えんじょるの

現役ケアマネジャーのえんじょるのプロジェクト代表が、現場目線で考えた、買い物弱者問題を解決するITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!あと時々脱線ネタも(^-^)

産経新聞「人語り」

本日の産経新聞の人物を取り上げるコーナー「人語り」で記事にして頂きました。

今回の記事は「えんじょるの」ではなく「私」。

何度読み返しても、我ながら不器用な人生だと思いますが、これ以外、他に生きる道が無かったというのが正直なところです。母との出来事を克服する為だけに生きて来た様にも思います。

発病当時、母は48才。私も今48才。記者の方にお願いして、同じ年の母と一緒に写してもらいました。

宜しければお読みください。

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ZOOM説明会やります

突然ですが、今週の金曜日の夜に急遽イベント開催が決まりました。

11月26日の夜7時から、ZOOMで私が「えんじょるの」の特徴を詳しく説明します。大分県佐伯市の方向けの内容ですが、日本中、いや世界中どなたでも無料で参加できます。

ご興味がある方は、こちらから詳細をご確認ください。

地域の支え合い、助け合いの仕組みづくりを学ぶ会f:id:enjorno:20211124151003p:plain

なんて宣伝してますが、実はまだスライド完成してない・・・

頑張れ~、俺!

 

 

新聞の社説にのりました

本日11/21(日)の信濃毎日新聞の朝刊の社説で、私のことを取り上げて頂きました。

テーマは「ヤングケアラー」

一面のトップ記事では、国が虐待家庭の子供にヘルパー派遣を行うことを決定したことを取り上げており、こうして「ヤングケアラー」に少しずつ光が当たるようになってきたことは、元当事者としては嬉しく思っています。

今月の11/27(土)は御代田町社会福祉協議会が主催の福祉講演会で、15時から10分ほど「元ヤングケアラーの立場から考える、人と人のつながり」についてメッセージも語る予定です。

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信濃毎日新聞の社説

 

ユルラン、好評でした!

11月14日に軽井沢ル・ヴァン美術館で、抽象画家・音楽家のマキ奈尾美さんと、マキさんのお父様である画家・テノール歌手の間紀徹さんの、親子による絵画展とコンサートが行われました。

コンサート会場は、プロの歌手であり、プロの画家であるお二人にしか作り出せない、絵と音楽が融合した独自の世界。

“瞬間的に消える音楽”と“持続する表現としての絵画”

この「動」と「静」の相乗作用で、まるで会場全体が調和の取れた一つの作品のようになりました!

 

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ヨーロッパのような雰囲気の会場

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間紀徹さんの描かれた絵!スゴイ

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画家でありテノール歌手の間紀徹さん

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青空の下のキャンバス

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コンサート中の会場

このコンサートの中でマキ奈尾美さんに「ユルラン」を歌っていただきました。

この曲は、マキさんが作曲したピアノ曲「ユルラン」に、私が歌詞を付けたものです。私が中学生の頃、若年性アルツハイマー病だった母の手を引いて、二人で夕焼け空の下を歩いた切ない思い出を歌詞にしました。

歌の途中からは客席から鼻をすする音があちこちから聞こえてきて、中にはハンカチで涙をぬぐう人も見られます。やっぱりマキさんの歌声は心に響きます。

そしてコンサート終了後には、多くの観客の方々から「感動しました。」「まだ涙が止まりません。」という感想まで頂きました。

きっと天国の母も喜んでくれていると思います。

皆様もどうかお聞き頂ければ幸いです。

 

ユルラン(2021.8.1軽井沢大賀ホールでのコンサート) - YouTube

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ユルランを歌うマキ奈尾美さん

 

 

ものづくり補助金にチャレンジ!

懲りずに、またまた申請しちゃいました。

ほ・じょ・き・ん

今度は経済産業省の「ものづくり補助金」です。

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えぇい!ダメ元でやってやれ!って感じの勢いで締切1日前に申請完了。申請書の製作期間は約1ヵ月。

この補助金、ナント最大1000万円!

もし通れば、えんじょるののシステム改修ができるかも!

採択の結果は来年の1月。今まで補助金勝率は6割の3勝2敗。もちろんプロに頼んで申請書を作ってもらったりなんてしてませんよ〜。貧乏人は全て自前です(笑)!

どうか採択されますように〜!

助け合いが広がらない理由

もう何十年も前から、助け合いの大切さは言われ続けていますが、果たして世の中に助け合いは広がっているでしょうか?

