えんじょるの

現役ケアマネジャーのえんじょるのプロジェクト代表が、現場目線で考えた、買い物弱者問題を解決するITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!あと時々脱線ネタも(^-^)

ボランティアと遊び心

皆さん、「こんなボランティアだったらやってもいいかなぁ」って思いませんか?

じーばーイーツ

www.chunichi.co.jp

 

清走中

www.seisouchu.com

やっていることはどちらも慈善活動。「じーばーイーツ」は高齢者の家に食事を届けて一緒に食事をするというボランティア、「清走中」はゴミ拾い。どちらの活動も、もしNPO団体なんかが普通に市の広報誌にボランティアの募集案内を出しても、あまり人は集まらないし話題にすらならないと思います。でも、ちょっと遊び心を加えるだけで、これだけ魅力的な活動になるんですね。

 

「えんじょるの」はボランティアが気軽に登録できるように、ボランティア登録~実施~終了報告まですべてスマホで済むようにして、しかも金銭的に損がないように有償ボランティアという仕組みにしました。その結果、地元の105人の買い物ボランティアを集めることに成功したのです。それはそれで、素晴らしい結果だと思っているのですが、しかしこの記事を読んで、「えんじょるのに足りないものはこれかも知れない!」と思いました。

そう、遊び心です!

そこで、「えんじょるの」に少し遊び心を入れたらどうなるか考えてみました。例えば、高齢者からの「買い物リクエストメール」が届いた時、「お礼」の所にこんな一言がのっていたらどうでしょうか?

(買い物リクエストメール)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

只今、買い物に困っている80代女性から、買い物リクエストがありました。どなたか受けて頂けないでしょうか?

本日夜6時までに買い物代行をして下さる方は、下記リンクを押してください。(配達時間は個別にご相談ください)

ご依頼人(利用者):80代女性

近くの目印:○○南小学校

行き先:△△スーパー□□店

ご依頼人より一言:足が悪くて買い物に困っています。どうぞよろしくお願いいたします。

お礼:500円と、死んだお爺さんが集めていたこけし、好きなの1個差し上げます

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「えぇ~!こ、こけし」

f:id:enjorno:20220215123052j:image

こんなメールを見てしまったら、驚くと同時に笑っちゃいませんか。受ける側としては別にこけしはいらないけれど、なんだか、沢山のこけしが飾ってある家で一人暮らしをしているおばあさんをイメージできてほっこりとした気持ちになっちゃいます。そして、不思議と「困ってるのなら買い物してきてあげようかなぁ」という優しい気持ちになる気がするのです。他にも、お礼の品に「おばあちゃんとの2ショット写真撮影ができます」とか「おばあちゃんが得意の民謡を一曲聴かせます。」なんてあっても面白いですね。

ボランティアをするって言うと、自分を偽善者の様に感じてしまい、なかなか始める勇気が湧かない人は多いと思うのですが、単純に「面白そうだからやってみる」という動機があれば、すごくやりやすいと思いました。

ボランティアと遊び心。とっても大切な関係がある事に気がつきました。

これから絶対に必要になってくる「外出付き添い支援」

出かけることが困難な高齢者にとって、マイカーで外出付き添いをしてくれるサービスがあると良いと思いませんか?

例えば銀行でお金をおろして、そのあとスーパーで買い物をしたいと思ったとき、車を持たない高齢者はどうするかというと、まずタクシー呼んで銀行に寄り(その間タクシーは待たせている)、その後スーパーまで行って買い物をします。買い物が終わったら、再び電話でタクシーを呼んで来るのを待ち、来たら運転手さんにお願いして買い物袋を車の中まで運んでもらい、乗って帰るとこういう流れになります。

もしこれが、外出付き添いサービスならどうなるかというと。

まず約束の時間に付き添う人がマイカーで家まで迎えに行って、そのまま銀行に寄って付添い、それから買い物に付き添い、買い物が終わったら家まで送ると、全く途切れなくサービスが提供できます。しかも、車の乗り降りや、買い物中の付添い、荷物運びまですべてやってくれるので便利ですよね。

