ウェブニュースで話題になってます
NHK ニュースのサイトに、先日テレビ放送されたヤングケアラーの番組の記事「もしもしが聞きたくて」がアップされました。
ナント、アクセスランキング総合3位。
エンジェルスの大谷選手の記事より上❗️(笑)
良かったら読んで見てくださいね。
記事はこちらですhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/k10013298201000.html
そしてナント、この記事の内容をテーマにした歌もあるのです。私が作詞しました。こちらも良かったら聴いてください。
テレビの反響が続々と!
先月、ヤングケアラーの特集番組でNHKに出ました。
こちらがその時の番組です。(6分間)
webニュースの記事はこちらhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/k10013298201000.html
この放送のあと、大勢の方から「見たよ」と声をかけて頂き、また二つの新たな展開もありました。
一つは、大手新聞2社から取材の申し込みを頂いたこと。
もう一つは、来月11月6日に東御市中央公民館で行う「介護の日」福祉講演会で講演をさせて頂く事になったことです。
この講演会では、ヤングケアラーの事と、地域の助けあいについて話をします。講演会の中では8月に音楽家マキ奈尾美さんがコンサートで歌われた「ユルラン」の映像も流す予定です。そして最後に少しだけ「えんじょるの」の話もします。
日時 令和3年11月6日(土) 10:00~11:30
場所 東御市中央公民館3階 講堂
主催 東御市社会福祉協議会
内容 「介護課題の社会化を考える」~ヤングケアラーを経験して~
入場無料
お時間があればいらしてください。
ボランティアを集める方法
前回の続きです。
私がどうやって105名の買い物ボランティアを集めたのか。今回はそのやり方をお教えしますね。
その前に、前提があります。それは「世の中には、困っている人を助けたいと思っている人が大勢いる」という事です。もしこの前提が無いとしたら、まず人々の道徳教育から始めないと、大勢のボランティアを集める事などできないでしょう。でも実際には、大災害などが起きた時は、全国から沢山のボランティアが集まってきます。これは即ち、大勢の人が「困っている人を助けたい」という善意を持っている証拠ですね。
ではその善意を行動に表す人と表さない人の違いはなんでしょうか?
それは、行動に表す人は、
「人を助けたいと思う気持ち」が「自分が支払うコスト」を上回っている人です。つまりこういう図式です。
例えば大災害が起きた時などは、「人を助けたいと思う気持ち」が人々の心の中に非常に強く芽生えるため、例え自分が金銭的コストを支払ったり肉体的な重労働をすることになったとしても、それを承知で大勢の人が集まります。つまりこんな状態ですね。
では、買い物ボランティアの様に大災害ほど強烈に人々の心に訴えるものが無い場合にはどうしたら良いでしょうか?
そうです、この右辺、即ち「自分が支払うコスト」をできる限り小さくしてこの不等式を成立させれば良いのです。
こんな感じで。そこで私が取り組んだ事はこの二つです。
①金銭的に損をしない様にする事
②手続きの面倒さをなくす事
具体的には、①はボランティアに対して利用者は一回五百円を支払ってもらう様にしました。五百円あればガソリン代や電話代を支払ってもボランティアは損しないでしょう。②は、ボランティア登録や、マッチング、終了報告などの全ての手続きをスマホだけでできる様にした事です。こうすると、ボランティアグループの事務局から電話がかかってくる事はありませんし、紙の申請書や報告書などの書類を事務局に提出する必要もありません。それに肝心のマッチングも、届いたメールを見て、その日自分が買い物できる時だけ受ければOKで、できない時はメールを見たら放っておけば良いのです。
この様に、ボランティア参加するための障壁を下げて、気楽に、かつ、損をする事なくボランティア参加できるようにした結果、105名のボランティアが集まったと言うわけなのです。
いかがでしょうか?今日はえんじょるのの核心部の話でした^_^!
性善説ビジネス?
【CASH】というネットサービスご存じですか?
