高齢者の運転 2
先日私の知り合いの82歳女性が運転する車と、20代女性が運転する車が信号のない交差点でぶつかりました。
運転していた82歳の女性は全治2週間の怪我。20代の女性に怪我はありませんでした。
これだけを聞くと、「また高齢者の運転か」と思われるかもしれません。
しかしこの事故に関しては、悪いのは若い女性でした。
高齢女性の車は優先道路を走って交差点に侵入をしたのですが、その側面に若い女性の車が猛スピードで突っ込んだそうです。
事故起こしたとき、高齢女性は瞬間的に「また高齢者の運転だと言って、世間からバッシングを受ける!」と思ったそうです。
高齢者の皆さん、肩身の狭い思いをしながら運転してるのですね。
大怪我にならなくてなにより。
死んだら終わり⁈
先日、ある自治体の首長と、「えんじょるの」の事で話をしました。
その時、その方から、こんなご意見を頂きました。
「今あなたは一人でこの事業をされていますが、もしもあなたが倒れたら、この事業は終わってしまいます。それでは継続性がないので、今後公的な協力を得る事も難しいのではないでしょうか?」
本当にその通り 。いま私が倒れたら、誰も代わりにやる人はいないので、「えんじょるの」は終わりなんです!
「買い物難民問題を解決します!」
「助け合いあふれる地域づくりに役立ちます!」
「ただし僕が死んだら終わりです!」
では、折角賛同して協力してくれた方々に迷惑かけちゃいますよね。
今後は少し協力してくださる仲間を募っていきたいと思います。
最初はゆる〜い感じで良いので、どなたか一緒にいかがですか?
興味のある方はご連絡ください(^^)
mail@enjorno.com
小さな善意
よく人から、どうして「えんじょるの」を作ろうと思ったのですか?と聞かれます。
決して買い物難民問題に深い思い入れがあったわけではありません。むしろ私自身は買い物がめんどくさくて嫌いな方なので、本当は買い物に困っている人の気持ちなど分からないのかも知れません。
この問題に巡り会ったのは、私がケアマネジャーと言う仕事をしていたからです。言うなれば、偶然なのです。
でもこの仕事を始めるずっと前から、私はある思いを持っていました。それは「人の善意の力を集めれば世の中が変わるに違いない」という思いです。
今回は、この事について、少し話をさせていただきます。
誰しもが、心の中に善意を持っています。例えば、今朝もこんな事がありました。駅に向かって一生懸命走ってる女子高校生を、私は車で追い抜きました。駅まではまだ200m以上あり、2分後に発車する電車には、恐らく遅れそうな様子です。一瞬私は「駅はどうせ通り道だし、乗せてあげたい」と思いましたが、そのまま素通りをしてしまいました。なぜなら誘って断られてもあまり良い気分ではありませんし、女子高生を狙う変質者と思われても嫌ですし、そもそも彼女が本当に電車に遅れそうで急いでいるのかどうかもわからなかったからです。
このようなことって、皆さんも身に覚えはありませんか?「ちょっと助けてあげたいなぁ」と思ってもそのまま消えてゆく「善意」。私はこうした「善意」を、誰しもが自然な形で表出できる世の中になると、世の中の多くの問題が解決できてしまうのではないかと考えています。
「買い物難民問題」もその一つだと思っています。
誰かが買い物に困っているときに、他の誰かがついでに買ってきてあげるだけで解決してしまう。仰々しい移動販売車やネットスーパーは必要ありません。しかしそれができないのは、色々な現代の諸事情が絡み合っているから。
そういった「大人の事情」を少しづつ解きほぐして、もっとシンプルな世の中にできたらいいなぁ・・・と思っています。
昔は近所の助け合いが普通でした。だから昔の人は今の人より善意に溢れていたかというと、私はそうではないと思います。人の心の中にある善意は、現代人も昔の人もそう変わらない。ただ昔は、その善意を発揮しやすい環境があっただけ。だから現代においても、善意を発揮しやすい環境(仕組み)を作れば、たくさんの助け合いが生まれてくると私は思うのです。
気軽にサッと助け合える関係作りを目指して、「えんじょるの」はこれからもチャレンジしたいと思っています!