私はこの外出付き添いサービスを、2時間1000円の有償ボランティアで実施したいと考えています。一番の理由は高齢者にとって料金が安いからです。例えば今回の例でタクシーを使って買い物行った場合、行きは【迎車料金+運賃+銀行で待っている待機料金】がかかります。そして帰りは【迎車料金+運賃】がかかってくるのでかなり高額になるのではないでしょうか。私の知り合いの高齢者は、買い物に行くのに、毎回往復5000円の交通費をかけています。

それともう一つの理由は、車の乗り降りや買い物袋の荷物持ち、または店内の付添いや会計時の手伝いなど、高齢者にとって必要な移動以外の細かな支援が、付き添いサービスであればできるからです。

でもこの外出付き添いサービス、簡単にはできないのです。これを仕組みとしてやるには、今のところ考えられる4つの課題をクリアしなければなりません。その4つとは、

1 マイカーで送迎することが道路運送法上の白タク行為にあたるのではないかという心配があること

2 運営するボランティア団体の運営費は誰が払うのかという事

3 そもそもそんなにボランティアが集まるのかという事

4 交通事故が起きた時のリスクは誰がとるのかという事

そこで、今回は一つ一つ私なりに考えた解決策をご紹介したいと思います。

 

1 マイカーで送迎することが白タク行為にあたるのではないかということ

→こちらに関しては、法的に白タク行為にはならないことが確認できています。なぜなら外出付き添いサービスはその名の通り送迎行為自体に料金が発生していないからです。この場合謝礼の1000円は、付添いに対する謝礼であって、送迎は含まれていません。送迎は無料サービスだからです。

2 運営するボランティア団体の運営費は誰が払うのかという事

→こちらに関しては、「えんじょるの」のマッチングシステムを使ってオペレーターを使わずに自動でマッチングさせるようにすることで、電話オペレーターの人件費を削減します。唯一かかるコストがマッチングシステムのレンタル代月額3万円ですが、これを寄付やクラウドファンディングなどで調達するのです。

3 そもそもそんなにボランティアが集まるのかという事

→これはやってみないとわかりませんが、私は集まると思っています。なぜなら「えんじょるの」は手空き時間を使って気軽にボランティアできることを目指したシステムで、一般的なボランティア団体よりもはるかにお手軽にボランティア登録ができるからです。例えば登録はすべてスマホで出来ますし、実施報告もスマホで完了。ボランティアの依頼はメールで配信され、メールを見たボランティアは都合よい時だけ受託すればよくて、都合が悪いときは放っておくだけという手軽さ。それでいてボランティアの本人確認もバッチリ行っています。実際に私個人で買い物ボランティアを集めたときは、地元の105人の方がボランティア登録してくれました。だから世の中には「手軽ならボランティアしてもいいよ」と思っている人は大勢いると信じています。

4 交通事故が起きた時のリスクは誰がとるのかという事

→正直ここが一番の難題です。通常高齢者を乗せて交通事故を起こしたら、運転しているボランティアに責任がかかってきます。マイカーなので当然ボランティア本人の自動車保険を使うことになるので、このことがマイカーを使う送迎ボランティアが増えない原因にもなっているのです。でも、つい最近この問題を一気に解決する保険がでたのです。その名も、

損保ジャパン「移動支援サービス専用自動車保険」

f:id:enjorno:20220212160608p:plain

これまさに、マイカーを使った送迎ボランティアの為に作られた保険なのです。つまりこの保険を使えば、送迎中に起こした事故にたいしても自分の保険を使わなくてよいのです。まさに、時代に必要とされてできた保険ですね。詳しくはこちら↓

https://www.zenkoku-ido.net/temp/210319SOMPO_assurance_pop.pdf

もうこれからの時代は、地域住民同士が助け合わないと高齢者の生活が成り立たなくなると思います。なぜなら国も自治体も個人もお金がないからです。だから少しでもコストがかからない仕組みだけが生き残っていくのではないでしょうか。

いつの日か、超低コストシステム「えんじょるの」が大勢の人に認められる日が来ることを願って・・・

 

死んだ人の数

人類が発生してから現在まで、累計で何人の人がいたと思いますか?