CASH(キャッシュ)|目の前のアイテムが キャッシュに変わる
これはどんなサービスかというと、例えばAさんが目の前の商品の写真を撮影してその写真を送れば、すぐにその商品に値段がつけられて、Aさんの口座に現金が振り込まれるというもの。そしてあとでAさんは商品を運営会社に送るという仕組み。
ネットの質屋さんみたいですね。
でも皆さんこんな疑問がわきませんか?
「もし、Aさんが悪い人で、お金が振り込まれた後に商品を送らなかったらどうするの?」
だってこのビジネスはAさんが商品を送ってくれることを信じて、先にお金を渡しているのですから。これって考えてみたら凄いことですよね。
このサービスを作った方はこのように言っています。
「世の中は人を疑うことが前提で成り立っているわけですが、人を疑うという行為は、すべてコストがかかります。」
これはどういう事かというと、例えば野菜の無人販売所。商品が置かれている横に貯金箱があるだけなので、お金を入れなくても商品が取れてしまいます。でも、この商売は「お金を入れてくれるだろう」と信じることで成り立っている訳ですね。
でもこの店主が「未然に泥棒を防ぐ仕組みをつくりたい。」と考えたらどうするでしょうか?
例えばお金を入れないと扉が開かないような箱の中に商品を入れるというのがあります。でもこの箱を買うのに費用がかかりますよね。もちろん壊れたら修理代もかかります。つまりこの箱を買う費用は「人を疑うために生じたコスト」なのです。
でも仮に、
だとしたら、皆さんだったらどうしますか?
私だったら、「高い箱を買うよりも、少しくらい盗まれてもいいや。そっちの方が儲けが残るし。そもそも、そんな箱に入れられている野菜は美味しそうに見えないから売り上げも落ちるに違いない。」と思う気がします。これを性善説ビジネスというようです。
実は「えんじょるの」も、今まで多くの人から「この仕組みは性善説に基づいてる仕組みですね。」と言われてきました。それは「えんじょるの」は、善意の買い物ボランティアが大勢集まらないと成り立たない仕組みだからです。そして同時にこのようなことも言われてきました。「このご時世、ボランティアをする人なんていないよ。いくら募集したって集まるわけがないよ。」
そこで、私は2年前にある実験することにしたのです。本当に買い物ボランティアが集まらないのかどうかの実験を。
その結果・・・驚かないでくださいよ。集まった地域のボランティアは105名
すごくないですか。
どうしてこんなに集めることができたと思いますか?そこにはちょっとしたある仕掛けがあるのです。
それは次回のブログで!(^^)!
シール貼り経過報告②
毎日毎日、暇さえあればチラシの訂正シール貼っています。
目指せ6000枚。今4800枚を超えました。
あと少し・・・
今までシール貼りに費やした時間は45時間以上。
シールを貼りながら聞いた落語は15本を超えます(笑)
さぁ、ラストスパート!
クラウドファンディングで大勢の方から頂いた資金で作ったこのチラシ。決して無駄にはしません。この手で直すべきところは直して、地域の方に届けるぞ~!
東御市社会福祉協議会にてプレゼンテーションをしてきました
東御市(とうみし)は長野県の東側にある市です。面積の半分以上が山林。中心部に千曲川が流れ、水と緑の美しい景観がひろがる市です。人口は30,000人ほど。朝晩は涼しくて、過ごしやすく日中も湿度が低いので、夏でもカラっとした暑さでエアコンが無い家も多いのですよ。全国的に見ても降水量は少なく日照時間はナント日本一!ぶどうの栽培に適している地域なので美味しいワインも有名です。
昨日はこの東御市の社会福祉協議会の方が「えんじょるの」に関心を寄せて下さり、早速話をしてきました!聞いてくださったのは、地域福祉の充実の為に日夜頑張っている3名の地域福祉係の皆さん。
一通り説明が終わった後、質疑応答の時間。そこで社協の皆さまとこんなやり取りがありました。
Aさん:「このマッチングシステムを、買い物以外にも使えたらいいよね。例えば外出付添いとか。」
私:「実は、そのような計画もあるんです。見て下さいこれ。」
Aさん:「これこれ、これがあったら、えんじょるの社協で即採択なのになぁ。もしこれらの機能が追加された場合は、月額使用料も高くなるの?」
私:「月額3万円のまま変えませんよ。現状ではあと500万円あればこのシステムが作れるのですが、何しろ今はお金がなくて。でも考えてみて下さい。確かに今は「買い物代行」だけの仕組みですが、それでも市民の誰もが使える買い物弱者対策の仕組みが、月3万円で整備出来るだけでも安いと思いませんか?」
全員:「う~ん、確かに安い。」
Aさん:「でも、まずはどれだけの人が買い物代行を必要としているかなぁ?ニーズを探らないとなぁ。」
