えんじょるの

現役ケアマネジャーのえんじょるのプロジェクト代表が、現場目線で考えた、買い物弱者問題を解決するITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!あと時々脱線ネタも(^-^)

新年早々、たくさん挑戦中です!

ただいま今後の「えんんじょるの」に関して、4つの事に挑戦しています。

その4つとはこちら!

 

1 経済産業省 ものづくり補助金

 最高1000万円の補助金。これに採択されれば、システム改修の実現へ大きく前進!採択結果は今月半ば!

トップページ|ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト

2 第7回 日本アントレプレナー大賞

 経産省後援のビジネスプランコンテスト。現在書類審査中。通れば3月のコンテストへ!書類審査の結果は2月末。

ビジネスプランコンテスト「第7回日本アントレプレナー大賞」|リーダーズ倶楽部

3 軽井沢町チャレンジショップ

 軽井沢町の2年間無料の貸店舗。現在申込5件。選ばれるのは1件。今月末プレゼン!軽井沢チャレンジショップ - ホーム

4 株式会社インプレスR&D ネクパプPODアワード2022

 個人出版の本のコンテスト。私自作の絵本「森のお買いもの」を出してます。昨年は落選したが今年も再チャレンジ!

アマゾンPOD(紙書籍)の個人出版大賞|ネクパブPODアワード2022

 

よくまぁ、懲りずにあちこち首を突っ込むなぁ・・・と我ながら思いますが、失敗を恐れてやらないよりは、やって失敗したほうが自分が幸せだからやってます。

結果は逐次ブログでご報告しますね~!(^^)!

「えんじょるの」が目指す世の中

【人助けに不慣れな日本人】

 日本ケアラー連盟が行ったアンケートによると、日本人の9割は「助け合いは大切だ」と思っているそうです。 しかしその調査結果と裏腹に、「一月の間に人助けをしたかどうか」の国別ランキング(Charities Aid Foundation World Giving Index 2021)では、日本は114ヵ国中ダントツの最下位。想いはあるのに行動できない日本人の実態が明らかになりました。

 また別の例ですが、先日、私の友人の女性が駅前を歩いていると後ろから来た自転車に追突されて転倒しました。周りには大勢の歩行者がいたのに、誰もが彼女を遠巻きに見つめるだけで、起き上がるために手を貸したり、声をかけた人は一人もいませんでした。友人は惨めな思いで立ち上がり、その場を後にしたそうです。これは、行動に移せない日本人の一例です。ここで周りの人が彼女を助けなかった理由は、そこにいた人々の心が冷たいからではなく、どういう行動をしたら良いのか分からなかったことが一番の原因ではないかと思います。つまり、過去に人助けをした経験がないからとっさに行動に移せなかったのではないでしょうか。

 このことから、世の中に助け合いを広げる為には、人々が人助けの経験を積んでおく事が大切であると私は考えます。そのような経験を積むためには、普段から身近に「気軽に人助け活動に参加できる環境」があることが大切です。

 

【日本に残された道は、「助け合い」だけ】

 超高齢化社会の日本では、全国いたるところに日々の暮らしの中で手助けを必要としている高齢者がいます。 しかしながら、これらの高齢者の生活を支援するサービスの量は、 全く足りていません。理由はこれらのサービスはどれも高い運営コストがかかるため、 高齢者も事業者も、それに国や自治体もそのコストを負担することができないからです。 そこで国が打ち出した方策は、「地域包括ケアシステム」というものです。「地域包括ケアシステム」では地域の助け合いで高齢者の生活を支援することを目指しています。つまりお金がない以上、高齢者の生活を支える為には、人々が助け合うしかないと国も考えているいうことです。

 そこで私は、 「地域包括ケアシステム」を実現するために、地域住民が気軽に助け合える新たな仕組みを作ろうと考えました。またその仕組みを広げていく過程で、多くの人々が人助けを経験することができ、その結果社会全体に助け合いが広がっていくのではないかと考えました。 

 

【「繋がりやすさ」を重視したシステム「えんじょるの」】

 日本人は周りに助けを求めるのが苦手です。それは人に助けを求めることは人に迷惑をかけることと考えるからです。だから人に頭を下げて頼むよりも、じっと一人で我慢しがちです。そうすると周りの人は、その人が困っていることに気がつかなかったり、たとえ困ってそうに見えていても、 助けを求められない以上、手出しをすると迷惑に思われるかもしれないと感じてしまいます。だから日本では一向に助け合いが広がりません。