答えは1080億人だそうです。

現在地球上には70億人の人が生きているから、過去に死んだ人は1080から70を引いて、1010億人。今生きてる人間の15倍もの人が既に死んでいるのですね。

f:id:enjorno:20220209090449j:image

そんなにたくさんの人生が過去に存在してたなんて、思いもしませんでした。我が家の先祖や歴史上の有名人で知っている人を合わせても、精々100〜200人くらいでしたから。

そう考えると、全ての人はいずれ肉体も精神も人の記憶からも綺麗さっぱりなくなるという事。そう思えば、返って清々しく感じます。

もうすぐ私は49才になります。母と兄が生きた48年間をもうすぐ超えます。

残りの人生、後悔なく生きたいと思います。

コロナ対策で思う事

なぜ日本はこれほどまでに、若者や子供を大切にしない国になってしまったのでしょうか。

昨日は厚生労働大臣が「2歳児からマスクをつけさせる」ことを前向きに検討するという発言をしていました。あの発言は、「自分たち高齢者を守るためなら、子供たちが我慢するのは当然だ。」という心情を表してる様にしか私には聞こえませんでした。f:id:enjorno:20220205234128j:imagef:id:enjorno:20220206070115j:image

子供たちが豊かな子供らしい子供時代をすごせるように、若者たちがかけがえのない青春時代を過ごせるように、それらを優先させるという決断をどうして日本の大人はできないのでしょうか。子供らは皆、重症化リスクが高い高齢者のために、人生の基礎を築くための大切な機会を失っているのです。

本当にかわいそうです・・・私は一人の大人としてとても情けない気持ちです。

私は今48才ですが、若い頃から好きな事をして生きてきましたし、やりたいこともやり尽くしてきたと思っています。もちろん良かったことばかりではなく辛いことも沢山経験してきました。ヤングケアラーだったことや、身近な人たちの死、うつ病で死にたいと思っていた時期もありました。それらも含めて全力で自分の人生を生きてきました。今私はこの人生に全く後悔はありません。だから未来を担う子供や若者たちの為なら、明日死んでも良いと思っています。

でもすべての大人たちに、私のように「子供のために死ぬ覚悟を持て」というつもりではありません。いや、本当は覚悟なんてどうでもよくて、大切な事は重症化しない子供たちの生活に「一切制限を設けない」という決断を私たち大人がする事です。もしコロナが怖ければ、大人が自分たちで自衛手段を取ればよいのです。

その様な意思決定ができるのが成熟した大人というものではないでしょうか。

そうやって自分よりも子供たちの人生を大切にする大人の姿は、子供たちの心に大きな宝物として残り、更に次の世代にも受け継がれていく日本人の魂になるのだと思います。

悲しいニュースです

先日墜落したF-15戦闘機のパイロットが、大学のアメフトチームの1学年上の先輩だったことが判明しました。この事故の事は知っていましたが、今朝のニュースでパイロットの名前が公表されて知りました。

とても悲しいです。若い頃の私の夢を実現してくれた人です。

「コージさん」

生きててほしい。

https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/649261

私も命がけで働いている人に、恥じない生き方をなくてはと思います。

ものづくり補助金再挑戦!

