また歌を作ります
皆さん、寒くなりましたがお元気ですか?
私は、10/22の外務副大臣・厚生労働副大臣へのプレゼン、11/7の地域活動フォーラムでのプレゼンと二つのビッグチャレンジが終わり、この一週間ホッとしておりました。
っていうか、真っ白な灰なっていました(笑)
そんな折、つい2.3日前から少しずつ気持ちも落ち着いてきて、やがて
「何かしなくちゃもったいない!」
という貧乏根性がムクムクと湧き上がってきたのです。
そして、私はあることをやろうと心に決めました。それは、・・・
“歌を作る事” です。
「また歌作るのかよ~、素人のくせに!」って言ったそこのアナタッ!
歌にプロもアマもありませんよ。むしろ私はチョー本気なのです。
実は作るのはこれが2曲目。(こちらが1曲目の「出逢い」https://youtu.be/RB9cRdldknM)
これから作るのは「えんじょるの」の歌パート2です。いや、「えんじょるの」なんて小さな枠に収まらない素敵な歌です!
実は、一昨日音楽家のマキ奈尾美さんとの第一回目の打ち合わせが終わり、既に着々と準備を進めています。今回はマキさんが作った曲に、私が詞をつけるコラボ作品。
エッ?どうして歌を作るのかって?
それは・・・この歌が作られるのを待っているからです!
(はいそこ、笑わないでください)
そこで今日は皆さまに曲の題名だけお教えしますね。
題 「ユルラン」
詳しくは近日中に発表しますよ~!(^^)! お楽しみに~
いざ勝負!地域活動フォーラム
さあいよいよ来ました大一番!
「第36回 佐久地区ボランティア・地域活動フォーラム」でのプレゼンテーション。
そこで会場に集まった大勢の皆様に「えんじょるの」を猛アピールする大チャンス!
今回私に与えられた発表の時間は15分間。しかし、何度リハーサルを行っても、15分30秒かかってしまう。これ以上言葉も減らせない。仕方ない、こうなったら超早口でいこう!
と言う訳で、発表直前までお口の準備体操を念入り~にやってから、一気にしゃべりまくって来ました。
今回のプレゼンは、「えんじょるの」以外にもあと2つのボランティア団体が発表したのですが、今回の私は他の2つと比べて気合いの入れ方が違う!プレゼン用のパワポのスライドは30枚、原稿も何度も推敲し、リハーサルの回数は10回以上!そして極めつけは、先月お会いした外務副大臣との写真をスライドの一番最初にドカーンと投入!ここで一気に関心を引く作戦です。
どうしてこんなに気合いを入れたのかと言うと、何しろこのフォーラムは近隣の11市町村の社協の職員や幹部の方が勢ぞろいだからなのです!
えっ?どうして社協の職員さん達がいると気合入るのかって?
それはですね~、ズバリ言うと、
私はこの「えんじょるの」を近い将来社会福祉協議会に運用してもらいたいと思っているからなのです。って言うか、社会福祉協議会しかありえないと思ってるのです。
今回はその理由も含めて、会場の皆様に直球勝負でお願いしてきました!
「来年の4月からえんじょるのを社協でやって下さい!」って。
さあ、私の人生をかけたプレゼン。社協の皆さま、私のハート届きましたか~!?
今回はその時のプレゼンの一部始終をアップしますので、興味のある方はどうかご覧ください。
でもあとで時間計ったら17分間しゃべっちゃってました(笑)
コチラです↓↓↓
社会保障費、いくらか知ってますか?
「えんじょるの」はとっても単純なマッチングシステム。
唯一他と違うのは、電話着信を入れるだけでマッチングが出来ること。
そんなシンプルな仕組みだからこそ幅広い応用が可能です。
それはボランティアに向けて配信されるメールの文面を変えるだけで、様々な助け合いに使えるシステムだということです。
例えば「家の片付け」や「銀行や役所への付き添い」、更には「犬のお散歩」まで。
だから「えんじょるの」を使えば、将来的には高齢者の生活の困り事の殆どを助け合いだけで解決することも可能になるのです。もちろん、かかるコストはゼロ。
ところで日本の年間の社会保障費いくらか知ってますか?