むしろ、どんどん地域のつながりは薄くなっていませんか?

今回はその理由をお伝えしたいと思います。こちらは、日本ケアラー連盟が行った杉並区高円寺の住民と、北海道栗山町の住民に行ったアンケートの結果です。

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これによると、都市部、町村部共に住民の9割が助け合いは必要だと思っていることが分かります。そして更に、「手伝って欲しいこと」と「手伝えること」が一致しているのです。

ニーズに対してシーズ(提供できる資源)が揃っていて、しかも皆が必要性をじている。これって凄いことだと思いませんか?

この結果だけを見たら、すぐに地域の助けあいは広がりそうな気がしますよね。でも実際は広がらない。なぜでしょうか?

それは、「助けてほしい」という人と「助けてあげたい」という人が上手に繋がる「仕組み」がないからなのです。

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皆さん、助け合いが広まらない原因は

「現代人の心が貧しいから」でも「困った人に声をかける勇気が足りないから」でもなくて「仕組み」がないからなのですよ。だってアンケートの結果からもわかるように、ほとんどの人が「助け合いは必要」と思ってるのですから、既に1番必要なものは揃ってるのです。

助け合いを広めるのに、もっと人々の善意や勇気が必要だ!なんて言う精神論は止めましょう(笑)

そして、この助け合いを広げる為の仕組みを実現したのが、「えんじょるの」!

「えんじょるの」では、「助けたい人」はスマホから登録・援助・報告のすべてをする事が出来るし、手空きの時間だけ手伝えばよいので超お手軽。そして「助けてほしい人」は電話着信をいれるだけてSOS発信できるから、高齢者でも使えてこれまた超お手軽。しかも、このマッチングを管理するのは地域の社会福祉協議会だから信用力抜群で安心して使えると言う訳なのです。そして更には、超低コストかつ超簡単に運用できちゃうから、社会福祉協議会も楽ちんポン!

今は買い物代行だけですが、いずれはこのマッチングの仕組みを様々な助け合いに応用できるようにするつもりです。こうご期待!

福祉講演会終わりました!

本日、初めての講演会が終わりました。(オンラインは去年一度だけ経験あり)

テーマは「介護の社会化を考える~ヤングケアラーを経験して~」

約70名の東御市の区長さん、副区長さん、民生委員、市議会議員や福祉関係の方々がお越しくださり、私の講演を聞いてくださいました。

いや~緊張しました。あんな高い壇上に上がったの、大学の卒業証書をもらう以来!

まず最初にステージの袖から登場したのですが、ステージ上から会場を見た途端びっくりして心臓が止まるかと思いました。

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前の方に誰もいない・・・

ナント、まさかの全員「長打警戒シフト」

みんな~、そんな後ろに行かないで~( ;∀;)長いの打ちませんから〜

いきなり度肝を抜かれたのでした。

そんな中講演会は始まり、スライドをポチポチ変えながらリハーサル通り話を進めていったのですが、やっぱり本番は違いますね。

なんてったって、目の前に本物の聴衆の皆さんがいますから、

「あ~、あの人寝ちゃった・・・話おもしろくないのかなぁ」

「あっ、あの人何故か笑ってる、ここ笑う所じゃないのに⁉」

なんていう感じで、邪念が入りまくる!

しまいには、その邪念のせいでいつの間にかトンチンカンな事を口走ってたりして、慌てて言い直していました(笑)

それでも無事に約70分間の講演会を終えることができ、終わった後担当のTさんからは「バッチリでしたよ!」とお褒めの言葉を頂きましたよ。

講演では、ヤングケアラーの体験談やその原因、そして世の中の介護問題に横たわる共通の課題について説明した後、この問題を解決する手段として「互助」の力が必要であることを説明しました。そしてこの「互助」を広めるために「えんじょるの」がとても役に立つことや、その特徴を生かして実際に地域づくりに取り組んでいる実践報告もさせて頂きました。最後はマキ奈尾美さんの「ユルラン」も披露しましたよ。(マキさんには許可を得ています)

講演会の後は社協の会長様や局長様から色々なご質問や関心を寄せて頂きました〜!(^^)!

東御市社会福祉協議会の皆様、年に一度の由緒ある講演会の講師を、たいした実績も経験もない私に依頼して下さりありがとうございました。皆様にとってはきっと「賭け」だったかも知れませんが、無事にお役目を果たせていたならば幸いです。

これを機に少しでも「えんじょるの」が前に進みますように!

と言う訳で、本日も全力でやり切ったからマル!f:id:enjorno:20211216095647j:image
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漫画の主人公になる?