2週間前に、不採択通知が来た「第8回ものづくり補助金」

それからすぐに不採択理由を電話で審査官に教えてもらい、約一週間は思考停止状態だったのですが、一週間前に「第9回目に挑戦するぞ!」と決めてからは、怒涛の如く申請書の修正を行い、昨夜申請完了しました!

f:id:enjorno:20220129070121p:plain

「成功の要諦は、成功するまでやる事にあり」

以前ある方に教わった、松下幸之助さんのすばらしい言葉。

でも正直私は、「何度やっても成功するかどうかなんて誰にも分からない」と思っています。それより、「例え成功しても失敗しても、本気で挑戦することこそが人生そのもの」そんな気がしています。

そんなことを考えていたら、今から約20年前の2003年の自分を思い出しました。当時私は社会人アメリカンフットボールの選手をしており、命がけで日本一を目指していました。私は2部の大学出身の実績もない無名選手、体も小さく不器用、おまけに小心者、そんな欠点だらけの選手でしたが、とにかく本気で挑戦したのです。毎日練習前には「今日、選手生命が終わってもいい。100%出し切る。」と自分に言い聞かせて練習に臨んでました。

結果的にその年は念願かなって日本一になれたのですが、よく考えてみれば、決勝戦で勝てたのは偶然が重なったことも大きな理由。やはりそこは【ゲーム】ですから。でもそんな偶然の結果よりも、私にとっては、そのゲームに臨むために毎日必死に頑張ったことの方が、今となっては素晴らしい想い出なのです。

だから、今も私が諦めそうになると、

「今この瞬間に全力でやるかやらないか、人生はそれだけだ!」

と心の中の、ボロボロになりながら歯を食いしばって闘っている昔の自分が、私に発破をかけてくれるのです。

ヤングケアラー支援のイベントに参加しました

先日、NPO法人カタリバという団体が主催する、ヤングケアラー支援のオンラインイベントに参加してきました。

f:id:enjorno:20220127081825p:plain

まだ公的な支援も整備されてない中で、ヤングケアラーの子供達の為に、皆さんとても頑張っている!

その中で私が特に印象に残った言葉がありました。それは、「子供達はSOSを出せない」という事です。これは、子供たちは大人との心理的な壁があって周りの大人に「助けて欲しい」と言えないだけでなく、何をどう助けて欲しいかを相手に話す技術も持っていないという事です。それに家庭と学校という狭い社会しか知らない子供たちは、例えば自分の恵まれている環境に対して幸せを感じることができないのと同じで、例え自分が生活している環境が劣悪であったとしても、そもそも不幸と感じてないことが多いからSOSを発信する発想すら持たないということです。

これを聞いた時、「確かにそうだよな〜」と妙に納得しました。

自分の子供の頃を思い返しても、大人は子供の自分達より強い立場の人々であって、下手なこと言うと怒られるという心配もあるので、そもそもが自由にものを言える関係ではないという感覚を思い出しました。

ところで、先日埼玉県で起きた、中学3年生の男の子が自宅で死亡した事件。ご存じでしょうか?

この子は幼い兄弟の世話をするために小学5年生の頃から学校に行っていなかったそうです。この話題が、オンラインイベント中に出た時、参加者の誰もが「この不幸な男の子と、男の子にそのような生活を強いた酷い親」という認識に包まれました。

しかしこれは私の想像ですが、この子は普段「自分は不幸だ」とは思っていなかったような気がします。彼自身、何となく周りの子供たちと違うことに違和感を感じながらも、むしろ学校に行かず、幼い兄弟の世話をしながら暮らす事が彼の日常であって、その生活の中には彼なりの、くつろぎと、笑いと、自分の役割と、家族の一員として暮らす安心感もあったのではないかと思います。それに彼の親も「学校になんて行かなくていい。」という発言をしていることからも分かるように、学校よりも年上の兄弟が下の子の世話を優先する事は、この親なりの当たり前の価値観だった。

そんな風に彼と彼の親の気持ちを想像してみた時、「これじゃぁ、この子もこの親も、周りの人にSOSを出す訳はないなぁ」と感じました。

家庭という小宇宙。自分の固定観念をどこまで捨てて寄り添えるか。対人支援の難しさを考えさせられた時間でした。

1月の動画送付状

一年間続けてきた、動画送付状。

おかげさまで、送り先のサービス事業所の皆様から大変好評を頂きました。そんなこともあり、スタッフ全員で検討した結果、

「今年も続けよう!」

という事に決定しました~!(^^)!