120兆円です・・・国民一人当たり年間100万円超の負担ですよ。
もう、とんでもないレベル。これを私達は、子供の世代に借金させようとしているのです。まるで、子供の人生を犠牲にしてのうのうと生きるロクデナシの親みたいで心苦しく感じるのは私だけでしょうか?
だから私たち大人は、これ以上なるべくお金をかけずにこの超高齢化社会を乗り切らねばならないのです。
カッコなんかつけてる場合じゃありません。皆で肩を寄せ合って、手を貸しあって、あるものを分け合って。そう、「助け合いの輪」を広めていかなくてはならないのです。
そこで助け合いを広げる為に考えた仕組みが「えんじょるの」。
現在、ボランティア活動に関心がある人は世の中に大勢いますが、様々な制約により実際に行動に移せる人はごくわずかです。
だから必要なのは、人々の小さな善意を集めて生かせる仕組み。つまり手空き時間で気軽にボランティア活動に参加できる仕組みです。
「えんじょるの」はそんなコンセプトで作ったシステム。ごく普通の人がボランティア活動に参加できる手軽さが売りです。
「小さな善意を集めて、大きな社会問題を解決しよう!広がれ助け合いの輪。」
えんじょるの通信10号完成
約3ヶ月ぶりの発行でーす!
「えんじょるの通信 10号」
今回の内容は、
1 副大臣にえんじょるのを提案
2 ステキなボランティア紹介
3 テレビCM完成
4 「出逢い」コンサート・デビュー
↓↓↓こちらのリンクから
https://enjorno.com/image/magazine.pdf
電話着信の思い出
昔我が家にあった固定電話は、自分の家の電話から自分の家の番号にかけると、電話がかかりました。
つまり自宅の電話をオンフックにして自宅の電話番号を押すと、同じ電話機に着信音が鳴るのです。
回線が2つあったからなのでしょうか?
もう35年も前、私が小学生の頃でしたので理由はわかりませんが、当時の私は学校から帰ってきたら毎日こうやって自分の家に電話をかけていたことを思い出しました。
目的は若年性アルツハイマー病の母親に電話の受話器を取らせるためでした。
当時、母は40代後半。すでに若年性アルツハイマー病はかなり進行していて、私が「お母さん」と話しかけても、母は一瞬私の顔を見たかと思うと、すぐに何もない空間に視線をずらして、そこに向かって意味不明の言葉をしゃべりだすような状態でした。
だから私は毎日学校から帰ると、何とか母親を正気にさせようとして、大声を出して驚かせたり歌を歌ったりと色々なことを試していました。でも全く効果はありませんでした。
そんなある時、いつものように私が母と二人でいると、家に電話がかかって来ました。
すると母がサッと反応して「もしもし、」と言いながら受話器を取ったのです。私はその受話器を取った母の姿を見た時に、一瞬「正気な母親」に戻った様に見えたのでした。子供心にその時の嬉しと言ったらありません。
「お母さんが元に戻った!」
そう感じた私は、それからはとにかく母を電話に出させたい一心で、暇さえあれば自宅の電話番号に電話をかけて、母に「もしもし、」と電話に出させてはその姿を見るようになったのです。母にしてみたら、電話に出ても相手がいるわけでもなく無言電話のようなものなので、余計に混乱していましたが・・・
そしてそれは、学校から帰ったら行う私の日課になりました。母が「もしもし、」という瞬間だけが、私にとっては昔の母親と会える大切な時間だったからです。
だから今でも私は、電話のトゥルルー、トゥルルーという着信音を聞くと、母の「もしもし、」という声が心の中に甦ってきます。
あれから35年が経ち、当時の母と同じ年になった私は、今ケアマネジャーをしています。この仕事に就いた理由は、「昔の母と自分を救ってあげたい」からなのかも知れません。
