えんじょるの

現役ケアマネジャーが現場目線で考えた、買い物弱者問題を解決するITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!あと時々脱線ネタも(^-^)

性善説ビジネス?

【CASH】というネットサービスご存じですか?

CASH(キャッシュ)|目の前のアイテムが キャッシュに変わる

これはどんなサービスかというと、例えばAさんが目の前の商品の写真を撮影してその写真を送れば、すぐにその商品に値段がつけられて、Aさんの口座に現金が振り込まれるというもの。そしてあとでAさんは商品を運営会社に送るという仕組み。

ネットの質屋さんみたいですね。

でも皆さんこんな疑問がわきませんか?

「もし、Aさんが悪い人で、お金が振り込まれた後に商品を送らなかったらどうするの?」

だってこのビジネスはAさんが商品を送ってくれることを信じて、先にお金を渡しているのですから。これって考えてみたら凄いことですよね。

このサービスを作った方はこのように言っています。

「世の中は人を疑うことが前提で成り立っているわけですが、人を疑うという行為は、すべてコストがかかります。」

これはどういう事かというと、例えば野菜の無人販売所。商品が置かれている横に貯金箱があるだけなので、お金を入れなくても商品が取れてしまいます。でも、この商売は「お金を入れてくれるだろう」と信じることで成り立っている訳ですね。

でもこの店主が「未然に泥棒を防ぐ仕組みをつくりたい。」と考えたらどうするでしょうか?

例えばお金を入れないと扉が開かないような箱の中に商品を入れるというのがあります。でもこの箱を買うのに費用がかかりますよね。もちろん壊れたら修理代もかかります。つまりこの箱を買う費用は「人を疑うために生じたコスト」なのです。

でも仮に、

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だとしたら、皆さんだったらどうしますか?

私だったら、「高い箱を買うよりも、少しくらい盗まれてもいいや。そっちの方が儲けが残るし。そもそも、そんな箱に入れられている野菜は美味しそうに見えないから売り上げも落ちるに違いない。」と思う気がします。これを性善説ビジネスというようです。


実は「えんじょるの」も、今まで多くの人から「この仕組みは性善説に基づいてる仕組みですね。」と言われてきました。それは「えんじょるの」は、善意の買い物ボランティアが大勢集まらないと成り立たない仕組みだからです。そして同時にこのようなことも言われてきました。「このご時世、ボランティアをする人なんていないよ。いくら募集したって集まるわけがないよ。」

そこで、私は2年前にある実験することにしたのです。本当に買い物ボランティアが集まらないのかどうかの実験を。

その結果・・・驚かないでくださいよ。集まった地域のボランティアは105名

すごくないですか。

どうしてこんなに集めることができたと思いますか?そこにはちょっとしたある仕掛けがあるのです。

それは次回のブログで!(^^)!