第2章の始まり
今朝は清々しい朝です。
8月から「えんじょるの」第2章が始まります。
第1章のテーマは「創る」でした。
私事で恐縮ですが、思い起こせばこの1年半、私はどん底から這い上がる為に、ひたすら「えんじょるの」に取り組んできました。ゼロから創り上げる事は大変だったのですが、「えんじょるの」の事を考えていれば、辛い事を忘れる事ができました。「えんじょるの」があったから、私は前に進んで来れたと思っています。
この事業を始めた時に決めた事。それは
「3年で白黒つける」という事。
私が「こんなのがあったらいい」と思って作った仕組みが、果たして世の中に受け入れられるのか、それとも私の感覚がズレていて、世の中からは必要とされないのか。それをこの目で確かめたい。
だからあと一年半は全力投球します。そして一年半後、目の前にどの様な世界が広がっているかとても楽しみです。
8月から始まる第2章は「広げる」をテーマにしていきます。
この一年半で出会った強力な仲間達と、今着々と準備中です。
精一杯チャレンジしてみます!どうか応援して下さい!宜しくお願いします。
取れるか?補助金!
「小規模事業者持続化補助金」
漢字が12個も続いて、頭がキョゼツハンノー起こしてますが、今度この補助金にチャレンジしたいと思っています。
この補助金は、平成30年度補正予算の小規模事業者向け補助金で、上限50万円まで出るものです。
早速私は地元の商工会が主催する
「補助金ゲットだぜ!マルトク対策講座」
に参加してまいりました。(本当はこんなふざけた名前ではありませんが、内容はだいたいこんな感じです)
説明の後は毎度の事ながら、「こりゃいけるぜぇ!」と、いつも通りの、根拠もない自信に満ち溢れていました。
(余談ですが、私は宝くじ買う時、いつも本気で当たる気がしてしまうのです。なんでしょうか、この自信。昔からそうなんです。だからと言って、1度も当たった事は無いのですが…)
それと、説明を聞いて非常にびっくりしたことがありました。それは、ある条件を満たすと補助金の額が2倍の、100万円に増えると言うのです。その条件というのが、「過去3年以内に商工会が行った創業支援事業に参加している」と言うものでした。この創業支援事業と言うのは何かと言うと、いわゆる「創業塾」とか「創業セミナー」のように、世の中に創業者を増やすために自治体や商工会が行う講座の事なのです。
そういえば・・・私、参加してました・・・3年前。あの時は、「面白そうだし、タダだから参加してみよう」って軽いノリで受けただけなのですが、まさかこんなところで役に立つとは!
説明会が終わった後は、「この補助金は俺の為にあるんだ!」、そう心に確信しながら、既に私の頭の中に100万円の札束が舞っていたのでした。
さぁ結果はいかに。7月後半に審判が下ります。
審査が通ったらブログでご報告しますね。(落ちたらカッコ悪いのでしません)
プレゼンしてきました!
先程地元の町役場でプレゼンをしてきました。
皆様関心を持って聞いて下さり、
「これ広がると助かる人沢山いますね」
「地域の繋がりが生まれていいですね」
など好意的なご意見も頂き、とても上手く行きました。
役場の職員の皆様、ありがとうございました。
えんじょるの第2章、いよいよこれから!
どこまで広がるか、チャレンジ開始です!
明日プレゼンしてきます!
8月から「えんじょるの」は変わります!
今は一つのお店でしか実施していませんが、8月からは実施地域を大きく広げる予定です。その関係で、明日私の住む小さな町の役場で、「えんじょるの」のプレゼンテーションをさせて頂くことになりました。
果たして皆さん関心を持ってくださるかどうか、今からとても楽しみです。
買い物難民問題解決と地域づくりに役立つ事を精一杯アピールして参ります!