でも、ケアマネジャーになったことで、私は買い物弱者問題に出会いました。そう考えると、「えんじょるの」は母のおかげで出来たのだと思います。
電話着信だけで使えるITシステム「えんじょるの」、そんな電話着信にまつわる悲しくて切ない思い出でした。
ステキな援助者さん
先日えんじょるので買い物ボランティアをしてくださった女性に、私からお礼のメールを差し上げた事がご縁で、本日その方と会ってご挨拶をする事になりました。
考えてみれば、えんじょるのって運営者の私が登録ボランティアさんの事を知らないのが普通なんですよね。不思議なボランティア団体だなぁと思いますが、これも新しい時代のボランティアのスタイルなのかもしれません。
お会いしたKさんは、看護師一年目の笑顔溢れるステキな女性。ご出身は東北だそうですが、全国的にも先進的な佐久市の地域医療に憧れて、今年の春にお一人で引越して来られたそうです。
お話の中で、Kさんがボランティアなどで度々訪れていた石巻市は、地域の中でお互いを思いやって助け合う関係性ができていると伺いました。
「みんなお互いに声を掛け合ってサッと手を差し伸べてくれる人が多い印象でした。素敵な方々との出会いもあって、何度でも足を運びたいと思える場所になりました。」
と朗かに仰っていました。
Kさんはそんな石巻市みたいな地域作りをしたくて、仕事の休みの時にできるボランティアを探していたときに「えんじょるの」と出会ったそうです。
私は、見知らぬ地に来たばかりの若いKさんが、「この地域を良くしたい」と心から仰る姿に感動してしまいました。
下手したら私の子供でもおかしくない年齢のKさん。でも彼女の「社会を良くするために行動したい」という純粋な想いは、これからの日本にとって貴重な宝であり希望の光です。
今後、若いKさんの様な方々が活躍できる社会になる為にも、おっさんの私が諦めてはならないと心に誓ったのでした。
えんじょるの、きっと世の中に役立つ物になる!
アメフトのゲームに例えるなら、今は仲間のインターセプトで巡ってきた最大のチャンス。第4クオーター残り8分、3点ビハインドで自陣20ヤードからの攻撃。ロングドライブで逆転タッチダウンを取れるか!
全力で闘ってみます。
素敵なKさんと出会えた、のどかな秋の日の出来事でした。
Kさん、今回は嬉しくて私ばかり話をしてしまいごめんなさいね。地域ではKさんの様な看護師が必要だと思います。応援してます!
2人の副大臣!
ついに来ましたビックチャレンジ。
宇都隆史外務副大臣と三原じゅん子厚生労働副大臣への「えんじょるの」プレゼンの大一番!
同じ大学出身の宇都外務副大臣に友人を通じて連絡をとったところ、宇都副大臣がうおづビジネスプランコンテストの私のプレゼンの動画をyoutubeで見てくださり、「直接話をしに来ませんか」と声をかけて頂いたことで実現した今回のプレゼン。
思えば「えんじょるの」を広めたいと思い、この一年間各所にアプローチしてきましたが、なかなか具体的な話も進まず今月の初めまでは半ば諦めかけていました。しかも自分の中で決めていたタイムリミットはあと半年。
「このままもうダメかな・・・」
なんて思っていた矢先に起きた奇跡。いきなり日本の行政のトップに訴えられるチャンス到来!
10月22日、快晴の永田町。国会議事堂の正面にある参議院議員会館に12:00集合。着いたのは11:00。仕方なくバス停のベンチに腰掛けて精神統一。
「この緊張感、アメフトの試合前と同じ。やる事は全てやってきた。三時間後には勝負はついてる。その時後悔しないように全力出すだけ。いざ勝負!」
側から見たら、間違いなく、バス停でぶつぶつ呟いてる危ない人(^^)
そんな調子で気合い入れて、約束の時間10分前に参議院会館に突入したのでした!
