えんじょるの

現役ケアマネジャーが現場目線で考えた、買い物難民問題解決を目指すITシステム「えんじょるの」と高齢化社会の話をします!

インターネットと高齢者

インターネットで便利な機能の一つに「マッチング」というものがあります。

 

先日私は、クラウドファンディングで大勢の方から寄付をいただきました。実は、この「えんじょるの」と言う事業も、もしこのまま広がらずに収益が見込めなければ、財務的にあと1年しかもたない状況なのです。そんな苦しい状況の中、私は世の中の人々にSOSを出しました。そうしたら、大勢の人が私を助けてくれたのです。(https://readyfor.jp/projects/enjorno

 

インターネットを使えば、大勢の方に私の想いを一瞬で伝えることができ、それに共感をしてくださった方が、即座に応答できる。考えてみれば、この「一瞬で人同士が繋がれるマッチング機能」がインターネットの偉大な力です。

 

しかし、世の中にはこの便利さを享受できない人達がいます。それは、スマホやパソコンを使えない高齢者です。何故なら、家の黒電話からではインターネット上に情報発信がができないからです。

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考えて見てると、自分で何でもできる若者は、これ以上便利にならなくてもさほど生活には困りません。しかし日常生活に苦労をしている高齢者は、周りの助けがあるかないかで、生活の質が大きく変わってしまいます。だからこのマッチング機能を一番必要としているのは、実は若者ではなく高齢者ではないかと思っています。

 

そこで私は考えました。

「何とかして高齢者でもインターネット上にSOSの発信ができないか。高齢者が使えるもの、……

        ……電話…!」


と言う経緯で作ったのが「えんじょるの」なのです。

 

「えんじょるの」では、高齢者から電話着信が入ると、その電話番号から高齢者の情報を識別して文章に変換し、地域のボランティアに一斉メール配信をします。今は、その文章に食品スーパーの名前も併記する事で、買い物代行サービスとして使われていますが、実はこの仕組みは色々な目的に応用も可能です。

 

例えば、「お掃除して欲しい」と載せればお掃除ボランティアを募集する事ができます。他にも「病院に付き添ってほしい」「買い物に連れて行ってほしい」「話し相手になってほしい」など、生活の困りごとは殆どカバーできてしまうのです。

 

何とかこの仕組みを広げる方法はないものか…

 

イムリミットが迫る中、今日も頭をひねらせているのでした。