皆さん、驚くなかれ。

ナント私が漫画の主人公になるらしいのです。

まだ、決まった話ではないので詳しくはお伝え出来ませんが、どうやら「ヤングケアラー」を主人公にした漫画で、私の子供の頃の話を題材にするそうなのです。

 

よ・・・予想外の展開。

 

NHKの影響力ってすごいですね。実はあのテレビ放送とネットニュースが出た後、色々な所から連絡がきました。

講演会の依頼が2つ、新聞取材が2つ、そして漫画化の依頼です。驚いちゃいますね~。それだけ世の中がヤングケアラー問題に関心を持ってるってことなのかも知れません。

今私は48才の中年おじさん。ヤングケアラーだった頃は今から35年も前の中学生の時。そんな昔のことですが、今でも思い出すと涙が出て胸が苦しくなるほど辛い日々でした。まさか当時は35年後に世間から注目されることになろうとは・・・

実はこの48才という年齢には、私は深いご縁がありまして、この年は私の母が若年性アルツハイマー病を発症した年齢なのです。母にとって6年後に亡くなるまでの闘病期間は、まさに試練の時だったと思います。当時は私も辛かった、父や兄弟たちも辛かった、でも一番つらかったのは母自身だったと思います。どんどん記憶力が低下し、できないことが増えて、それに伴い周りの人たちからは責められ、怒鳴られ、しまいには実の息子から暴力まで振るわれて。自分がもし母と同じ立場にいたらどんなに辛かっただろうかと思うのです。

それと48才は、兄が他界した年齢なのです。調度6年前の11月に兄は脳腫瘍で息を引き取りました。母も兄も同じ年に脳の病気を・・・と思うと運命を感じてしまいます。

だから3年半前に私が「えんじょるの」の活動をゼロから始めた時、48才になる3年後が私の一つの区切りだと思って始めました。当時私は45才。

「もし俺も母や兄と同じ運命だとしたらあと3年。やるなら今しかない!」

そうやってがむしゃらに頑張ってきたという訳です。そのおかげで色々な出会いや機会に恵まれて今日この日を迎えています。

今私は48才・・・母が発病した年齢に、NHKで母と私の話が特集されたことは何か意味があるような気がします。そして本当に偶然に、その時の出来事を歌詞にした歌「ユルラン」も今年完成したのです。何故全てが今年に・・・?全く不思議でした。何か大きな意思が働いてるのでしょうか?

人生の不思議さを感じる、秋の夕べでした。

youtu.be

温泉付き添いえんじょるの⁉︎

今日、お二人の会社の社長さんが「えんじょるの」の話を聞くために遠方から私の地元に来てくださいました。お二人とも高齢者向けの配食サービスの会社を経営されているとの事で、すごく好感の持てる方々でした。

お二人の目的は「えんじょるの」と配食事業のコラボレーションができないかどうかを、私と意見交換をすること。

朝9時からいろんな話をして、気がついたらお昼の12時半。コーヒー一杯で散々粘りまくりました(笑)

ビジネスの話、ケアマネジャーの仕事の話、地域包括ケアシステムの話、地域づくりの話、お互い高齢者を相手とする仕事なので共通する話題がたくさん!

そんな中で相手の社長さんの1人がすごく面白い提案をしてくださったんです。

それは、「えんじょるの」のマッチングシステムを使って日帰り温泉施設への付き添いサービスをすれば、高齢者も若者も存分に楽しめて人気サービスになるんじゃないかと言うことです。f:id:enjorno:20211029195721j:image

このご意見を聞いたときにハッとしました。

私の中ではボランティアは相手のために尽くすものと言う固定概念があったのですが、日帰り温泉に一緒に行ってボランティア自身も楽しんじゃうなんてとても素敵ですよね。おじいちゃんとボランティアの若者が温泉に一緒につかりながら笑っているシーンや、風呂上がりには、おじいちゃんが「一緒に飯でも食って行こうか。なんでも好きなものを注文しなさい。」なんて言って2人で仲良くランチをしている姿が思い浮かびました。

高齢者に大人気の日帰り温泉施設。平日の昼間など高齢者ばかりです。このマッチングシステムがあれば、車がない高齢者も温泉に行けて館内の付き添いもしてもらえます。そしてただで温泉に入れる若者も喜びます。何よりすばらしい地域の世代間交流になると思うのです。素敵なサービスですね。

さぁ、こうなったら、なんとしてもシステム改修したい!まずは補助金申請がんばるぞ!

