明日プレゼンしてきます!
8月から「えんじょるの」は変わります!
今は一つのお店でしか実施していませんが、8月からは実施地域を大きく広げる予定です。その関係で、明日私の住む小さな町の役場で、「えんじょるの」のプレゼンテーションをさせて頂くことになりました。
果たして皆さん関心を持ってくださるかどうか、今からとても楽しみです。
買い物難民問題解決と地域づくりに役立つ事を精一杯アピールして参ります!
ロゴマーク製作
今度「えんじょるの」のホームページをリニューアルしようと思っています。それに伴い、ある方からアドバイスを頂き、「えんじょるの」のロゴマークを作ることになりました。
しかし、ロゴマークなんてあまり大事だと思っていなかったので、正直よくわかりませんでした。だから「自分でちゃっちゃと作ればいいや〜」なんて感じで軽〜く考えて、早速動物のキャラクターを思いつくままに紙に書いたのでした。
それがこちら。
描いてみたら・・・自分が5歳児レベルの絵しか描けないと言う、情けな〜い現実に気付かされたのです。
「悔しいけど、これ以上うまくは描けない。やっぱりプロに頼まないとダメか…」
と途方に暮れていた時、
…奇跡が起きたのです。
なんと、今回たまたま相談した、いつも仲良くして貰っている友人のIさんは、以前IT企業でロゴマークやウェブサイトのデザインをしていた元プロフェッショナルという事が判明したのです!
「ほんとに神様っているんだなぁ」と感じた瞬間でした。
そしてすぐにIさんは素敵なロゴマークを作ってくれたのです。
Iさんが作ってくれたロゴマークは、こちら
https://www.facebook.com/130072331167221/posts/407804033394048?s=100003762611561&sfns=mo
ちなみにIさん、私の描いたど〜しようもない動物の絵まで、可愛いロゴマークにしてくれちゃうお茶目な方なのでした(^^)
Iさん、ホントにありがとうございました😊
踊るおばあちゃん
今日は私の職場で毎月開催される「社交ダンス」の日でした。
私が働く事務所は、高齢者の複合施設の中にあって、特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスが併設されています。
だから昼間だと、館内には全部で130名位の高齢者が過ごしてるので、それはもう賑やか・・・でもないか。
高齢者はあまり騒ぎませんから。
でも月に一度のダンスレッスンの日は違います。何が違うって・・・高齢者の皆さんの目の色が!
この日は、社交ダンスの先生がやって来て、皆でダンスを踊るのです!ダンスホールに変わった施設のフロアには、往年の紳士、淑女達が、素敵な音楽に合わせてステップを踏むのです。
凄いでしょ〜、信じられますか?皆さん要介護の認定を受けている方々ばかりなんですよ!
社交ダンスはペアで踊ります。お互い支えていれば転ぶ心配もないので、足が悪い方でも、掴まり立ちさえ出来れば踊れちゃうのです。
今日私は、要介護2の89歳のおばあちゃんとワルツを踊りました(^^)
若い頃やっていたというだけあって、ステップは完璧!ワルツの次は、タンゴ、ブルース、何でもいけます。
普段は彼女、老人車(車輪がついた押し車)を押しながら、えっちらおっちら歩いているのですが、ダンスの時のこの豹変ぶり!
好きな事って凄いパワーを引き出すのですね〜。お見それしました。
高齢者と医療
今日は少し真面目な話を。
先日一人暮らしの94歳の男性が、主治医の勧めで週3回透析を受けることになりました。本人もそれを希望したとの事です。
その後、遠方に住む息子さんからこんな話がありました。
「本人は歩けないので、週3回透析に通うにはタクシーを使わないといけません。その料金、毎月60,000円を私が払わなければならなくなりました。本当に大変です…」
父親の命に引き換えるわけにはいかないので、息子さんは何とかして支払うと言っていましたが、その時の息子さんが言った一言が忘れられません。
「あの人は、まだ生きたいのか…」
それぞれの家庭に、それぞれの事情がありますが、とても重い言葉でした。
日本では誰もが高度な医療を受ける権利を持っています。しかし、日常生活でさえ介護が必要な高齢者にとっては、医療を「受ける事」自体がとても大変なことなのです。
一体誰が送迎するのか
一体誰が家で薬や医療器具の管理をするのか
仮に皆さんが医者から、「この治療をしないとお父さん(お母さん)は一週間で亡くなります。」と言われたら、拒否する事は出来ますか?
