買い物弱者救済webシステム「えんじょるの」を広めて、世の中を少しだけ幸せにするブログ

現役ケアマネジャーが現場目線で考えた、買い物難民問題解決を目指すITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!

プロの厳しさ

「えんじょるの」には、今大きな課題があります。

それは、買い物を頼む利用者がなかなか増えないと言う事です。

 

増えない理由は、

買い物には困っているものの、

①えんじょるのの存在自体を知らない

②えんじょるのの仕組みがよく分からないので使うのが不安

 

このふたつが主です。

これを解決する為に、私は先月1ヶ月間ある方法で利用者を増やそうと考え取り組みました。

 

それは、普段から高齢者の相談にのっている介護のプロの皆様に、えんじょるのを紹介してもらおうと考えたのです。

介護のプロの皆様であれば、地域の買い物に困っている人が誰なのかを知っていますし、高齢者にとっても、それらの信頼できる支援者から紹介して貰うものであれば、安心して登録してくれるに違いないと思ったのです。

 

そこで私は地域の介護の相談窓口である包括支援センターやケアマネジャーがいる居宅介護支援事業所、全50箇所以上にお願いに上がりました。そして、それらの方々が集まる会議で何度かプレゼンをさせて頂き、地域の高齢者に紹介して頂くように協力をお願いしたのです。

 

 

しかし結果として、この方法はうまくいきませんでした。

 

理由は、私が「プロに頼む」と言うことを深く考えていなかったためです。

 

なぜなら、プロは結果を残すことがその使命です。結果を残せなかった場合は、報酬を得る事はできません。ましてや自分の行為によってクライアントに損害を与えてしまった場合は、自分に賠償責任が発生してしまいます。そんな厳しさの中で仕事をしているのがプロです。

 

だからプロが1番初めに考える事はリスク回避。当然ですね。

プロは少しでもリスクがあることを、クライアントに勧めるわけにはいかないのです。

 

ところが、「えんじょるの」は、利用者と援助者の善意を基にした関係を前提としているため、どちらかが悪意を持ってルールを破った場合の罰則規定や被害者への補償方法を決めていないのです。

 

介護のプロの皆様には、やはりそこがひっかかったようでした。

 

というわけで、今回はお一人も利用者をご紹介して頂く事は出来ませんでした。

 

でも、お陰様で今後えんじょるのがやるべき事を教えて頂きました。

そう、これらのリスク回避の方法を決めて、その体制を整備していく事です。

これらは、すぐに実行する事が難しいのですが、できる限り早く改善して、いつかはプロの皆様にも自信を持って利用者にお勧めして頂ける「えんじょるの」にしたいと思っています。

 

日々勉強…

これからもチャレンジを続けます。