目の前は国会議事堂
議員会館入口
その日の流れは、まず宇都外務副大臣と合流したら地下の食堂で昼食を済ませて、その後、宇都副大臣にプレゼン。そして宇都副大臣の案内で厚生労働省に移動し、三原副大臣にプレゼン。その後急遽、園田厚生労働委員長にもプレゼンを設定して頂き、占めて3時間のスケジュール。
今回は全て宇都副大臣に案内をして頂いたのですが、いや~副大臣ってとにかく分刻み、いや秒刻み。話しをして時間が来たら、さっと引き揚げて次の予定へ。移動の間にも電話で別の約束をバンバン入れていきます。常に即断即決で物事が進んでいく感じです。玄関を出たら、車がさっと現れて、何も言わずに乗り込むとすぐに目的地まで走り出すのには驚きました。本当にとんでもないペースで仕事されています・・・副大臣って。
そんな様子に唖然としながらも、目的のプレゼンは頑張って喋りまくってきましたよ。やもすると、三原副大臣の視線にドキドキして何度も言葉を失いそうになりましたが(笑)私なりに全力を出し切れたと思います。
その結果、お二人の副大臣からは
「えんじょるのはまさに今の日本に必要な共助。それをこの様にシステム化するとやりやすくなりますね。」
「日本にボランティアが根付くかも知れない。」
と「えんじょるの」に対して大きな期待を込めた言葉を頂いたのでした。
どうかこれを機に弾みがつきますように~。
ちなみにお二人の副大臣に行ったプレゼンの内容をご覧になりたい方は、mail@enjorno.comまで連絡を下さればリンクをお伝えしますのでご遠慮なくどうぞ。
えんじょるのホームページ
議員食堂の記章カレー(激ウマ♡)
テレビCM完成!
全世界のえんじょるのファンの皆様、大変お待たせしました。
先日からご案内しておりました、えんじょるののテレビCMがついに完成いたしました。👏👏👏👏👏
制作は日本一愛のある広告代理店、北陸博報堂〜👏👏👏👏👏
そしてアニメを描いたのは、超個性派イラストレーター、きのしたゆかさん👏👏👏👏👏👏
テレビCMと言っても、当面は金欠の為地上波には載せませんが、長野県佐久市、小諸市ケーブルテレビと佐久市、小諸市、御代田町、軽井沢町、上田市のフェイスブックでオンラインCMが始まりました!👏👏👏👏
30秒CMは料金が高いので、15秒CMです〜。👏👏👏👏👏
CMの中で歌を歌ってるのは私です〜。👏👏👏・・・!?
ウソです〜(^^)👏👏👏👏👏
コチラですよ〜!
フツーの人募集中
「えんじょるの」の話をすると、時々こんなことを言われます。
「助け合いなんてきれいごと」
「皆自分のことで精一杯」
よくわかります。
何故なら私も同じように感じているから。
本当は私も、人助けできる心の余裕なんて殆どなくて、いつも自分のことばかり考えている自己中な人間です。
でも、もしもある時誰かに
「困っているので助けてください」
とお願いされたとして、
そしてその時少しだけ自分の心に余裕があったとしたら、
10回に1回くらいならば「助けてあげようかな」と思うかもしれません。
いや、20回に1回くらいかも…
ホントにそんな程度なのです。
それでも、もし私みたいな人が100人いたとすれば、困っている人はきっと誰かに助けてもらえるでしょう。
それで良いと思います。結果オーライです。
善意の塊のような人はなかなかいないけど、心のどこかに小さな善意を持っている人であれば大勢います。
ならばその小さな善意をを集めればよい。
「えんじょるの」はそんなシステムです。
買い物ボランティアに登録しても、やらなくて当たり前。「手伝ってあげよう」と思った時だけやればいいのです。
気楽に。気楽に。
そんなフツーの援助者さん募集中です!
起こせ!ムーブメント
かつて日本が貧しかった時代、私たちの先祖は、分け合い、助け合いながら生き延びてきました。
そしてこれからの時代も、もうお金で問題を解決できる時代ではありません。
「買い物弱者問題」も結局はお金の問題です。何故なら世の中で行われている買い物弱者対策事業はコストがかかり過ぎて、本人も、食品スーパーも、行政も、誰もがそのコストを負担できないことが問題だからです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
お金がないのであれば、昔の日本のようにあるものを分け合うしかありません。
「えんじょるの」も「人々の買い物に行ける力」を分け合う事でコストを削減しました。さらに、IT技術のマッチング機能を使うことによって電話オペレーターの人件費もなくし、トータルの配送コストをゼロにしています。
「昔ながらの助け合い」+「IT技術」で実現した、配送コスト・ゼロシステム「えんじょるの」
さあ、このシステムを採用してくれる社会福祉協議会が現れるかどうか!
タイムリミットは来年の3月です。
ボンジョルノ(こんにちは)と挨拶して、エンジョイしながら援助し合う、そんな社会を実現したい!
私たち一人ひとりがその気になれば、きっと実現できるはず。
さあ、ムーブメントを起こしましょう!