ロゴマーク製作
今度「えんじょるの」のホームページをリニューアルしようと思っています。それに伴い、ある方からアドバイスを頂き、「えんじょるの」のロゴマークを作ることになりました。
しかし、ロゴマークなんてあまり大事だと思っていなかったので、正直よくわかりませんでした。だから「自分でちゃっちゃと作ればいいや〜」なんて感じで軽〜く考えて、早速動物のキャラクターを思いつくままに紙に書いたのでした。
それがこちら。
描いてみたら・・・自分が5歳児レベルの絵しか描けないと言う、情けな〜い現実に気付かされたのです。
「悔しいけど、これ以上うまくは描けない。やっぱりプロに頼まないとダメか…」
と途方に暮れていた時、
…奇跡が起きたのです。
なんと、今回たまたま相談した、いつも仲良くして貰っている友人のIさんは、以前IT企業でロゴマークやウェブサイトのデザインをしていた元プロフェッショナルという事が判明したのです!
「ほんとに神様っているんだなぁ」と感じた瞬間でした。
そしてすぐにIさんは素敵なロゴマークを作ってくれたのです。
Iさんが作ってくれたロゴマークは、こちら
https://www.facebook.com/130072331167221/posts/407804033394048?s=100003762611561&sfns=mo
ちなみにIさん、私の描いたど〜しようもない動物の絵まで、可愛いロゴマークにしてくれちゃうお茶目な方なのでした(^^)
Iさん、ホントにありがとうございました😊
踊るおばあちゃん
今日は私の職場で毎月開催される「社交ダンス」の日でした。
私が働く事務所は、高齢者の複合施設の中にあって、特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスが併設されています。
だから昼間だと、館内には全部で130名位の高齢者が過ごしてるので、それはもう賑やか・・・でもないか。
高齢者はあまり騒ぎませんから。
でも月に一度のダンスレッスンの日は違います。何が違うって・・・高齢者の皆さんの目の色が!
この日は、社交ダンスの先生がやって来て、皆でダンスを踊るのです!ダンスホールに変わった施設のフロアには、往年の紳士、淑女達が、素敵な音楽に合わせてステップを踏むのです。
凄いでしょ〜、信じられますか?皆さん要介護の認定を受けている方々ばかりなんですよ!
社交ダンスはペアで踊ります。お互い支えていれば転ぶ心配もないので、足が悪い方でも、掴まり立ちさえ出来れば踊れちゃうのです。
今日私は、要介護2の89歳のおばあちゃんとワルツを踊りました(^^)
若い頃やっていたというだけあって、ステップは完璧!ワルツの次は、タンゴ、ブルース、何でもいけます。
普段は彼女、老人車(車輪がついた押し車)を押しながら、えっちらおっちら歩いているのですが、ダンスの時のこの豹変ぶり!
好きな事って凄いパワーを引き出すのですね〜。お見それしました。
高齢者と医療
今日は少し真面目な話を。
先日一人暮らしの94歳の男性が、主治医の勧めで週3回透析を受けることになりました。本人もそれを希望したとの事です。
その後、遠方に住む息子さんからこんな話がありました。
「本人は歩けないので、週3回透析に通うにはタクシーを使わないといけません。その料金、毎月60,000円を私が払わなければならなくなりました。本当に大変です…」
父親の命に引き換えるわけにはいかないので、息子さんは何とかして支払うと言っていましたが、その時の息子さんが言った一言が忘れられません。
「あの人は、まだ生きたいのか…」
それぞれの家庭に、それぞれの事情がありますが、とても重い言葉でした。
日本では誰もが高度な医療を受ける権利を持っています。しかし、日常生活でさえ介護が必要な高齢者にとっては、医療を「受ける事」自体がとても大変なことなのです。
一体誰が送迎するのか
一体誰が家で薬や医療器具の管理をするのか
仮に皆さんが医者から、「この治療をしないとお父さん(お母さん)は一週間で亡くなります。」と言われたら、拒否する事は出来ますか?
そんな苦しい選択の末、親に医療を受けさせる為に生活が追い込まれていく息子さんや娘さんたちを、ケアマネジャーをしながら大勢見てきました。
親の介護をする為に離職する事を「介護離職」と言います。国は介護離職を減らそうとしていますが、現実は問題が山積みです。
透析が始まる高齢男性の気持ちと息子さんの気持ちの間で溜息をつきながら、今日も仕事してきました。
アニメ制作④〜完成〜
えんじょるの説明用アニメ作りも、最後の仕上げです。「えんじょるの」の仕組みを説明するミュージックビデオができたので、後はその前後に「えんじょるの」の特徴などを説明するナレーションを加えれば終了です!