私:「ニーズを探るのって、とても難しいですよね。住民の皆さんは買い物に困っていても実際は何とかしちゃってますからね。無理して買い物行ったり、我慢したり。だから逆に社協が市民にこの仕組みを率先して浸透させることができれば、便利で使う人は大勢出てくると思いますよ。そうなれば地域の助け合いも広がりますし。」
Bさん:「そうやって市民に広く浸透してくるとと、普段は援助者としてボランティアをしている人が、体調不良などの時には「えんじょるの」で買い物代行を頼むなんていう風に、両方に登録する人も出て来るかも知れませんね。」
私:「まさにそうなんです!私も買い物代行を切っ掛けに、助け合いの輪を広げる仕組みとして広げていきたいと思っています。」
なんて感じの話し合いでした。東御市社協の皆さま、
是非、前向きにご検討ください!!!!!
「買い物代行」が流行ってきていますよ
面白い記事をみつけました。
今コロナ禍も相まって、買い物代行サービスが増えてきているらしいです。
そもそも買い物って、世の中の人たちは結構簡単に考えていますけど、体力が必要なんです。だから体力がない方にとってはとっても大変なのです。これは高齢者相手の仕事をしていると、つくづく感じます。
もちろん、買い物に行って自分で商品を選ぶことは楽しい事でもありますが、実際は体力がなくて、買い物を楽しむ余裕さえない方も大勢いるのです。そんな時はやっぱり買い物代行かな。
中にはこのような心優しい方もいらっしゃいます。困っている人の為に無償のボランティアで買い物代行を始めたそうですよ。
世の中捨てたもんじゃありませんね。
御代田町社協で開始した「えんじょるの」、まだまだ利用者は少ないですが、今のところ依頼があった時は地域のボランティアさんとうまくマッチングができてますよ。
日本中の自治体の皆さま、使ってみませんか?導入も運用も超低コストですよ。
NHKに出ました!
9/14(火) 18:10からの首都圏ネットワークの中の「私もヤングケアラーだった」のコーナーで、約5分間特集で取り上げて貰いました。
私が中学生の時に若年性アルツハイマー病の母を介護した時のことを語った内容です。
発病当時の母
ずっと心の中にしまっていた母と私だけの記憶が、目の前で全国放送として流れているので、何だか信じられない感じでした。
でも見終わったあと、私の中で何故か大きな区切りがついた様な気がしました。それは、私がずっと背負ってきた過去の影響からようやく解放された様な感覚です。
思い返せば、あの辛い出来事があるまでは、私は苦労知らずの子供でしたが、あれから私の人生の闘いは始まった様な気がします。
誰にも相談できず、必死に母の病気と向き合った中学生時代。
高校卒業で進路を決める時は「母との辛い思い出がある場所から離れたい」と思い、生まれ故郷から遠く離れた防衛大学校への進学を決意。この学校は親に学費の負担をかけない事も理由の一つでした。
大学校在学中は「大空を飛んでいれば母親との辛い思い出を忘れられる。」と思い戦闘機のパイロットを目指しました。でも視力検査で不合格となり卒業後すぐ自衛隊を去りました。
その後は「最期は惨めに死んだ母。でも昔は100m走の国体選手だった。だから天国の母を喜ばせたい!」と思い実業団のアメリカンフットボール選手として10年間必死に闘い続け日本一を経験しました。
選手引退後は「昔の私のように介護で苦しむ家族の力になりたい!」と思いケアマネジャーになりました。
そして現在進行中の「えんじょるの」。
これも、少年の頃に周りから孤立していた惨めな気持ちが根っこにあります。「少しでも住民同士で辛さを分かち合える地域の繋がりを作りたい。」そんな思いが開発の根底にあるのです。
私の人生における節目には、必ず母の影響がありました。普通の人の様に、我が身の出世や安定を目指すという思いは私にはありませんでした。私にとって大切だったことは、母への罪悪感、周りからの劣等感、悔しさ、悲しさ、惨めさなどを克服する事、そして同じような想いをして苦しんでいる人の力になれる事が、人生の選択の判断基準でした。
でもこの番組を見て、中学生の頃から始まった35年間にわたる私の闘いが、ようやく終わった気がしたのです。
ありがとうNHK。
この番組は、反響が良かったため追加放送されるそうです。
9/21(火)「NHKおはよう日本」(NHK総合・全国放送/朝5時台もしくは6時台)
9/22(水)「NHKイブニング信州」(NHK長野県域放送/18:10~)
こちらから見れます。
webニュースの記事はこちらhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/k10013298201000.html
ヤングケアラーを支えたい!