【ムーブメント】
コンサルティングを受けました
先日、地元の商工会で、「えんじょるの」の今後の方向性について専門家からコンサルティングを受けてきました。
相談に乗って下さった方は、中小企業診断士として独立開業している経験豊富でイケメンなA氏。
挨拶を済ませ、すぐに話は「えんじょるの」の話題に。
A氏も事前にホームページで「えんじょるの」がどのようなサービスか下調べをして下さっていました。この辺りの準備はさすがプロ!
だから話が早い!
・・・と思いきや、いざコンサルティングか始まったら、どうも話がかみ合わないのです。
A氏は、
「富裕層をターゲットにしたらどうか」
とか、
「買い物代行で関わった顧客に電化製品を売ってはどうか」
など、売り上げを増やすためのアドバイスをしてくるのです。
そこで私はハッと気がつきました。
ははーん、やっぱりそうか・・・
A氏も「えんじょるの」のことを誤解してるな・・・
A氏も今まで出会ってきた殆どの方たちと同様に「えんじょるの」の事を「買い物代行サービス」だと思っていた様でした。
ここでブログをお読みの皆様にも、誤解がないように改めてお伝えいたしますが、
「えんじょるの」は買い物代行サービスではありません。
「えんじょるの」は買い物代行の仕組みを提供するサービスなのです。
わかります?
ここ、とても大事ですよ~。
「えんじょるの」は仕組みを提供するんです。
誰に?
地域の買い物弱者問題を解決して地域のつながりを復活させたいと思っている団体に。
どうやって?
「買い物に困っている人」と「地域のボランティア」を電話着信だけでマッチングさせることができるウェブシステムを貸し出して。
いくらで?
サーバ使用実費代の月5500円だけで。(システム使用料、特許実施権は無料)
という訳で、私はA氏に再度「えんじょるの」という事業について説明しなおしたのでした。
説明しなおした後は、さすがA氏。すべてすぐに理解してくださり、最後は
「アナタのやり方は間違ってない!そしてやってることもすばらしい!」
とおほめの言葉を頂いたのでした〜(^-^)
ヤッホー!
物事を終わらせる技術
今日は、ケアマネジャーの仕事について少しご紹介します。
皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
高齢者の家に訪問して、お茶をすすりながら相談に乗っているイメージ?
介護する家族から悩み相談を受けているイメージ?
どちらも正しいのですが、今日はケアマネジャーに必須の能力である「膨大な量の情報を処理する技術」の話をしますね。
通常ケアマネジャーは一人約35件の高齢者を担当します。実際に私も、今現在は40名近くを担当しているのですが、40名の高齢者を担当しているという事は、その方を自宅で介護しているその方のご家族や、ご兄弟、ご親戚、ご友人、そして普段関わっている介護サービスの担当者など、膨大な数の関係者がいることになります。
そして担当のケアマネジャーは、それらの方々からの相談を一人で受けることになるのです。
例えば、認知症の方から財布を盗まれたがどうしたら良いかという相談、親の介護でへとへとになっている娘様からの相談、ヘルパーさんからそろそろゴミ袋がなくなりそうだという相談、訪問看護師さんから床ずれが悪化しているようだとの相談、その他、サービスのキャンセル、追加、変更、苦情など、多岐にわたる情報が同時に降り注いで来ます。場合によっては日中ずっと受話器を耳に当てっぱなしなんて日も。
そこで大切になってくるのが、これらの情報を、選別し、優先順位をつけて、期日までに漏れがないように処理していく技術です。
実は私自身も15年間ケアマネジャーをしていますが、ようやく最近になって、これらの同時に降りかかる情報を処理するテクニックが身についてきたところで、今まではこれらの情報に振り回されっぱなしでした。少なくとも私の様に、同時に二つの事を処理できない人間は、常に頭の中がパンク状態で、何か忘れているような不安な状態が抜けず、いつもストレスを抱えた状態だったのです。
そんな中、つい最近私は出会ってしまったのです!
この情報処理のテクニックが理論立てて解説されているサイトを。
それがこちら。
このGTD、「getting things done」(物事を終わらせる)という技術なんですが、ケアマネの仕事にはドストライクで役に立つのです。このGTDを身につけると、仕事が溜まるストレスから解放され、時間の使い方が効率的になること請け合いです!
