えんじょるの

現役ケアマネジャーが現場目線で考えた、買い物弱者問題を解決するITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!あと時々脱線ネタも(^-^)

ボランティアを集める方法

前回の続きです。

私がどうやって105名の買い物ボランティアを集めたのか。今回はそのやり方をお教えしますね。

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その前に、前提があります。それは「世の中には、困っている人を助けたいと思っている人が大勢いる」という事です。もしこの前提が無いとしたら、まず人々の道徳教育から始めないと、大勢のボランティアを集める事などできないでしょう。でも実際には、大災害などが起きた時は、全国から沢山のボランティアが集まってきます。これは即ち、大勢の人が「困っている人を助けたい」という善意を持っている証拠ですね。

ではその善意を行動に表す人と表さない人の違いはなんでしょうか?

それは、行動に表す人は、

「人を助けたいと思う気持ち」が「自分が支払うコスト」を上回っている人です。つまりこういう図式です。

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例えば大災害が起きた時などは、「人を助けたいと思う気持ち」が人々の心の中に非常に強く芽生えるため、例え自分が金銭的コストを支払ったり肉体的な重労働をすることになったとしても、それを承知で大勢の人が集まります。つまりこんな状態ですね。

f:id:enjorno:20211007065515p:plainでは、買い物ボランティアの様に大災害ほど強烈に人々の心に訴えるものが無い場合にはどうしたら良いでしょうか?

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そうです、この右辺、即ち「自分が支払うコスト」をできる限り小さくしてこの不等式を成立させれば良いのです。

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こんな感じで。そこで私が取り組んだ事はこの二つです。

①金銭的に損をしない様にする事

②手続きの面倒さをなくす事

 

具体的には、①はボランティアに対して利用者は一回五百円を支払ってもらう様にしました。五百円あればガソリン代や電話代を支払ってもボランティアは損しないでしょう。②は、ボランティア登録や、マッチング、終了報告などの全ての手続きをスマホだけでできる様にした事です。こうすると、ボランティアグループの事務局から電話がかかってくる事はありませんし、紙の申請書や報告書などの書類を事務局に提出する必要もありません。それに肝心のマッチングも、届いたメールを見て、その日自分が買い物できる時だけ受ければOKで、できない時はメールを見たら放っておけば良いのです。

 

この様に、ボランティア参加するための障壁を下げて、気楽に、かつ、損をする事なくボランティア参加できるようにした結果、105名のボランティアが集まったと言うわけなのです。

 

いかがでしょうか?今日はえんじょるのの核心部の話でした^_^!