便性を向上させようとするとコストが増えてしまうし、コストを抑えようとすると利便性が低下するという問題です。この葛藤の中で、折衷案として【相乗りタクシー】とか【デマンドバス】のような仕組みができてきたという訳ですね。
でも、最近はこれらの折衷案もうまく行かないという事が明らかになってきました。なぜなら、お金も体力もない高齢者が外出するためには「安くて、完全個別送迎」が絶対条件であるケースがほとんどで、折衷案では意味をなさないからなのです。つまり、1番の【利用者の支払に能力の問題】と2番の【利用者の利便性の問題】が少しでも損なわれてしまうと、高齢者にとっては全く使い物にならない仕組みになってしまうと言うことなのです。
さぁ困った。「安くて、完全個別送迎」でありながら、3番の【運営者側のコスト】が安い仕組みなんてあるのでしょうか・・・?
実はあるのです。常識を覆す画期的な方法が。
解決策は次回のブログでお教えしますね。
助成金、2連敗でした
昨年度末にチャレンジした2つの助成金、
「長野県元気づくり支援金」と」「総務省地域課題解決案公募」ですが、
残念ながら2つとも採択されませんでした。
残念!
今回の応募目的は「システム改修」です。今のシステムは買い物代行だけですが、それだけでなく、外出付き添いやゴミ出し支援などに幅広く使えるシステムに改修するための資金獲得が目的でした。
思い返せば、この3年半でチャレンジしてきた助成金は全部で5つ。そのうち2つが採択。3つが不採択。勝率4割。それでもめげずに、これからもまだまだチャレンジしていくつもりです。
とにかく今回の2つは、審査員の心を動かせなかった私の力不足。また出直します。
皆様へのご報告でした。
ドローンで食糧を配送する時代
以前のブログで
「ドローンで買い物を届ける事業があるらしい!?」
という内容の記事を書いたのですが、先日とうとう私は、その動画を見てしまいました。
見終わった感想はと言うと、
「マジでこれやるつもりなの?…コスパ悪すぎでしょ。」
これが正直な気持ち。何故なら映像をみていただければ分かりますが、買い物の流れは以下のようになっています。
1 高齢者が各家庭に設置されたワンセグデータ通信を使って商品を注文
2 その注文品をスーパーの店員がピッキングと箱詰めをして、ドローン発着場に届ける
3 商品を受け取ったドローンオペレーターが商品を機体に取り付けて発進!その後飛行状況を見守り。
4 ドローンの着陸場所の公民館ではスタッフが待機し、到着したドローンから商品を取り出したら、高齢者の家まで(たぶん車で)届ける。
ざっと見ただけでも、①スーパーの店員、②ドローンオペレーター、③配送スタッフの3人が働いています。それに使っている機器は、最新のワンセグデータ通信システムと自動操縦大型ドローン、それに公民館から高齢者宅まで配達するための車。
ヤバい!贅沢すぎる!
一体ここまで何千万円かけてるんですか~!!
と動画を見ながら、思わず私は叫んでいました。
そして極めつけは、映像の中で高齢者が購入していた商品。ナント、
5箱入りティッシュとお菓子一袋
金額にして400円くらい・・・
「オーマイガッ!撮影用とは言え経費に比べて安すぎだろ~」
と一人で動画にツッコミまくっていた夜なのでした(笑)
秋田県の買い物弱者をどうやって救うか?
昨日ネットでとても面白い番組を見ました。コチラです↓↓↓
モビエボ presented by KINTO | 【実録】日本の地域課題にモビリティ革命を
この番組では、秋田県の「ラッキー」という食品スーパーが取り上げられているのですが、このスーパーは地域の買い物弱者のために「無料の買い物送迎バス事業」や「宅配弁当事業」を独自に行っています。しかし中身は大赤字・・・。そして、その実情を見た二人の流通のプロフェッショナルが、ビジネスプランを考えて赤字解決策を提案するという番組でした。
提案されたプランは簡単に言うと、「ICTによる人件費削減・業務効率化」と「シェアリングエコノミーによる配送コストの低減」
「あれれ・・?えんじょるのと同じ・・・」
でも、お二人のプレゼンを見て感じたことを率直に言うと、
「高齢者の生活を知らなかったり、実際に高齢者の買い物を手伝ったことがないだろうから仕方ないけど、少し詰めが甘いかなぁ・・・」
理由は3つ。
1 「高齢者はスマホやPCで注文できないから、電話オペレーターはやはり削れない」と言ってその部分にはメスを入れていないが、スーパーの店員が高齢者から電話で注文を聞き取ることがいかに大変で手間がかかるかが考慮されていない点
2 「電話注文で商品の注文を受けたら、スーパーの店員がピッキングと袋詰めを行う」とサラッと言っていたけれど、その業務がいかに大変で時間がかかるかが考慮されていない点
3 「自家栽培の野菜を納入に来た地元の人たちに、帰りについでに商品を配達してもらえばよい」と言っていた。確かにそれも良い方法だが、「帰りについでに配達してもらう」事が目的であれば、一日何千人と訪れる一般の買い物客に運んでもらう仕組みにした方が効率的だいう点。
でも、とても役立つアイデアも満載でした。特に、
スーパーは、自家栽培の野菜を納入に来た地元の人たちに軽貨物運送の免許をプレゼントして(手続きを代行して)、配送ネットワークを作る
なんて発想はとても面白い!と思いました。
でも、総じて「えんじょるの」と方向性が同じであることに驚くばかり。
やはり、買い物弱者問題を解決するには「シェアエコ」しかないと確信したのでした!