 つまりこのことからも分かるように、日本で助け合いを広げるためには 、周りの人が「気づいてあげること」や「勇気を出して声をかけること」よりも、 助けて欲しい人が「気軽に SOS を出せること」の方が大切なのです。 もしSOSを出す人が増えれば、周りの多くの人がSOSに気づくことができます。そうしたらその次に大切なことは、周りの人が 「気軽に」手伝えることです。つまり、SOSに気付いた周りの人が、時間的も労力的にも経済的にも負担の少ない形で手助けできる仕組みがあれば、大勢の人が手助けしてくれる様になると思います。

 このように助け合いを広げる為には、「助けてほしい人」が気軽にSOSを発信出来て、同時に「助けてあげたい人」が気軽に手伝える、そんな両者が繋がりやすい仕組みが必要なのです。

 このような考えで私は、地域住民同士が気軽に助け合えるシステム「えんじょるの」を開発しました。私はこの「えんじょるの」を全国に広げて、たくさんの人々に人助けに参加してもらい、そして人助けの経験を積んでいただき、最終的には助け合いにあふれる暖かい社会を作りたいと思います。

 

【「えんじょるの」を使った助け合い】

 インターネットの普及ででてきたマッチング技術。これを助け合いに使えば、高齢者にとっては非常に役立つものになります。しかし、いかんせん高齢者はスマホが使えない人が殆どです。そこで、最近は様々な企業が高齢者でも使いやすい通信機器を開発して高齢者に使わせようとしていますが、私の長年のケアマネジャーとしての感覚では、いくら簡単な操作であったとしても「新しい機械」というだけで、高齢者は絶対使えないのです。だから私は、高齢者が最も使い慣れた通信機器、すなわち「電話」でインターネットに接続させようと考えました。えんじょるのは、「買物に困っている人」と「地域のボランティア」を、電話で着信を入れるだけで インターネット上にSOSを出してマッチングさせることができる、日本で初めてのウエブシステムです。だから電話しか使えない高齢者でもIT技術の恩恵を得られます。

 現時点では、「えんじょるの」は買い物代行だけに特化したシステムですが、今後このマッチング機能を使って高齢者から特にニーズが高い8個の支援メニュー(外出付き添い・ゴミ出し・片付けや掃除・傾聴や相談・見守り・雪かき・日帰り温泉付添い)を増やす計画です。

 

2022年は、「えんじょるの」を採用して下さっている御代田町社会福祉協議会とタッグを組んで、この低コストで手軽に運用可能なシステムの効果を実証していきます。

近い将来、必ず日本全国に広まると確信しています。今年も暖かいご支援をお願いいたします!

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お正月の寂しさ

毎年正月になると、私は寂しさを感じます。それは子供の頃のお正月の記憶が甦ってくるから。

当時、両親は年中無休で和食屋を経営していました。だから年末年始は最も忙しい時期。両親は早朝から深夜まで市内の店で働きづくめ。だから我が家は年末大掃除どころか普段の掃除すらやる暇がなくて、家の中は常にゴミ屋敷状態でした。

そんな部屋の中で、小学校が冬休みの私は、ずっと1人で過ごしてました。

雪深い地方だったので、昼間は家の前で雪だるまを作ったり、小さな階段の斜面でソリをしたりして遊び、夕方以降はこたつでお正月番組を見て過ごしました。f:id:enjorno:20220102072306j:image

ある元旦の朝、私は友達と雪遊びをしたくて、その子の家に遊びにいった事がありました。雪の中をソリを引いて歩きながら。でも、その子の家では家族や親戚が集まって賑やかに過ごしていて、「今日は遊べない」と言われました。その時私は初めて、正月は普段の日と違って、友達の家に遊びに行ってはダメな日だと分かったのです。

 

「お正月は誰もいない」

子供の頃はそれが当たり前だと思っていました。

だから今でも正月になると、「今も世の中のどこかに一人寂しくお正月を過ごしている子供がいるのかなぁ」と感じてしまい、手放しで楽しめない自分がいます。

 

人生は人それぞれ。でもその中で幸せを見つけていく事が人生なのでしょうね。これからもあるものに感謝して生きていきたいと思います。

スヌーピーも言ってます。「配られたカードで勝負するしかないのさ!」ってね(^^)

12月の動画送付状

今月も動画送付状つくりました。

今回は、なんと日本社会人アメリカンフットボールリーグの強豪「相模原ライズ」の本物のチアリーダーに出演してもらっちゃいました!(^^)!