と言う訳で、早速新年第一弾です。

今年も、明るく、楽しく、親しみを感じるケアマネジャー目指して頑張ります!宜しければご覧ください。

www.youtube.com

補助金申請、再チャレンジします

前回「不採択」となった、ものづくり補助金。あれからずっとモヤモヤしていましたが、決めました。

再チャレンジします!

 

このものづくり補助金ですが、実は年間9回も応募受付をしていて、前回出したのが第8回目の募集で次に再挑戦するのが第9回目の募集です。この締め切りは令和4年2月8日(火) 17時。あと3週間。

 

今回は前回出した申請書と、審査官からのアドバイスを元に、内容を修正してみようかと思っています。

 

前回の申請書はかなり気合入れて作ったので、これ以上の内容を書く事は出来ないと思っていました。しかしこの数日間、審査官からの意見とにらめっこした結果、ある秘策を思いついたのです。

「コレならチャンスがあるかも!」

締め切りまであと3週間。再チャレンジしてみます!

f:id:enjorno:20220119073359p:plain

 

補助金採択結果

ものづくり補助金の採択結果が届きました。結果は

 

f:id:enjorno:20220113073107j:plain

 

ショック~、自信あったのに・・・

不採択になった理由を審査官の方から電話で教えて頂きました。

 

理由

1 いくつかの機能に分けたとき、有償ボランティアの受け手がいるのかどうか不明。

2 多くの課題があるが、それらの解決方法が統一の考え方で良いかどうか不明。

3 電子機器に不慣れな高齢者をターゲットとしているが、依頼できるサービスの種類の多さに対してどのように高齢者がそれらを選択するのか、その選択をどのように技術的に解決するのかが不明。

4 対象範囲を広げての市場見通しであるが、範囲を広げることの妥当性が不明。

5 システム開発のスケジュールはあるが、市場開拓のスケジュールが不明。

6 アプリを使用するのは社協であり、本事業の申請者ではないが、システムが各社協とマッチするかの調査が十分ではない。

7 この事業は福祉色が強く、事業性を費用対効果で見るのが悩ましい。

8 色々言いましたが、それでもチャレンジして欲しい事業です。

 

ようは、「もっと事前調査をしっかり行って、十分な根拠を用意して出直してこい!」という内容が多いようです。でもはっきり言って、世の中にない初めてのことをやろうとする時に、根拠も何もないんですよね。だから実績で示したかったのですが。でもそれでは、お金は出せないということですよね。トホホ・・・

それでも、最後の8番目のコメントが、唯一の小さな希望かな(笑)

 

まぁ、こんな事だってあるさ。

大切なことはここから自分がどうするかだ!

 

 

 

新年早々、たくさん挑戦中です!

ただいま今後の「えんんじょるの」に関して、4つの事に挑戦しています。

その4つとはこちら!

 

1 経済産業省 ものづくり補助金

 最高1000万円の補助金。これに採択されれば、システム改修の実現へ大きく前進!採択結果は今月半ば!

トップページ|ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト

2 第7回 日本アントレプレナー大賞

 経産省後援のビジネスプランコンテスト。現在書類審査中。通れば3月のコンテストへ!書類審査の結果は2月末。

ビジネスプランコンテスト「第7回日本アントレプレナー大賞」|リーダーズ倶楽部

3 軽井沢町チャレンジショップ

 軽井沢町の2年間無料の貸店舗。現在申込5件。選ばれるのは1件。今月末プレゼン!軽井沢チャレンジショップ - ホーム

4 株式会社インプレスR&D ネクパプPODアワード2022

 個人出版の本のコンテスト。私自作の絵本「森のお買いもの」を出してます。昨年は落選したが今年も再チャレンジ!

