えんじょるの

現役ケアマネジャーのえんじょるのプロジェクト代表が、現場目線で考えた、買い物弱者問題を解決するITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!あと時々脱線ネタも(^-^)

想い

マインドチェンジしましょう!

私はワクチンを3回打ちました。 でも、打ちたかった訳ではなく、コロナに罹るのが怖い訳でもありません。ましてや、「思いやりワクチン」という言葉が意味する様に、ワクチンを打てば人に感染しなくなって人に迷惑をかけなくなるなんていう嘘を信じている訳…

困っている人を孤立させない社会を

先日、知り合いのご家族の、旦那さんが亡くなりました。中学生の娘さんが、非常にショックを受けて苦しんでいるそうです。その娘さんはパパが大好きだったとのことで、今も学校にも行けず精神的な治療も必要な状態だとの事・・・ その話を聞いた時に、何故か…

「えんじょるの」が目指す世の中

【人助けに不慣れな日本人】 日本ケアラー連盟が行ったアンケートによると、日本人の9割は「助け合いは大切だ」と思っているそうです。 しかしその調査結果と裏腹に、「一月の間に人助けをしたかどうか」の国別ランキング(Charities Aid Foundation World G…

つながりやすさが世の中を変える

日本人の9割は「地域の助け合いは必要だ」と思ってるそうです。 それなのになぜ、助け合いはなかなか広がりにくいのでしょうか? その理由を、一つの例をあげてご説明します。一昨年起きた長野県の千曲川の氾濫。あの時、全国から2万5千人を超えるボランティ…

助け合いが広がらない理由

もう何十年も前から、助け合いの大切さは言われ続けていますが、果たして世の中に助け合いは広がっているでしょうか? むしろ、どんどん地域のつながりは薄くなっていませんか? 今回はその理由をお伝えしたいと思います。こちらは、日本ケアラー連盟が行っ…

性善説ビジネス?

【CASH】というネットサービスご存じですか? CASH(キャッシュ)|目の前のアイテムが キャッシュに変わる これはどんなサービスかというと、例えばAさんが目の前の商品の写真を撮影してその写真を送れば、すぐにその商品に値段がつけられて、Aさんの口座に…

NHKに出ました!

9/14(火) 18:10からの首都圏ネットワークの中の「私もヤングケアラーだった」のコーナーで、約5分間特集で取り上げて貰いました。私が中学生の時に若年性アルツハイマー病の母を介護した時のことを語った内容です。 発病当時の母 ずっと心の中にしまっていた…

ヤングケアラーを支えたい!

昨夜久しぶりにクイズ番組を見ました。 我が家の高校生の子供二人が、キャッキャと喜んで見ていたのを、後ろから何気なく見ていただけですが。そこに出演していた回答者は、全員、東大・京大・早稲田・慶応卒など高学歴芸能人ばかり。そんな彼らの明晰で自信…

地域模擬家族化計画

サザエさん一家6人の12年後の年齢構成 15才以下 1人 14.3%(タラオ) 15才〜65才 4人 57.1%(サザエ、マスオ、カツオ、ワカメ) 65才以上 2人 28.6%(波平、フネ) 「ナント、この年齢別の人口比率は、正に現代の超高齢化日本の縮図!という事は、サザエさん…

買い物弱者問題が存在しない国

「そんな国あるの?」 あるのです! 正確に言うと、「買い物弱者はいる」けど「問題にならない」国です。これは、現地の女性と結婚してその国に住んでいる私の親友がリサーチしたので間違いありません。 そこはどこかと言うと、インドネシアのバリ島。 親友…

夢物語には・・・しない!

ジョンレノン Imagine より 「人々の助けあいだけで買い物弱者問題を解決したい!」 私は今まで、あちこちのプレゼンテーションで大勢の人にこう言ってきました。 でも帰ってきた反応はと言うと… そんな夢物語、今どき小学生でも言わないよ。 老人をだます奴…

涙あふれる時間

8月1日、マキ奈尾美さんのコンサート「命ある限り輝いて」が、軽井沢大賀ホールで開催されました。 大賀ホール 大賀ホールステージ マキさんの歌とピアノ、そして聴く人の共感を誘うMC。 …やはりどれも一流です。 マキさんが歌った歌は、イタリア、ギリシャ…

イタリアで広島の平和の鐘!君が代も⁉︎

今年もイタリアで行われる広島・長崎の原爆被害者追悼式。 式典の始めでは、憲兵音楽隊が君が代を演奏し、広島の平和の鐘の音が響き渡る。 イタリアでこんな事してるの知ってましたか?本当の話なんですよ。コロナ禍で大変な中、私達の先祖を弔ってくれるイ…

ヤングケアラーの複雑な気持ち

今日は仕事が休みで、この本を読みました。 自分の経験と照らし合わせながら読み進めることができ、共感の嵐! それにずっと忘れていた35年前の中学生の時のある感情を思い出して、とても懐かしさを覚えました。 その感情とは・・・ナント「恨み」なのです。…

NHKの取材がくる!?