昨夜久しぶりにクイズ番組を見ました。
我が家の高校生の子供二人が、キャッキャと喜んで見ていたのを、後ろから何気なく見ていただけですが。そこに出演していた回答者は、全員、東大・京大・早稲田・慶応卒など高学歴芸能人ばかり。そんな彼らの明晰で自信に満ち溢れた姿を見ていたら、ふとこんなことを思いました。
「この人たちのスタートラインはずっと手前にあったんだろうな。」
恐らく、この芸能人たちの多くは恵まれた子供時代を生きてきたはずです。衣食住に困らず、勉強に専念できる平穏な時間がたっぷりあったのでしょう。それに加えて、優秀な頭脳も備わっていた。だから、彼らは生まれたスタート時点から、競争社会のゴールに近い有利な場所にいた。(もちろんそうではない方もいると思っています。)
だからそれらは、彼らの努力の成果ではなく、ただの「ラッキー」。
そんなひがみっぽい気持ちでクイズ番組を見ていたものだから、何だかちっとも楽しくなくて途中で見るのをやめてしまいました。それに、テレビの中の彼らに羨望を感じている自分に嫌気がさしたもので…
ところで皆さん、「一般社団法人 日本ケアラー連盟」って知っていますか?
ホームページ: Information - 日本ケアラー連盟
この団体は、高齢・障害・病気などの「家族をケアしている人たち」を、支えるための法律や条例を作ることを目指している団体です。この中にはもちろん「ヤングケアラー」も含まれています。
いま世の中には、家族の介護や家事を担っている子供たちが大勢います。それらの子供たちは、勉強する時間や遊ぶ時間を削って、家族の世話をしています。子供らしい健やかな夢や希望にふける余裕はなく、それどころか心の中に大きなコンプレックスを抱いて暮らしています。
私は今、何とかしてこのような「ヤングケアラー」達の力になれないかと考えています。ほんの少しだけでも彼らのスタートラインを前にしてあげたい。いや、そんな事よりも、彼らが普通の子供らしい夢や希望を持てるようにしてあげたい。少しでも子供らしく健やかな時間を持たせてあげたい。
「えんじょるの」では、地域の住民同士が気軽に助け合う地域づくりを目指していますが、この私が取り組んでいる事業が、何らかのヤングケアラー支援に繋がらないかと考えています。
もし何か良いアイデアがあれば教えて下さい。
ここでご案内があります。
来週9/14(火)18:10~19:00 NHK総合の「首都圏ニュース」の中で、約5分間、私の中学生の頃の「ヤングケアラー」体験談が放送されます。今年の7月に取材を受けた時のものです。宜しければご覧ください。首都圏以外の方も、こちらのページから見ることができます。
地域模擬家族化計画
サザエさん一家6人の12年後の年齢構成
15才以下 1人 14.3%(タラオ)
15才〜65才 4人 57.1%(サザエ、マスオ、カツオ、ワカメ)
65才以上 2人 28.6%(波平、フネ)
「ナント、この年齢別の人口比率は、正に現代の超高齢化日本の縮図!という事は、サザエさんの中に、超高齢化社会を乗り切るヒントが見つかるかも!」
と言う訳で、今回は「サザエさん一家」を分析して考えてみたいと思います。
それにしても、このサザエさん一家、何だか日本の超高齢化社会とは随分イメージがかけ離れてる様な気がしませんか?なんかこう、楽しそうというか、悲壮感が無いというか…
そこで私はその理由を考えてみたのですが、恐らく「みんな一つ屋根の下で暮らしてるから」なのではないかと思いました。
それでは、ここでちょっと想像力を膨らませてください。