そんな苦しい選択の末、親に医療を受けさせる為に生活が追い込まれていく息子さんや娘さんたちを、ケアマネジャーをしながら大勢見てきました。
親の介護をする為に離職する事を「介護離職」と言います。国は介護離職を減らそうとしていますが、現実は問題が山積みです。
透析が始まる高齢男性の気持ちと息子さんの気持ちの間で溜息をつきながら、今日も仕事してきました。
アニメ制作④〜完成〜
えんじょるの説明用アニメ作りも、最後の仕上げです。「えんじょるの」の仕組みを説明するミュージックビデオができたので、後はその前後に「えんじょるの」の特徴などを説明するナレーションを加えれば終了です!
ナレーションは歌を歌ってくれた歌手のAさんに再びお願いしました。
もうミュージックビデオを作り上げた私にとって、ナレーションなんてお手の物です。ちゃっちゃと仕上げると、
遂に完成〜!
約6分間のえんじょるの説明用アニメ、題して
「えんじょるのってなんじゃろな?」
汗と涙の結晶です。是非観てください。
https://www.youtube.com/watch?v=NJEMIUGKDcw
いや〜、かなり手作り感満載ですが、ど素人でもやれば出来るんですね〜。
良い勉強になりました(^^)
アニメ制作③〜絵を描く〜
「えんじょるの」アニメ制作は続きます。歌が完成したので、次はこの歌に合わせてアニメ動画作り!
でもさすがにこれはかなりハードルが高い。以前ブログに載せましたが、何しろ私の絵は5歳児並み。
これ、ゾウのキャラクターのつもりです…一応。「逆に素人っぽさが受けるかも」と一瞬頭をよぎりましたが、やはりギャンブルすぎるので断念。
やはり絵だけは上手い人に描いてもらうことにしました。(歌も上手い人に歌ってもらいましたが…)
そこでお願いしたのが、ネットで見つけた超個性的な絵を描くKさんです。この方に絵を書いてもらいたいと思い、早速連絡を取ってお願いすると、嬉しいことに快諾!すぐにストーリーに合わせて何枚か絵を描いて頂くことが出来ました。
でも皆さん考えてみてください。普通アニメってキャラクターが動きますよね。でも、描いてもらったのはただの絵です。
当然動きません。
「・・・うわぁ〜、そこまで考えてなかった〜!」
って、ホントに自分で馬鹿だと思います・・・
でも、色々調べてみたら、無料のアニメ制作アプリ「キュウベエ」を使えば、絵の中のキャラクターを少しだけ動かすことが出来る事を発見!
そこで私は無い知恵を振り絞って考えました。
「キャラクターを動かすのではなく、紙芝居のように画像を差し変えていけば良いんだ。そしてその中で、少しだけキャラクターに動きを加えれば、それらしくなるかも。」
そんな訳でトライしてみたところ、これが意外とイイ感じなんです。
無謀なチャレンジは、まるで綱渡りの様に危うく、それでも滑落せずに少しずつ前進しているのでした。・・・続く
アニメ制作②〜歌を作る〜
世界一、ロークオリティなアニメを作ってしまった反省から、いよいよ本格的な「えんじょるの」アニメ制作が始まりました。
まず私が考えたのが、ミュージックビデオにする事でした。
「歌を聴きながら楽しく仕組みが分かれば、皆さん見てくれるに違いない!」
(・・・素人のくせに、いきなりハードルあげますよね〜。我ながら、この性格一生治らない気がします)
当たり前ですが、ミュージックビデオと言うからには歌がないといけません。
そこで私は、歌を作ることにしました。そう、自分で作詞作曲です。(自分で歌う事も一瞬頭をよぎったのですが、「それだけは、危険すぎる!」と、本能的にわかりました…)
でも最近は便利なサイトがあって、そこを使えば、楽器も弾けない音楽ど素人の私でも歌が作れちゃうんですよ。そのサイトがこちら。
具体的な作り方は、まず私の頭の中に浮かんだメロディーを鼻歌にしてスマホに録音します。そしてその録音した音源をこのサイトで自分の気に入った演奏家に依頼をすると立派な伴奏にして返してくれるのです。
そしてできた伴奏に合わせて、これまた自分が考えた歌詞を歌い、それを録音してこのサイトにお願いをすると、またまた自分の気に入った歌手が素敵な歌を吹き込んで返してくれるのです。
こうして完成した歌がこちら!