7月にNHKのテレビ番組取材がきます。 「スゴイじゃない~!えんじょるのもNHKで紹介されたら有名になるかも!」 と思ったあなたっ! 残念ながら「えんじょるの」の取材ではありません・・・ 実はこの番組なのです。 “ヤングケアラー” 知ってほしい介護する子…

unsung hero

「unsung hero」(アンサング・ヒーロー) 直訳すると、「賛美歌を歌ってもらえないヒーロー」 つまり、誰からも評価されない縁の下の力持ちとか、表には出ない影の立役者の事を言います。 カッコいい言葉ですね。 でも考えてみたら、unを取ったsung hero (…

高齢者の見守りについて思う事

「見守り」って、私は以前から違和感を感じていました。 よく自治体では「地域の見守り体制の構築」なんていう目標を掲げることがありますよね。 介護保険の認定調査でも、自立、見守り、一部介助、全介助とランク付けされていますが、この「見守りレベル」…

人を動かすのは感動

この度、一般社団法人「生活互助支援の会」設立にあたり、自分なりにどのような法人を目指したいか考えてみました。 そこで私の大切にしている価値観を再確認するために、自分の人生に起きてきた様々な転機を振り返ってみることに。 まず高校を卒業して自衛…

絶望の中に見えてくるもの

私は普段ほとんどテレビを見ないのですが、昨日たまたま目に入った番組で、ある日本人の冒険家の特集を見ました。 その冒険家は、まだ30歳そこそこなのですが、数年前に絶望して死にたいと思った時に、自分の死に場所として頭に浮かんだのが砂漠で、そのまま…

今日で3年経ちました

3年前の2018年2月18日の「うおづビジネスプランコンテスト」からスタートした「えんじょるの」 あの日、 「3年間全力で走ったらどこまで行けるかな?」 そんな想いで、3年後の今日2021年2月17日を目標にチャレンジしてきました。 その結果、3年前はアイデア…

高齢者の皆様へお願い

私はケアマネジャーです。高齢者を支援する仕事をしています。だからこそ高齢者の皆様にお願いしたいことがあります。 それは、 「今の若者に、あなた達と同じ歳まで生きられる社会を残してあげてください。」 という事です。 私はケアマネジャーと言う仕事…

天国のFちゃんへ

昨年の暮れに、幼馴染のFちゃんが突然亡くなりました。くも膜下出血でした。 私と彼女は山間の田舎の小さな学校で保育園から中学を卒業するまで共に過ごした幼馴染。 当時の小中学校 半年前にその彼女が「えんじょるの」のクラウドファンディングに支援して…

今年のキーワードは「ついでに」!

新年あけましておめでとうございます。 今年の元旦はコロナのせいで、心なしか道路を走る車が少ない気がします。 ところで私は、道を走る車を見ているとよくこんな事を思います。 「この沢山の車が、それぞれの向かう目的地に、ついでに乗せて行ってくれたら…

ヤング・ケアラー問題から、人類の未来を考える

昨年神戸市で、22才の孫が90才の祖母を殺すと言う事件が起きました。祖母は認知症で、同居の孫が1人で介護を担っていたそうです。この事件で、一躍注目を浴びた若年介護者問題。 ところで皆さん「ヤング・ケアラー」って言葉聞いた事ありますか?家族の介護…

頭をひねって作詞をしています

今、「ユルラン」という曲の作詞をしています。 なぜ、私が作詞をしているのか。それには、こういう訳があるのです。 ユルランは韓国の家庭に伝わる伝統的なお菓子で、蒸した栗をつぶしてハチミツと練り上げ、かわいい栗の形にしたものです。 漢字で書くと「…

兄の最期の言葉

私の6才年上の兄は、5年前に脳腫瘍で他界しました。享年48歳。 変わり者の私が言うのもおかしいのですが、兄はかなりの変わり者でした(笑) 仕事は飲食店の経営者で、地元の福井県の近郊で宅配すし屋、居酒屋、焼き肉屋、パスタ屋、もつ焼き屋、よくわから…

いざ勝負!地域活動フォーラム

さあいよいよ来ました大一番! 「第36回 佐久地区ボランティア・地域活動フォーラム」でのプレゼンテーション。 そこで会場に集まった大勢の皆様に「えんじょるの」を猛アピールする大チャンス! 今回私に与えられた発表の時間は15分間。しかし、何度リハー…

社会保障費、いくらか知ってますか?

「えんじょるの」はとっても単純なマッチングシステム。 唯一他と違うのは、電話着信を入れるだけでマッチングが出来ること。 そんなシンプルな仕組みだからこそ幅広い応用が可能です。 それはボランティアに向けて配信されるメールの文面を変えるだけで、様…

電話着信の思い出

昔我が家にあった固定電話は、自分の家の電話から自分の家の番号にかけると、電話がかかりました。 つまり自宅の電話をオンフックにして自宅の電話番号を押すと、同じ電話機に着信音が鳴るのです。 回線が2つあったからなのでしょうか? もう35年も前、私が…

ステキな援助者さん

先日えんじょるので買い物ボランティアをしてくださった女性に、私からお礼のメールを差し上げた事がご縁で、本日その方と会ってご挨拶をする事になりました。 考えてみれば、えんじょるのって運営者の私が登録ボランティアさんの事を知らないのが普通なんで…