宜しければご覧ください。

12月 チアリーダー - YouTube

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相模原ライズチアリーダーの皆様



チャレンジショップ

私の地元には、チャレンジショップという2年間だけ無料で使える貸し店舗があります。

これは、自治体の商工課が、地域活性化と経営者の育成を目的として行なっているのですが、この度、そこの店舗の一つに空きが出るという情報を聞いたので、前々から「えんじょるの」の事務所が欲しいと思っていた私は早速申し込んでみました。

本来は販売用の店舗なので、当然ながら事務所として貸してはくれません。そこでは、何か物やサービスを売る必要があります。そこで私は「介護に関するコンサルティング」と「家事支援サービス」を提供しようと思うのです。その他、地域のボランティア情報の発信や「えんじょるの」のプロモーションも。店の名前は、

「介護の相談 えんじょるの」

イカしてるでしょ〜(笑)

 

もちろん、貸してもらうには厳しい審査があります。まずは来月、庁舎で行われる10分間のプレゼンで商工課の皆さんにアピールしなくてはなりません。

今回の申込者は5人とのこと。その中の1人が選ばれることになります。

さぁ、この狭き門、通れるのか⁉︎

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日本人が人助けをしない訳

チャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」という団体が、世界114カ国の人々に対して行ったアンケート。

「あなたはこの1ヶ月の間に、助けを必要としている見知らぬ人を助けたましたか?」

国別ランキングが出ています。1位はアフリカのナイジェリア82%。これは100人中82人が人助けをしたということ。それでは、果たして日本は114カ国中、何位だと思いますか?

答えはナント、114位の最下位。しかもビリから二番目のベルギーの25%に大きく離された12%というダントツビリ!

これ、日本人としてショックじゃありませんか?世界一、人助けをしない国民だったなんて・・・これって、世界一心が冷たい国民ってこと?

でもよくよく考えてみたら、そんな筈はないと思うのです。何故なら、私の周りの大抵の人は心優しい人達ばかりだからです。

では、何なのでしょうか、このアンケートの結果・・・

思うに、これは日本文化の特徴から来ているのではないかと思うのです。

皆さん、アメリカの文化 人類学者 R.ベネディクト が1946年に書いた『菊と刀』という本知ってますか?この本の中に有名な言葉があります。それは、日本は「恥の文化」であるということ。

「恥の文化」とは、人々が行動をするとき、「相手がどう思うか」そして「相手からどう思われるか」によって、やるかやらないかを判断する文化だそうです。だから、例えば「人に迷惑をかけること」は、「相手が嫌な思いをするし、その結果自分も相手から嫌がられる」ことになるから、日本人は「人に迷惑をかけること」を極端に避けようとする訳です。他にも、日本人の中に特に強い「同調圧力」。これも、人と違う事をすると「相手に不快感を感じさせる」=「恥ずべきこと」という風に考えてしまう日本人特有の感性から来ているようです。

この様な「恥の文化」の中では、助け合いがスムーズに広がらない事があります。

何故なら、助け合いが行われるためには、以下の①②の工程が必須だからです。

①まず始めに「助けて」と誰かが発信する

②それに対して誰かが「助けるよ」と答える

ここで大切なのは、この順番です。決して①と②は逆にはなりません。つまり、①の助けてほしい人が「助けて」と発信することがないと、永遠に助け合いは起きないのです。

そうすると、ネックになってくるのが「恥の文化」。「助けて」と発信する事は「人に迷惑をかけること」と考えてしまうから、日本人の多くは何も言わずにじっと我慢してしまうのです。

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必死にガマン


そうすると助ける側も、そもそも困っている人の存在に気が付かなかったり、例え相手が困ってそうに見えたとしても、助けてほしいそぶりを見せないので「手助けをすると、逆に迷惑なんだろうなぁ」などと余計な詮索をしてしまうのです。