歌手のAさん、ほんとに素敵な歌声です。
いや〜、歌作るって本当に楽しいです!特に自分で作った歌は格別。何百回も聞きましたがホントにイイ歌なんですよ〜。(そう思ってるのは私だけかも知れませんが・・・(^^)
まだまだアニメ制作は続くのでした。
アニメ制作①〜チャレンジ開始〜
以前、えんじょるのの仕組みを高齢者に説明することがとても大変だという事を書きました。
でももっと苦労したのが、実は「買い物に行ってくれる援助者」に説明することでした。
今は新聞などでご紹介いただいたこともあり、ご自分でパンフレットやホームページを見て仕組みを理解して下さる方がほとんどなのですが、昨年の運用試験の時は大変でした。
何しろ説明するにも、協力者30名一人ひとりの所へ行って、お手製の説明書を見せながら細かくやり方を説明するのですが、これがなかなか伝わらないのです。
必死の説明が終わり、やれやれと感じていると、
「それで結局は、誰が高齢者からの電話にでるのですか?」なんて質問が来て、(…電話オペレーターはいないって何度も言った筈なのに、全く伝わっていない…)と打ちひしがれる日々が続いたものでした。
そこで私が考えたのが、「一人ひとり説明して回るのは時間がかかりすぎる。(ホントは疲れた!)そうだ動画を作って、それを配信すれば、皆それを見て理解してくれる。しかもアニメなら、楽しく見てくれる筈!」
という事で、私は早速、説明用のアニメを作る事にしたのでした。もちろんお金はありませんから、自分で…(^^)
ネットで検索すると、ありましたよ~、無料アニメ制作アプリ!「キュウベエ」!
早速このソフトを使い、自分で絵を描いてアニメを作ってみました。
最近は凄いですねー。何でも無料ですからね。こんな凄いソフト、昔なら何万円もしたと思います。使い方も簡単で、ナントたったの2日で5分間の説明用アニメが出来てしまったのです。
でも、できたアニメはというと・・・
キャラクターの口が動くだけのつまんないアニメ。しかも絵のレベルは5歳児並み。加えてアニメの声優は・・・私(46才のオヤジ)
(誰が見るんだ、これ・・・)
恐らく世の中で1番ロークオリティのアニメを作り上げた瞬間でした。
「死んでもこれをユーチューブにアップする訳にはいかない…」
と良心までもが咎めてしまった私は、心を入れ替えて本格的に説明用アニメ制作にチャレンジする事にしたのでした。
・・・続く
商店街での出来事
先日仕事の休みの日に、いつも頼りにしている包括支援センターのKさんに、近くの商店街の振興会理事のHさんに会いに連れて行ってもらいました。
なんとこの商店街、画期的な取り組みが評価されて、全国から注目を集めている有名な商店街で、内閣総理大臣賞や、中小企業庁や経産省から数々の賞を貰っているのです。
そんな有名な商店街の振興会理事のHさん。そこでHさんから貴重な話をして頂きました。
実はこの商店街のお惣菜屋さんも、数年前に電話注文による買い物サービスを行ったとの事。お惣菜の注文と一緒に、商店街で買い物して届けるというサービスでした。しかし実際は大失敗をしたそうです。どういう風に失敗したかと言うと、
注文を受けたお惣菜屋さんの従業員が、買い物をして高齢者の家に商品を届けると、高齢者は既にお茶を用意していて、
(高齢者)「せっかく用意したんだから飲んで行ってくれなきゃ困る」
なんて言われて、
(従業員)「じゃあ一杯だけ」
と言ってお呼ばれすると、次々とお漬物や煮物などが出てきて、お茶飲み話も終わらずに、従業員はいつまでも帰れなくなってしまうそうです。そして、そんな注文が1日に何件も続くと仕事にならなくなってしまったとの事・・・😅😅😅
嘘の様な本当の話・・・
しかもHさん曰く、
「高齢者は買い物に困って注文するのではない。話相手が欲しいから注文するんです。本当は買い物には何にも困ってないんです。」との事。
これまた、ちゃぶ台返しをする様な、大胆なご意見!