仮にこの12年間の間に、サザエさんとマスオさんとタラちゃんが念願のマイホーム(郊外の一戸建て)に住むようになり、そしてカツオとワカメも大学の学生寮に入ってしまったとしたらどうでしょう?家にいるのは波平さんとフネさんだけ。そしてある日、波平さんが脳梗塞を起こし半身麻痺で要介護状態になってしまったとします。介護するのはフネさんが1人。遠くに住むサザエさんは時々来て、買い物や掃除を手伝う程度。そしてとうとうある日フネさんに悪性腫瘍が見つかり手術する事に。1人で暮らせない波平さんは、とりあえずフネさんが退院するまで施設で暮らす事になりました。誰もいなくなって空き家になってしまったサザエさんの実家…
どうですか?この悲壮感あふれるサザエさん一家。これぞ現実の日本って感じですよね。実際、私もケアマネしていると、こんな状況ばかりなのです。
ちょっと話は変わりますが、「福井県」ってご存知ですよね。ナント福井県はここ25年間もの間、「幸福度日本一の県」として全国の都道府県の中で独走状態なのです。何故だか分かりますか?専門家によると「3世代同居率(同居している割合)と近居率(近くに住んでいる割合)」の高さがその理由。つまりこのことは、家族同士が一緒または近くで暮らすことで、人の幸福量は増えると言う事を示しているそうです。
確かに同居や近居するメリットってとても大きいですよね。特に家族に介護が必要になった時や子育てをするときなど。とにかく手助けが欲しい時に「手伝ってくれる人が近くにいる」と言うのは大きな助けになるでしょう。同居は色々と大変なこともありますが、得られる事も大きいと言う事ですね。
でも、「そんな事言われても、今更同居なんてできないよ。仕事辞めて田舎に帰るなんて無理だし、子供も転校させるなんてできない。逆に親をこちらに連れてきても住む場所がない。」なんて人も大勢いますよね。
そこで私は考えました。どうしたら、家族の同居率、近居率を高めることができるかと。
そしてひらめいたのです!
「近くに家族がいないのなら、近くに住んでいる人を家族にしてしまえばいい!」
「えぇ~っ!無茶言うなよ~」
って思いましたよね(笑)
でもここで言う家族とは、本当の家族ではありません。困った時に助け合う、いわば「模擬家族」
これはどういうイメージかというと、例えばある地域に「模擬家族グループ」なる団体があって、趣旨に賛同する地域の老若男女がそこに登録しています。そこでは、誰かが手助けをしてもらいたい時には、そのグループの皆にSOSを発信し、手助けできる人がそれに応えるようになっています。その団体はいくつかのルールがあって、基本的にはそのルールを守れる人たちだけのクローズドな組織になり(家族ですから)、途中でルールを守らない人がでた時はその方は団体からご退場いただく(勘当される!?)ようになっています。そして、この団体の運営は社会福祉協議会のような信用力のある公的な機関が行い、そして登録する人も個人情報を登録することで、地域の誰もが(まるで困りごとを家族に頼むように)安心して利用できるようになっているのです。
手助けのメニューは「子供の見守り」、「外出付添い」、「買い物」、「ゴミ出し」など、ある程度絞っておき誰でもイメージできるようにしておくことで、なるべく地域の大勢の人々に参加して頂くようにします。
そしてなんと極めつけは、そのマッチングを「えんじょるの」で行うのです。そうすれば、運営団体も負担なくとっても手軽に安く運営出来ちゃうので、たくさんの「模擬家族グループ」を地域ごとに同時に運用する事も可能だし、何より操作が簡単なので高齢者でも使えて便利だと言う事です。
いかがでしょうか?この「地域模擬家族化計画」
いわゆるこれが、私が前々から考えている「えんじょるの構想」なのです。
只今、賛同者募集中~!