是非皆さんもお時間があれば観て下さいね。
5月の動画送付状
今月も撮影しましたよ。職場で月末に作っている動画送付状。
私が、「せっかくだから動画でしかできないようなことをやろう、そうだ歌を歌おう!」と同じケアマネジャーの女性2人に言ったところ、
「え〜❗️だってYouTubeで全世界に発信するんでしょう。そんなのいやです!」
と完全拒絶されました…
それでも何とか実現しようと思い1人で画策した結果、あるアイデアが浮かびました。
「そうだ、誰か歌の上手いメインボーカルに出演してもらって、その人と一緒に歌う形にすれば、彼女たちも出演してくれるかもしれない。これだ!これしか無い!」
そんなわけで今回は、いつもの3人+歌の助っ人の4人で歌を歌いました。しかも今回の歌の助っ人は、凄く声がキレイなハーフ美女*\(^o^)/*
初のカルテットでケアマネジャーの歌を歌いました。聞いてみてくださいね〜↓↓↓
法人化して1ヶ月!
えんじょるのプロジェクトが法人化したのが、ちょうど一ヶ月前の令和3年4月23日。
法人の名前は
【一般社団法人 生活互助支援の会】
これから少しずつ活動をしていくことになりますが、まず最初に取り組むことが、「えんじょるの」を全国どこでも使えるように少しだけシステム改修を行います。どのような改修かというと、簡単に言うとホームページの修正です。
「えんじょるの」のシステム自体はクラウド上のシステムなので、本来ならば日本中どこでも使えるはずなのですが、今はまだログイン機能が備わっていないため、さしあたって全国各地で行う様になると、いわゆる「えんじょるの〇〇地域版」のようなシステムがいくつも作られることになります。そこで、今のホームページを、それらの複数のシステムの総合窓口となるホームページに作り替えようと思っているのです。
こんなイメージ。
新しいホームページには新しい社名もババーンと載せていきますよ~。
ちなみに社名が変わっても、システムの名前は「えんじょるの」のままなのでお間違えないようにして下さい。
更に驚くなかれ!本社は、今まで活動してきた長野県の森の中ではありません!
ナント大阪~!キター、いきなり都会進出~!
どうしてかと言うと、昨年末に協力企業としてブログでご紹介した㈱クーバル(https://quval.com/)の本社があるのが大阪だからです。だから長野は「長野事務所」となります。(実はただの私の家(笑))
おお、そうだ、名刺もつくらなきゃ、忘れてた~!(^^)!
筆文字作家にロゴを書いてもらいました。
先日、知り合いの筆文字作家に
「”えんじょるの”って書いて~」
とお願いしたら、書いてくれましたよ〜!
おお~っ、味がある!迫力満点!
ちなみにこちらが今のロゴですが、同じ平仮名でも随分とイメージが変わるものですね。
そこで、先ほどの筆文字に今のロゴ風な色を付けてみました。
フフフッ・・・、何故か
「娘にせがまれて、ディズニーランドでミッキーマウスの耳を付けてるコワモテオジサン」
思わずそんなイメージが浮かんでしまいました^_^
しょーもない話でした〜。
unsung hero
「unsung hero」(アンサング・ヒーロー)
直訳すると、「賛美歌を歌ってもらえないヒーロー」
つまり、誰からも評価されない縁の下の力持ちとか、表には出ない影の立役者の事を言います。
カッコいい言葉ですね。
でも考えてみたら、unを取ったsung hero (讃美歌を歌ってもらえるヒーロー)なんて、現実の世界ではほんの一握り。殆どの人々は評価されずに生きています。
この言葉は私の友人から教わったのですが、ちょうどその時私たちは「ヤングケアラー」について話をしていました。
皆さんご存知ですか?この「ヤングケアラー」という言葉。
最近少し話題になってきていますね。これは、家族の介護やケア、身の回りの世話を担う18歳未満の子どものことを言います。当然彼らは、遊んだりスポーツや勉強に費やす時間もなく、中には睡眠時間を削ってまで家族の世話をしている子もいます。よく途上国で子供が家計を支えるために働いている話を聞きますが、それと全く同じ構図です。
「自分の成長の機会や将来への可能性を犠牲にして家族の世話をしている子供たちは、unsung hero そのものだよね。」
私たちはそんな話をしていました。
私も15年前にケアマネジャーをやろうと思った切っ掛けは、親を介護しているヤングケアラーの支えになりたいと思ったからでした。何故なら私自身がヤングケアラーだったからです。私の母は私が小学生の時に若年性アルツハイマー病になりました。その母を私は高校生になるまで介護していたのです。
「あの時の私の様に、介護で苦しんでいる子供たちを救いたい。」
今もそう思っています。
テレビなどで、とても優秀でステータスが高い方々を見ていると、もし彼らが若い頃にヤングケアラーだったとしたら、果たして今の地位を築くことができたのだろうかと考えます。彼らはきっと子供時代に何不自由ない生活を送り、存分に勉強する環境を与えられたから今があるんじゃないかなぁ…そんな風に考えてしまいます。
ヤングケアラーだけにとどまらず、生まれながらにして重い運命を背負って生きる子供達。彼らの頑張りを言葉で伝えられる大人になろう。そして、いつか「一般社団法人 生活互助支援の会」もそんな彼らを支援できる団体になりたい!
そんな風に思う今日この頃でした。
これは母を介護していた頃の気持ちを詩にした歌です。私が作詞をしました。宜しければ聴いてください。