よく助け合いを広めるためには「思いやりの心」とか「勇気を出して声をかけてあげること」とか「周りの人が気づいてあげること」などが大切なことだと言われますが、私はそうではないと思っています。何故なら、そもそも「困っている人がどこにいるかわからない、本当に困っているのかどうかも分からない」状況なのに、それを回りの人が思いやりの力で見つけ出そうというのも限界があると思うからです。

だから「助け合い」を広める為に一番大切なのは、困っている人が「助けて」とSOSを発信しやすい仕組みを作る事なのです。

皆様、お分かりでしょうか。日本人が人助けをしない訳。そして助け合いを広める為に大切なことは「SOSを発信しやすくすること」だという事を。

そしてそのような視点で考えたのが「えんじょるの」というシステムなのです。

SOSお手軽ですよ~。何しろ電話着信入れるだけ!

ディープフェイク動画

皆さんに楽しんで頂く事も、ケアマネジャーの大切な仕事です。

遅くなりましたが、先月末に作った動画送付状。恥ずかしさを乗り越えて大公開(笑)

https://youtu.be/pXCurHwKBMkf:id:enjorno:20211215234113j:image

 

マキ奈尾美さんのコンサート

本日、マキ奈尾美さんのミニコンサートがありました。わずか1時間ほどのコンサートでしたが、とにかく素晴らしい歌の数々!

これほどまでに聴く人の心を震わせる歌手を、私は他に知りません。

「マキ奈尾美さん」

音楽家としての実力、世の中を見極める目、人としての心の暖かさ、全て本物です。

もっともっと世に出て、多くの方々に聴いて欲しい歌手です。

「今の時代が、マキさんの歌を必要としている」そんな気がします。

近いうちに、ブレイクしますよ、絶対に!

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マキさんの心に響く歌、こちらから聴けます。

【あなたの手に】人類の存続を願う歌

https://youtu.be/DbbZZALZuYw(一曲目は間紀徹さんのラ・ノビア、続く二曲目です)

【ユルラン】若年性アルツハイマー病で他界した母に捧げる歌

https://youtu.be/9yG5Ce45kv8

勝負どころの予感

「えんじょるの」を構想してから、もうすぐ4年になります。

今まで何度も小さな挫折があり、ピンチがあり、そしてそれ以上の幸運があり、何とかここまで来ましたが、そろそろ私は大きな勝負をかけたいと思っています。

それは、「果たしてこのシステムが世の中に受け入れられるのかどうかと言う事を白黒はっきりさせよう」と思うのです。当初は3年でこの結論を出したいと思っていましたが、ちょうど3年が過ぎようとしていた去年の今頃、まさに「えんじょるの」の弱々しい炎がもうすぐ消えてしまいそうなその時に、まるでドラマの中のヒーローのように協力企業が現れたのです。

「これはきっと、まだ諦めるなと言うことかも。」

そう思った私は、「もう少し頑張ってみよう」と奮起してこの1年間を過ごしてきました。

この1年間、まず法人化から始まり、御代田町社会福祉協議会で本格運用を開始しながら、たくさんの講演会やプレゼンテーション、そしてプレスリリースを通して、とにかくこのシステムを世の中の人達に知ってもらうことに努めてきました。途中、私のヤングケアラーの経験談がNHKや新聞で話題になり、意外な方向からも援護射撃が入りつつ、とにかく私にとって今年は最も人前に出て、大勢の人と「えんじょるの」の話をした一年になりました。

そこ結果私は、ある確信が持てるようになったのです。

それは、この「えんじょるの」のマッチングシステムを使って、今行っている買い物代行だけではなくいろいろな高齢者の困りごとを解決できる仕組みにすることができれば、世の中から絶対に必要とされるものになると言うことです。

こうなったらやるしかありません、システム改修を!

今その為の資金調達にチャレンジしています。補助金の審査結果は一月に。来週は投資家とのミーティング。目標1500万円!

 

大きな山場、来ましたよ〜^_^!

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つながりやすさが世の中を変える

日本人の9割は「地域の助け合いは必要だ」と思ってるそうです。

それなのになぜ、助け合いはなかなか広がりにくいのでしょうか?