ついでにシステム改修に出資してくれる方も募集中ですよ~(かなり本気!)
買い物弱者問題が存在しない国
「そんな国あるの?」
あるのです!
正確に言うと、「買い物弱者はいる」けど「問題にならない」国です。これは、現地の女性と結婚してその国に住んでいる私の親友がリサーチしたので間違いありません。
そこはどこかと言うと、インドネシアのバリ島。
なぜ問題にならないと思いますか?。
つまりこういう理屈なのです。
買い物をする為に何よりも必要な要素は、「移動能力」と「荷物を運ぶ為の体力」です。そう考えると、高齢者より体が元気な若者の方が有利ですよね。
だから、家庭に買い物をしてくれる若者さえいれば誰も食糧確保に困らない為、人々の中に買い物に困るという意識は芽生えないと言う事です。
バリ島の友人宅は30人家族。全員が一つ屋根の下で暮らしています。バリ島では結婚したら実家を出るという習慣はなく、夫婦どちらかの家に住むのが当たり前。大家族の中では役割分担があり、若者は働いてお金を稼いで、買い物をしてくる、老人は子供の世話をして、家族の食事を作ると言う具合に。また各家はバンジャールという村組織に属しており、そこには大統領より偉いと言われる村長がいます。村長の命令は絶対的。例えば身寄りのない高齢者がいた場合には、そこの村長が、
「あ、あんたの家は確か部屋が一つ空いてたね。じゃあ、そこでこの人を世話しなさい。」
って言うと、どの家も素直にその命令を受け入れて、お世話になる高齢者本人も普通に気兼ねなく暮らすのだそうです。
これは、バリの人々の中に「人は皆繋がっている」という意識があるから出来る事だとの事。
一方で日本は、戦後核家族化が進みバリ島とは全く逆の方向に進んできました。その結果、現在では高齢者の独居世帯や老老世帯だらけ。しかも身寄りのない高齢者を支えるのは、市役所の生活保護担当者くらい。だから買い物弱者が爆発的に増えたのです。その数ナント800万人!
でもこの様な視点で考えると、買い物弱者問題の解決策って見えてきませんか?
そうです。バリ島みたいに、日本でも若者が買い物をしてくる役割を担えば良いのです。
「家族が少ないのにどうやって?」
簡単です。それは、地域全体を一つの家族とみなせば良いのです。地域の若者が同じ地域に住む高齢者の買い物を担えばそれで問題解決!それを目指した仕組みが「えんじょるの」という訳。
皆さん、何も難しくないんです。
買い物に困っている近所の高齢者から買い物リクエストメールが届いた時、もしその日、自分の都合が良ければ買い物をしてきてあげるだけなのです。「えんじょるの」はそんな単純な仕組みです。
賛同してくださる方は、ぜひ一緒に広げていきましょう!一人ひとりがその気になれば何も難しくありませんよ〜!
昔のアメフトお宝映像発見!
20年ほど前の映像です。
これは、当時アメフトの試合がTV中継された時に、その番組が始まる前に流れていた映像で、なかなかカッコいいのでちょっとご覧ください。(30秒)
Dropbox - Power Media Player 2021-08-20 10-52-47.mp4 - Simplify your life
さて、クイズです。この短い映像の中に私が2回も登場しているのですが、皆さんどのシーンだか分かりましたか?
答えは、1番最初にゴール前でダイブしているシーンと1番最後のガッツポーズしてはしゃいでいるシーンですよ。
若かりし頃の記念映像です^_^
この時私がいたチーム「オンワード・スカイラークス」は、20年経った今も「相模原ライズ」と言うチーム名で存続しています。ユニフォームのデザインも当時のまま。
それに、どうやら「おふざけ大好き」なチームの雰囲気も昔のままの様ですよ。こちらの動画がその証拠です。ぜひご覧ください。爆笑間違いなし^_^
今日はアメフト話でした〜^_^