でも、長年高齢者に関わってる私には分かる気がしました。
高齢者は、パーティ用のピザも、お弁当のおかずも買う必要はありません。好きな漬物とご飯があればそれで良いのです。だから商店街に電話してお惣菜を注文はするものの、本当はお惣菜が欲しかったのではなく、それよりも「お惣菜屋さんの優しいお兄ちゃんが届けてくれる」事の方が【魅力的な商品】だったのでしょうね。
「高齢者は買い物に困っていない!」
ある意味真実かも知れません。Hさんが言った言葉が、あれからいつも心に引っかかっています。何だか複雑な気持ちになった日でした。
それにしても、お惣菜屋さんのお兄さん、なんて良い人なんだろう(^^)
取引と援助の違い?
「取引」と「援助」の違いについて考えてみました。
「取引」って、いわゆる交換することです。例えば、物とお金、お金とサービスなど。
自分が何かを与える代わりに、相手から何かをもらうのが「取引」です。そして、その約束が「契約」ですね。ですから取引をする時には契約を交わすことになります。
一方で、援助とは、困っている人を助けることをいいます。それは一方的に与える行為です。
この取引と援助、「自分が相手に何かを与える」という事は同じでも、与える側の動機が全く違いますよね。
「えんじょるの」は、その名の通り「援助」をベースにした仕組みです。だから助ける人と助けてもらう人の間に契約はありません。
昔からある近所の助け合い…例えば足の悪い高齢者の代わりに、近所の人が買い物をしてきてあげる。そして、そのお礼に感謝の気持ちとして高齢者は500円を差し上げる。これって援助関係ですよね。
しかしこれが取引関係になると、「買い物をしてくること」、そして「500円を支払うこと」、それぞれが「義務」になってしまいます。
なんだかとても味気なくないですか?
結果は同じでも、ちっともハッピーになりませんね。
つまり、「援助関係」は、相手に見返りを求めてしまった途端に「取引関係」に変わってしまうと言う事かも知れません。
「えんじょるのが、この先も決して取引関係にならないように・・・」
契約だらけのこの世の中ですが、これからも「えんじょるの」は、そんな繋がりを提案して行きたいと思います。
高齢者への説明
またまた、去年10月に行った運用試験の時のこと。
私は実験に参加してくれる高齢者一人ひとりに、お手製の説明チラシを持って「えんじょるの」の仕組みと使い方の説明をして回りました。
「えんじょるの」は、電話で着信を入れるだけで、自動でマッチングをする仕組みなので、電話が繋がったら一旦電話を切って待たねばなりません。
でも、これがなかなか高齢者には理解していただけないのです。
まずほぼ全員が、電話が繋がったら、話し始めます…
高齢者 「もしもし?・・・もしもーし?・・・アレ?」なんて言って(^^)
そりゃそうですよね。電話は話す為の物であって、話さないで切るなんていう使い方はしませんからね。
一応自動音声で「電話を切ってお待ち下さい」と説明もするのですが、皆さん見事に全員、
聞いちゃいません!
ここまで皆さんの反応が同じだと、一瞬コントかと思うくらい(^^)
思わず微笑んでしまうのでした〜。
ちいきほーかつけあしすてむ?
って聞いた事ありますか?
正しく書くと、「地域包括ケアシステム」です。何だか難しそうな名前ですね。
これは、超高齢化社会を乗り切るために厚労省が打ち出した「地域のあり方」を示したものなんです。
ザックリ言うと、「介護が必要な高齢者を地域全体で支える仕組みを作ろう」って事なんですが、この仕組みの土台となるものって何だと思います?