 

その理由を、一つの例をあげてご説明します。一昨年起きた長野県の千曲川の氾濫。あの時、全国から2万5千人を超えるボランティアが集まってきました。

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2019年の千曲川の堤防決壊

こんな現象は、30年前には考えられなかったことです。なぜこのように大勢のボランティアが、全国から集まってきたかというと、それは・・・昔の人より、今の人の方が優しくなったから・・・ではないんですね。

人の優しさというは、今も昔も変わらず、皆沢山持っています。本当の理由は、情報通信網の発達で、被災者が困っている状況を、リアルタイムに全国の人が分かる様になったからです。それに、車や交通機関の発達により、被災地に行きやすくなったからなのです。だから2万5千人もの人が集まってきたのです。

 

つまり、助け合いを広げるために一番大切なことは、「助けてほしい人」と「助けてあげたい人」を「つながり易くする事」なのです。

例えばそれは「情報をリアルタイムに伝える事」だったり、「移動し易くすること」だったり、他にも「実施する時のリスクを減らすこと」や、「手続きを手軽にすること」、「金銭的な負担をなくすこと」などもつながりやすくする手段の一つです。

だからそうやって「人と人が繋がりやすい」仕組みや環境さえ作ることができれば、あとは、自然と人同士は繋がっていき、助けえ合いが広がっていくのではないでしょうか。

えんじょるのも、「買い物に困っている人」と「地域のボランティア」を、電話着信だけでつなぐことができる仕組みです。

困っている時に困っていることを気軽に発信出来て、手が空いている時にサラッと手助けできる、そんな何気ない助け合いが広がる事を目指しています!

社会福祉大会で話をして来ました

11月27日にエコール御代田で行われた、年に一度の社会福祉大会で、閉会のメッセージを話してきました。

この話、最初に担当者の方から打診された時は、

「そんな大役、絶対ムリー!」

って一瞬思ったのですが、

「もしかして、面白い経験ができるかも。」

と、持ち前の好奇心には勝てずお引き受けしました。

事前に社会福祉協議会の担当者の方からいただいたお題は、3点。

1「ヤングケアラーを経験した立場から地域のつながりについて思う事」

2「制限時間は10分」

3「BGMなどを流して感動的な演出で」

ムムムッ、感動的に⁉︎コレは一気にハードルが高くなったぞ…

BGMって言ったって、曲選ぶセンスないし〜

と思い悩んでいましたが、こんな時はあの方に頼るしかない!という訳で、マキ奈尾美さんのピアノ曲を使わせて頂く事にしました。

曲名はもちろん「ユルラン」

自分の部屋でリハーサルの時にこの曲を流してみたら、これがまたバッチリ良い感じに会うんですね。

「う~ん、こんなにうまく行くなんて、奇跡的だなぁ。」

当日は、私の隣で手話の方が通訳してくださるなか、一生懸命話をしてきました!聴いてくださった皆様が感動してくれたかどうかは分かりませんが、少なくとも曲は感動的でした(笑)

話の最後に、「えんじょるの」の事もしっかり伝えてきましたよ。嬉しいことにこの日の翌日、二人も援助者登録があったのです。私の話の影響かどうかは謎ですが・・・(笑)

という訳で今回もマル!

説明がありません

 

セミナーとコンサートのお知らせ

軽井沢町近隣でご高齢の方と暮らしている皆様へ、無料のセミナーとコンサートのお知らせです。

事実は小説よりも奇なり。今回は、弁護士さんが相続に関する実際にあった面白〜くて役に立つ話をしてくれますよ。その後は、マキ奈尾美さんの素敵なコンサートも!「ユルラン」も聴けるそうです。

どちらも無料で聴けるなんて、滅多にないチャンスですよ〜!

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産経新聞「人語り」

本日の産経新聞の人物を取り上げるコーナー「人語り」で記事にして頂きました。

今回の記事は「えんじょるの」ではなく「私」。

何度読み返しても、我ながら不器用な人生だと思いますが、これ以外、他に生きる道が無かったというのが正直なところです。母との出来事を克服する為だけに生きて来た様にも思います。

発病当時、母は48才。私も今48才。記者の方にお願いして、同じ年の母と一緒に写してもらいました。

宜しければお読みください。

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