えんじょるの

現役ケアマネジャーが現場目線で考えた、買い物難民問題解決を目指すITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!

戦闘機に乗った話

前回、ディズニーランドのダンサーだった話をした所、多くの人から

「もっと他にも面白ネタ持ってるでしょ!」

と言われたので、今日はもう一つ書こうと思います。

全世界の「えんじょるの」ファンの皆さん、今回も関係ない話ですみません。

 

えっ、こっちの方がいいって⁉︎

「・・・・・😅」

 

昔私は自衛官をしており、その時一回だけF15イーグルと言う戦闘機に乗って空を飛んだことがあるんです!

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当時私が自衛隊にいた理由は、国を守りたいとか、困っている人を助けたいと言うような高尚な理由ではありません。単にパイロットになって空を飛びたかったからです。

パイロットといっても民間のセスナ機やジャンボジェットのパイロットではなく、私はブルーインパルスと呼ばれる自衛隊の曲芸飛行チームに入りたいと思っていました。

そのためには、まず航空自衛隊の戦闘機のパイロットになる必要がありました。そこで私は、必死に勉強して高校卒業後に防衛大学校に進学したのです。

 

その学校は全寮制で、学生は4年間軍隊のようなひたすら厳しい生活を送ります。(訂正します。”軍隊のような”ではなく”モロ軍隊”でした。)そしてそこで学生は季節ごとに自衛隊の専門的な訓練を受けるのですが、4年生の夏の訓練では、戦闘機の搭乗訓練があるのです。この訓練は戦闘機の後部座席に乗せてもらって、実際の戦闘訓練を、あくまでも「体験」する訓練です。


4年間の在学中に、戦車やヘリ、護衛艦や潜水艦など自衛隊のほとんどの乗り物に乗ることができるのですが、戦闘機の搭乗訓練は4年間の中で最も楽しみにしていた訓練でした。

 

 当日は、朝から「Gスーツ」と言う飛行服とヘルメットを身に着けて、搭乗前のブリーフィング(打ち合わせ)を終えると、すぐに空の上にあがります。1.2分もしないうちに雲の上にでると、日本海上空の訓練空域で敵と味方に分かれてドッグファイト開始!

急旋回したと思ったら急上昇、いつの間にか頭の上に海があったりして、自分の姿勢を認識するだけで精一杯。はるか頭上に輝く太陽に向かって、戦闘機はまるでロケットみたいに垂直に昇って行き、その後は大きな弧を描いて宙返り。その間Gと呼ばれる遠心力で体はずっと座席に押さえつけられっぱなしです。戦闘訓練の時間は約40分間。まるでエンドレスでジェットコースターに乗っている感覚の中、やがて当然のごとく

「・・・やばい、吐きそう・・・」

「オエェ~」

 

と言う訳で、上空2000mで、持参したスーパーのビニール袋に朝食を全て戻したのでした。(搭乗前に飛行機の整備士の方から「死んでも酸素マスクの中に吐くな!吐くときは酸素マスクを外してビニール袋の中に吐け!」と強く言われていました。後で掃除が大変だからだそうです(笑))

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その後吐いたら少しだけ元気を取り戻した私は、しばしの戦闘機同士の鬼ごっこを楽しみ、やがて訓練は終了。

そして最後パイロットの方から少しだけ曲芸飛行をサービスして頂き、無事に基地に帰って来たのでした。もちろん手にはビニール袋に入ったお土産を持って。

戦闘機に乗ったのはこの一回きり。それでもいつまでも忘れられない貴重な思い出です。

 

 その後大学を卒業した私は、念願のパイロットコースに進みたかったのですが、結局は卒業後すぐ視力検査で落とされて、パイロットコースに進めませんでした。

そうしてその後すぐ、私は失意のどん底の中自衛隊を去り、なぜかダンサーを目指すことになったのでした…⁉︎