私の場合は、今まで自分で確立してきた情報処理のノウハウを、このGTDの本を読むことでブラッシュアップすることが出来ました。
全国のケアマネジャーさん、ケアマネ研修会では決して教わらない情報処理のテクニック「GTD」。お勧めですよ~!(^^)!
コスパで勝負!!
未だかつて日本中の誰もが解決できない買い物弱者問題。
全国の自治体はそれぞれ独自の買い物弱者対策事業を行っていますが、今日は私が3ヶ月かけて調べた、この対策事業に関する面白い統計をご覧に入れましょう。
まず、世の中にある買い物弱者対策事業を、その実施方法によって3つのカテゴリーに分類します。その分類は以下の3つ。
①【人を移動させる支援】
一つ目は、住民を乗り物で店に連れていく支援です。これは買い物専用バスを整備したりタクシーチケットなどを配ったりする事業が該当します。
②【店を移動させる支援】
二つ目は、店を住民の近くに持ってくる支援。これはトラックに商品を乗せて地域を回る移動販売や、地域にミニスーパーを新たにつくる事業です。
③【宅配による支援】
そして三つ目は、商品を住民の家まで配達する支援です。電話注文で商品を配達したり、買い物代行をして家に届けたりする事業です。
さあ、ここで質問です。この中で全国の自治体が一番予算を投入しているのは、①②③の中でどれだと思いますか?
正解は
①人を移動させる支援
なんと、全国のすべての自治体の予算の81%を占めています。
ちなみに他は、たったのこれだけ。
②店を移動させる支援・・・ 2%
③宅配による支援 ・・・ 6%
その他 ・・・11%
確かに乗り合いバスを整備したり、住民にタクシーチケットを配ったりなんていう事業は、自治体が税金を投入してはじめてできる大技ですよね。民間にはとてもできません。何故なら民間がこんなことやったら大赤字であっという間に倒産しちゃいますから。
一例をあげると、私の近くのA自治体も、高齢者が一回200円で乗れるデマンドタクシー事業をやっています。これがすごく評判が良いのです。なにしろ200円払えば、タクシーが家まで迎えに来てくれてスーパーまで連れて行ってくれるのですから。
でも当然ながら大赤字。収支の内訳をみると、年間経費が4000万円で収入は600万円しかありません。従って3400万円を税金で賄ってるのです。これは一人が買い物する度に、2400円の交通費を税金で支払っていることになります。
この様に、全国の自治体が81%のお金を注いで躍起になって取り組んでいる①【人を移動させる】という解決策は、実はコスパが超~悪いのです!
そこで日本全国の自治体さんに、ビッグニュース!
買い物弱者対策事業なら、「えんじょるの」のコスパは最高なんです!
どうですかこのアホみたいな安さ!3桁違いますよ3桁!
驚くなかれ! 年間6万6千円で、自治体の住民の誰もが使える食糧確保施策が整備できちゃうんです。しかも超手軽に!「俺のスマホ代より安いじゃねーか!」と思ったアナタ、その通りですよ~!
さぁさぁみなさん、寄ってらっしゃい見てらっしゃい~!(^^)!ホームページはこちらです。
(※注 6万6千円はサーバー使用実費代。システム使用料及び特許実施権は無料)
たらい回しで目が回る
先日実際にあった、笑えない話。
私がケアマネジャーとしてあるご家庭に訪問した時の事。そのご家庭は娘様が1人で親御様の介護をなさっています。親御様は要介護状態で、1人では暮らせません。そんな中、娘様からこんな質問が出ました。
娘様「もし私がコロナに感染して入院してしまうことになったら、親はどうしたらいいでしょうか?」
もし娘様が陽性であったとしたら少なくとも親御様は濃厚接触者となります。そのため潜伏期間の2週間が過ぎるまでは、十分な感染対策をして介護しなければなりません。
でも一体誰が介護するの…?
ハッと気づいた私は、考え込んでしまいました。・・・やってくれる人いるのかな?