そんな楽しい出会いがあった1日でした。

「介護の日」福祉講演会で話をします

11月6日(土) 10:00~11:30 長野県東御市中央公民館3階 講堂にて

「介護問題の社会化を考える」~ヤングケアラーを経験して~

 

という題で私が話をします。

口下手すぎる私が講演会なんて・・・当日来られる聴衆の皆様に、先にお詫び申し上げます。

「つまんなかったら、すみません」

 

毎日、頭から煙を出しながらパワポでスライド作ってます。そして少しでも皆さんに楽しんでもらえるようにするにはどうしたらよいのか・・・色々頭を捻っています。

「一曲歌う?それとも踊る?」

「仮装する?脱ぐ?」

「ものまねする?」

「効果音を付けて登場する?」

「リリーフカーに乗って登場する?」

「応援団とかチアリーダー呼ぶ?」

そんなバカなことばかり思い浮かんできて、今日も作れたスライドは1枚だけでした・・・果たして当日までに完成できるのか?

当日は参加申し込み不要なので、私の慌てふためく姿を見にいらして下さい(笑)

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こんな立派なところで話をするのか・・・

 

10月の動画送付状

今月も作りました、動画送付状。

今回はケアマネ3人でタイムスリップ!

私達の若かりし頃の姿から、30年後の姿までお見せします。

https://youtu.be/vAJpQez5zIM

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いやぁ、それにしても最近のアプリは凄いなぁ・・・

シール貼り完了しました!

ついに完成しました。募集チラシの訂正シール貼り。

シール印刷、カッティング、貼り付け作業、チラシ6000枚分に要した時間は、なんとトータル60時間!

やり遂げました。そして最後のほうでは、私は職人と言っても良いほど見事な「シール貼りスキル」を身に付けていました(笑)

早速社会福祉協議会に搬入します。有効活用してくださる事を願っております。

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新曲「アンサングヒーロー」発表!

ついに完成しました!アメフト選手の歌。曲名は、

「UNSUNG HERO」

(アンサング ヒーロー)、縁の下の力持ちという意味です。
世の中には、子育てや介護など大切な家族や仲間の為に日の当たらない場所で必死に頑張っているアンサングヒーロー達が大勢います。その様な方々の「闘う覚悟」を讃える歌です。
「仲間の為に身体を張って闘うアメリカンフットボール選手」になった気持ちで聴いてみてください。
作詞は私。作曲と歌は、Luckyquartzさん。編曲とピアノはマキ・奈尾美さんです。
今頑張っている多くの方々へ、この歌の力が届きますように!
https://youtu.be/d7GAHO3BSc8

 

本日この歌を、社会人アメフトチームの相模原ライズにもお贈りしました!

この歌聴いて、頑張れ〜!応援してるぞ〜!

f:id:enjorno:20211016182816j:image若かりし頃の私

ウェブニュースで話題になってます

NHK ニュースのサイトに、先日テレビ放送されたヤングケアラーの番組の記事「もしもしが聞きたくて」がアップされました。

ナント、アクセスランキング総合3位。

エンジェルスの大谷選手の記事より上❗️(笑)

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良かったら読んで見てくださいね。

記事はこちらですhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/k10013298201000.html

そしてナント、この記事の内容をテーマにした歌もあるのです。私が作詞しました。こちらも良かったら聴いてください。

https://youtu.be/9yG5Ce45kv8

 

テレビの反響が続々と!

先月、ヤングケアラーの特集番組でNHKに出ました。

こちらがその時の番組です。(6分間)

NHKヤングケアラー - YouTube

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webニュースの記事はこちらhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/k10013298201000.html

この放送のあと、大勢の方から「見たよ」と声をかけて頂き、また二つの新たな展開もありました。

一つは、大手新聞2社から取材の申し込みを頂いたこと。

もう一つは、来月11月6日に東御市中央公民館で行う「介護の日」福祉講演会で講演をさせて頂く事になったことです。

この講演会では、ヤングケアラーの事と、地域の助けあいについて話をします。講演会の中では8月に音楽家マキ奈尾美さんがコンサートで歌われた「ユルラン」の映像も流す予定です。そして最後に少しだけ「えんじょるの」の話もします。

 

日時 令和3年11月6日(土) 10:00~11:30

場所 東御市中央公民館3階 講堂

主催 東御市社会福祉協議会

内容 「介護課題の社会化を考える」~ヤングケアラーを経験して~

入場無料

 

お時間があればいらしてください。