ナレーションは歌を歌ってくれた歌手のAさんに再びお願いしました。
もうミュージックビデオを作り上げた私にとって、ナレーションなんてお手の物です。ちゃっちゃと仕上げると、
遂に完成〜!
約6分間のえんじょるの説明用アニメ、題して
「えんじょるのってなんじゃろな?」
汗と涙の結晶です。是非観てください。
https://www.youtube.com/watch?v=NJEMIUGKDcw
いや〜、かなり手作り感満載ですが、ど素人でもやれば出来るんですね〜。
良い勉強になりました(^^)
アニメ制作③〜絵を描く〜
「えんじょるの」アニメ制作は続きます。歌が完成したので、次はこの歌に合わせてアニメ動画作り!
でもさすがにこれはかなりハードルが高い。以前ブログに載せましたが、何しろ私の絵は5歳児並み。
これ、ゾウのキャラクターのつもりです…一応。「逆に素人っぽさが受けるかも」と一瞬頭をよぎりましたが、やはりギャンブルすぎるので断念。
やはり絵だけは上手い人に描いてもらうことにしました。(歌も上手い人に歌ってもらいましたが…)
そこでお願いしたのが、ネットで見つけた超個性的な絵を描くKさんです。この方に絵を書いてもらいたいと思い、早速連絡を取ってお願いすると、嬉しいことに快諾!すぐにストーリーに合わせて何枚か絵を描いて頂くことが出来ました。
でも皆さん考えてみてください。普通アニメってキャラクターが動きますよね。でも、描いてもらったのはただの絵です。
当然動きません。
「・・・うわぁ〜、そこまで考えてなかった〜!」
って、ホントに自分で馬鹿だと思います・・・
でも、色々調べてみたら、無料のアニメ制作アプリ「キュウベエ」を使えば、絵の中のキャラクターを少しだけ動かすことが出来る事を発見!
そこで私は無い知恵を振り絞って考えました。
「キャラクターを動かすのではなく、紙芝居のように画像を差し変えていけば良いんだ。そしてその中で、少しだけキャラクターに動きを加えれば、それらしくなるかも。」
そんな訳でトライしてみたところ、これが意外とイイ感じなんです。
無謀なチャレンジは、まるで綱渡りの様に危うく、それでも滑落せずに少しずつ前進しているのでした。・・・続く
アニメ制作②〜歌を作る〜
世界一、ロークオリティなアニメを作ってしまった反省から、いよいよ本格的な「えんじょるの」アニメ制作が始まりました。
まず私が考えたのが、ミュージックビデオにする事でした。
「歌を聴きながら楽しく仕組みが分かれば、皆さん見てくれるに違いない!」
(・・・素人のくせに、いきなりハードルあげますよね〜。我ながら、この性格一生治らない気がします)
当たり前ですが、ミュージックビデオと言うからには歌がないといけません。
そこで私は、歌を作ることにしました。そう、自分で作詞作曲です。(自分で歌う事も一瞬頭をよぎったのですが、「それだけは、危険すぎる!」と、本能的にわかりました…)
でも最近は便利なサイトがあって、そこを使えば、楽器も弾けない音楽ど素人の私でも歌が作れちゃうんですよ。そのサイトがこちら。
具体的な作り方は、まず私の頭の中に浮かんだメロディーを鼻歌にしてスマホに録音します。そしてその録音した音源をこのサイトで自分の気に入った演奏家に依頼をすると立派な伴奏にして返してくれるのです。
そしてできた伴奏に合わせて、これまた自分が考えた歌詞を歌い、それを録音してこのサイトにお願いをすると、またまた自分の気に入った歌手が素敵な歌を吹き込んで返してくれるのです。
こうして完成した歌がこちら!
歌手のAさん、ほんとに素敵な歌声です。
いや〜、歌作るって本当に楽しいです!特に自分で作った歌は格別。何百回も聞きましたがホントにイイ歌なんですよ〜。(そう思ってるのは私だけかも知れませんが・・・(^^)
まだまだアニメ制作は続くのでした。