そこで私は普段関わっている、訪問介護事業者に片っ端から対応可能かどうか聞いてみました。
結果…全部無理
その後、介護施設か病院で預かってもらえれば良いと考え、あちこちの短期入所施設と病院に聞きました。
結果…全部無理
そこで県のコロナ対策窓口に電話。
私「濃厚接触者の要介護者を2週間だけ避難保護させてくれるベッドを県では確保していませんか?」
答え…「確保していません。」
私「じゃあどうしたらいいでしょうか?」
答え…「地元の保健所に相談してください。」
そして私は地元の保健所に電話をしました。
私「受け入れてくれる施設はありませんか?」
答え…「ありません」
私「ではこの場合どうしたら良いのでしょうか?」
答え…「担当のケアマネジャーに対応できるサービスを探してもらってください。」
私「・・・えーっと、私がケアマネです・・・」
と言う訳で、こうなったら自力で探すしかないと思い、地元の民宿やペンションに手当たり次第に相談。
私「万が一の時そちらの施設で預かっていただけないでしょうか?」
答え…「保健所からの指導で、部屋に風呂とトイレがついていないとダメと言われているからうちでは受け入れできません。」
と言う事は、風呂とトイレ付きであれば保健所から宿泊可能とお墨付きを貰っている施設が地元にもあるかもしれないと思い、地元の役場に相談。
私「この地域で保健所から緊急事態に宿泊可能な施設として認められている施設を教えてください。」
答え…「把握していないので、保健所と相談してみます。」
私「・・・また保健所に逆戻り・・・」
と言うわけで、結局どこの行政機関にも解決策を示してもらえず、私と娘様は智恵を絞ってひたすら考え続けたのでした。
結局2人で考え抜いた唯一の解決策は・・・ナント
「本人も具合悪くなって入院するしかない!」
・・・何ともお粗末な結論でございました。
しかし、たらい回しって、毎回最初から説明する方はヘトヘトになりますね。
人間の気力と時間を奪う縦割り行政の”たらい回し攻撃”!!恐るべし
ネットスーパーで買い物をして配送料を600円払う位なら、買い物ボランティアさんに500円払ったほうがいいに決まってるでしょ!って話
皆さん知っていましたか?
ネットスーパーで食料品を買うと、購入者は1回平均600円の配送コストを支払ってるって。
受注、ピッキング、箱詰め、配達など、すごい手間と人手がかかってますからね。たまに配送料0円なんてありますが、そういうのは商品の料金に上乗せされてるだけ。だから支払っていることには変わりありません。
ネットスーパーというのは、結局は「あなたの買い物を引き受けます」というサービス。ウエブサイト経由で受注する事により、電話オペレーターを置かずに大量受注できるようにしていますが、受注した後は、いたってアナログ。お店のスタッフが受注した商品リストを見ながら、お店の陳列棚から商品を取ってきて(ピッキング)、箱詰めして、配送トラックに積み込み、配送係のスタッフが各家庭に運ぶのです。
そう考えると、皆さんが普段している「買い物」って、ネットスーパーのスタッフの仕事と同じなんですよ。そしてそれはお金に換算すると600円分の価値があるってことなのです。
では、ここで質問です。
もしあなたが買い物に行けなくて困っている時、近所のボランティアに電話で買い物を頼んで、品物を家に届けてくれたら品物の代金と600円を支払うというような仕組みがあったら、ネットスーパーより便利だと思いませんか?
便利ですよね~。だって手軽ですもん。
いつものスーパーだからどんな商品か分かってるし、電話で注文すればいいし、買ったらすぐ届けてくれるし、お金も立て替えておいてくれるし。
それに、どうせ600円払うなら、業者に払うより、自分の為に買って来てくれた近所の方にお礼として払ったほうが気持ちがいいし、その後も仲良くなれますからね。
この仕組みが「えんじょるの」なのです。
「えんじょるの」の場合ボランティアなので、お礼は600円より安い500円としていますが、コンセプトはこの通り。
巨大企業が莫大な資金を費やして構築したネットスーパーとは違い、「えんじょるの」は、個人の私がなけなしの資金だけで作った、「買い物に困っている人」と「ついでに買い物をしてきてくれる地域のボランティア」をマッチングするだけのシンプルなシステム。
それでもネットスーパーにはないメリットが満載です!特許も取ってるんですから。
地域づくりに興味がある皆さ~ん。皆さんの地域でも使ってみませんか~?日本中どこでも使えますよ~!(^^)!
しかもタダですよ~