アマゾンPOD(紙書籍)の個人出版大賞|ネクパブPODアワード2022

 

よくまぁ、懲りずにあちこち首を突っ込むなぁ・・・と我ながら思いますが、失敗を恐れてやらないよりは、やって失敗したほうが自分が幸せだからやってます。

結果は逐次ブログでご報告しますね~!(^^)!

「えんじょるの」が目指す世の中

【人助けに不慣れな日本人】

 日本ケアラー連盟が行ったアンケートによると、日本人の9割は「助け合いは大切だ」と思っているそうです。 しかしその調査結果と裏腹に、「一月の間に人助けをしたかどうか」の国別ランキング(Charities Aid Foundation World Giving Index 2021)では、日本は114ヵ国中ダントツの最下位。想いはあるのに行動できない日本人の実態が明らかになりました。

 また別の例ですが、先日、私の友人の女性が駅前を歩いていると後ろから来た自転車に追突されて転倒しました。周りには大勢の歩行者がいたのに、誰もが彼女を遠巻きに見つめるだけで、起き上がるために手を貸したり、声をかけた人は一人もいませんでした。友人は惨めな思いで立ち上がり、その場を後にしたそうです。これは、行動に移せない日本人の一例です。ここで周りの人が彼女を助けなかった理由は、そこにいた人々の心が冷たいからではなく、どういう行動をしたら良いのか分からなかったことが一番の原因ではないかと思います。つまり、過去に人助けをした経験がないからとっさに行動に移せなかったのではないでしょうか。

 このことから、世の中に助け合いを広げる為には、人々が人助けの経験を積んでおく事が大切であると私は考えます。そのような経験を積むためには、普段から身近に「気軽に人助け活動に参加できる環境」があることが大切です。

 

【日本に残された道は、「助け合い」だけ】

 超高齢化社会の日本では、全国いたるところに日々の暮らしの中で手助けを必要としている高齢者がいます。 しかしながら、これらの高齢者の生活を支援するサービスの量は、 全く足りていません。理由はこれらのサービスはどれも高い運営コストがかかるため、 高齢者も事業者も、それに国や自治体もそのコストを負担することができないからです。 そこで国が打ち出した方策は、「地域包括ケアシステム」というものです。「地域包括ケアシステム」では地域の助け合いで高齢者の生活を支援することを目指しています。つまりお金がない以上、高齢者の生活を支える為には、人々が助け合うしかないと国も考えているいうことです。

 そこで私は、 「地域包括ケアシステム」を実現するために、地域住民が気軽に助け合える新たな仕組みを作ろうと考えました。またその仕組みを広げていく過程で、多くの人々が人助けを経験することができ、その結果社会全体に助け合いが広がっていくのではないかと考えました。 

 

【「繋がりやすさ」を重視したシステム「えんじょるの」】

 日本人は周りに助けを求めるのが苦手です。それは人に助けを求めることは人に迷惑をかけることと考えるからです。だから人に頭を下げて頼むよりも、じっと一人で我慢しがちです。そうすると周りの人は、その人が困っていることに気がつかなかったり、たとえ困ってそうに見えていても、 助けを求められない以上、手出しをすると迷惑に思われるかもしれないと感じてしまいます。だから日本では一向に助け合いが広がりません。

 つまりこのことからも分かるように、日本で助け合いを広げるためには 、周りの人が「気づいてあげること」や「勇気を出して声をかけること」よりも、 助けて欲しい人が「気軽に SOS を出せること」の方が大切なのです。 もしSOSを出す人が増えれば、周りの多くの人がSOSに気づくことができます。そうしたらその次に大切なことは、周りの人が 「気軽に」手伝えることです。つまり、SOSに気付いた周りの人が、時間的も労力的にも経済的にも負担の少ない形で手助けできる仕組みがあれば、大勢の人が手助けしてくれる様になると思います。

 このように助け合いを広げる為には、「助けてほしい人」が気軽にSOSを発信出来て、同時に「助けてあげたい人」が気軽に手伝える、そんな両者が繋がりやすい仕組みが必要なのです。