それは「互助」=「地域住民同士の助け合い」なんです。
ナント土台ですよ!1番大事な土台。
これって少し深読みすると、国はもうお金がなくて、公的サービスだけで増え続ける高齢者を支えることが出来ないって事なんですよ。
災害の時、医者は重症な患者から先に治療して、軽傷な患者は後回しにしますが、それと同じで、介護保険においても限られた財源は、重度の要介護者に使わなくてはならないのです。
だから例えば、あなたが近所で困ってる高齢者を見つけたら、市役所に言ってヘルパーさんを派遣してもらうのでは無くて、自分自身で助けて下さいって事なんです。
ハードル高いですね〜。でもこれが現実なんです。
でもそんな今だからこそ、「えんじょるの」の出番!
買い物代行を通じて、たくさんの出会いが生まれ、助け合い溢れる地域作りに役立てたら嬉しく思います!
「えんじょるの」は8月からシステムをリニューアルします!よりシンプルに、より大勢の人に使って頂けるように!
詳しくは後日発表しますね。
皆さん、どうぞよろしくお願いします!
秘密大公開 -その4-
なぜ最新のITシステム「えんじょるの」は、昔からある「電話注文による宅配」というアナログな仕組みにしているのか?
4回にわたるシリーズ最終回も、この疑問にお答えしていきますね。
高齢者は、使い慣れた「電話」しか使わないので、「えんじょるの」は電話注文にしていると前回ご説明しましたが、今回は、その電話注文に隠された、「えんじょるの」の最大の秘密をお教えしますね!何しろ、この部分で特許申請してるんですから、正に「えんじょるのの核」の話なんです。乞うご期待!
では早速、
「えんじょるの」の最大の特徴、それは電話注文なのに電話オペレーターが要らないと言う事なんです。
音声認識をするコンピューターが注文を聞くのではないかって?。いいえ、ちゃんと人間が電話で注文を聞くんですよ。
オペレーターもいないのにどうやって?って感じじゃないですか?
ではご説明しましょう。
通常電話注文を受けるオペレーターが、電話で確認する項目は3つあります。
1つ目は何を買ってくるかと言う事。
2つ目はどこのスーパーで買ってくるかと言うこと。
3つ目はどこに届けるかと言うことです。
この3つを確認しないと買い物代行はできませんからね。
さて「えんじょるの」はこの3つの確認項目のうち、2つ目の「どこのスーパーで買って来るか」という情報と、3つ目の「どこに届けるか(高齢者の自宅の住所)」の二つの情報を、高齢者の自宅の電話番号と紐付けて「えんじょるの」のウェブサイトに事前登録するようにしました。
こうすると、実際にこんな事が出来る様になるんですよ。
まず始めに、高齢者が買い物を頼みたい時、「えんじょるの」に電話を掛けると、「えんじょるのは」自動音声でこの様にアナウンスをします。「後で買い物に行ってくれる人から電話がかかって来るので、一旦電話を切ってお待ちください。」
そして、高齢者が電話を切って待つ間に、「えんじょるの」は、高齢者の電話の着信番号から、事前登録された情報を引き出して、
「今、○○に住む80代の女性が、○○スーパーで買い物をしてきて欲しいと言っているので、誰か買い物に行けますか?お礼は500円です。」
という案内文を、メールやLINEで登録援助者に一斉配信します。(当然ながら、この時点では利用者の個人情報は伏せて配信してあります)
案内文を確認した援助者の中で受託希望者がいたら、その人は「えんじょるの」に返信メールを送ります。これで無事マッチングが完了。(ここで初めてマッチングした援助者に、利用者の連絡先をメール配信します。)
マッチングが完了したら、決定した援助者は高齢者に電話をかけて、この時初めて、1つ目の「何を買ってくるか」を聞きとるという具合なんです。
お分かりになりましたか?ほんの些細な発想の転換ですけど、こうすれば確かに電話オペレーターは雇わなくても済みますよね。
注文時に電話オペレーターが不在と言うのは、ネットスーパーと同じなんです。さながら「えんじょるの」は「高齢者のネットスーパー」と言えるかも知れませんね。
こうして、めでたく電話オペレーターの人件費削減に成功!一歩幸せに近づきました!
という訳で、今回のシリーズは久々に頭を使ってブログ書いてしまいました。
「秘密大公開4回シリーズ」お読みくださりありがとうございました〜!