 このような考えで私は、地域住民同士が気軽に助け合えるシステム「えんじょるの」を開発しました。私はこの「えんじょるの」を全国に広げて、たくさんの人々に人助けに参加してもらい、そして人助けの経験を積んでいただき、最終的には助け合いにあふれる暖かい社会を作りたいと思います。

 

【「えんじょるの」を使った助け合い】

 インターネットの普及ででてきたマッチング技術。これを助け合いに使えば、高齢者にとっては非常に役立つものになります。しかし、いかんせん高齢者はスマホが使えない人が殆どです。そこで、最近は様々な企業が高齢者でも使いやすい通信機器を開発して高齢者に使わせようとしていますが、私の長年のケアマネジャーとしての感覚では、いくら簡単な操作であったとしても「新しい機械」というだけで、高齢者は絶対使えないのです。だから私は、高齢者が最も使い慣れた通信機器、すなわち「電話」でインターネットに接続させようと考えました。えんじょるのは、「買物に困っている人」と「地域のボランティア」を、電話で着信を入れるだけで インターネット上にSOSを出してマッチングさせることができる、日本で初めてのウエブシステムです。だから電話しか使えない高齢者でもIT技術の恩恵を得られます。

 現時点では、「えんじょるの」は買い物代行だけに特化したシステムですが、今後このマッチング機能を使って高齢者から特にニーズが高い8個の支援メニュー(外出付き添い・ゴミ出し・片付けや掃除・傾聴や相談・見守り・雪かき・日帰り温泉付添い)を増やす計画です。

 

2022年は、「えんじょるの」を採用して下さっている御代田町社会福祉協議会とタッグを組んで、この低コストで手軽に運用可能なシステムの効果を実証していきます。

近い将来、必ず日本全国に広まると確信しています。今年も暖かいご支援をお願いいたします!

f:id:enjorno:20220104142615p:plain

 

お正月の寂しさ

毎年正月になると、私は寂しさを感じます。それは子供の頃のお正月の記憶が甦ってくるから。

当時、両親は年中無休で和食屋を経営していました。だから年末年始は最も忙しい時期。両親は早朝から深夜まで市内の店で働きづくめ。だから我が家は年末大掃除どころか普段の掃除すらやる暇がなくて、家の中は常にゴミ屋敷状態でした。

そんな部屋の中で、小学校が冬休みの私は、ずっと1人で過ごしてました。

雪深い地方だったので、昼間は家の前で雪だるまを作ったり、小さな階段の斜面でソリをしたりして遊び、夕方以降はこたつでお正月番組を見て過ごしました。f:id:enjorno:20220102072306j:image

ある元旦の朝、私は友達と雪遊びをしたくて、その子の家に遊びにいった事がありました。雪の中をソリを引いて歩きながら。でも、その子の家では家族や親戚が集まって賑やかに過ごしていて、「今日は遊べない」と言われました。その時私は初めて、正月は普段の日と違って、友達の家に遊びに行ってはダメな日だと分かったのです。

 

「お正月は誰もいない」

子供の頃はそれが当たり前だと思っていました。

だから今でも正月になると、「今も世の中のどこかに一人寂しくお正月を過ごしている子供がいるのかなぁ」と感じてしまい、手放しで楽しめない自分がいます。

 

人生は人それぞれ。でもその中で幸せを見つけていく事が人生なのでしょうね。これからもあるものに感謝して生きていきたいと思います。

スヌーピーも言ってます。「配られたカードで勝負するしかないのさ!」ってね(^^)

12月の動画送付状

今月も動画送付状つくりました。

今回は、なんと日本社会人アメリカンフットボールリーグの強豪「相模原ライズ」の本物のチアリーダーに出演してもらっちゃいました!(^^)!

宜しければご覧ください。

12月 チアリーダー - YouTube

f:id:enjorno:20211229201819p:plain

相模原ライズチアリーダーの皆様